長門裕之さんの悲報に「池中玄太は大声で泣いている」と西田 奇跡の地球帰還を描いた映画「はやぶさ」製作報告

2011年5月23日 / 17:43

 映画「はやぶさ」製作会見に登場した(左から)堤幸彦監督、竹内結子、西田敏行 (c)KYODONEWS

 女優の竹内結子や俳優の西田敏行らが23日、神奈川のJAXAで行われた、映画「はやぶさ」製作会見に登場した。同映画は、7年間に及ぶ60億キロの旅から昨年奇跡の帰還を果たした、小惑星探査機「はやぶさ」を事実に基づき映画化したもの。

 竹内は「この作品を見れば、宇宙を身近に感じることができる」と話した。東日本大震災に触れた西田は「“はやぶさ”が地球に帰還し、日本人は胸を打たれた。今、日本人としての誇りを失いかけている中、私は“はやぶさ”の素晴らしい科学技術に賛辞を掲げたい」と感慨深そうに語った。

 また、21日に亡くなった故・長門裕之さんについて聞かれると「(長門氏の弟の)津川雅彦さんから『兄貴が逝った』とメールをいただいた。津川さんの悲しみ、寂しさを感じた」と明かし、ドラマ「池中玄太80キロ」で共演したことから「今頃、玄太は大声で泣いている」と悲痛な表情を見せた。

 映画「はやぶさ」は、10月1日から全国ロードショー。


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