エンターテインメント・ウェブマガジン
舞台「放浪記」で2千回以上主演し、テレビドラマや司会などで幅広く活躍、文化勲章や国民栄誉賞を受けた俳優の森光子(もり・みつこ、本名村上美津=むらかみ・みつ)さんが10日午後6時37分、肺炎による心不全のため東京都内の病院で死去した。92歳。京都市出身。葬儀は近親者のみで済ませた。後日、本葬を行う。喪主はおい柳田敏朗(やなぎだ・としろう)氏。
柳田さんは14日、「長きにわたり、森光子を愛してくださったファンの皆さま、支えてくださった方々に、心からの御礼と感謝を申し上げます」とするコメントを発表した。
柳田さんによると、森さんはこれまでにも栄養管理のために短期入院することがあり、今回も大事を取って9月から入院。最期は静かに眠るように息を引き取ったという。
また、テレビや映画、演劇と、数多くの作品に出演し、ライフワークだった「放浪記」にも出合ったその生涯を振り返り、「大変幸せな人生だったと思います」。
14日に行われた家族による密葬は、生前からの本人の希望だったという。柳田さんは「これまでは仕事柄、ゆっくりと時間がつくれなかったので、家族とともに最期の時を過ごせたことはありがたかった」としている。
森さんは、いとこの名優嵐寛寿郎のプロダクションに入り、戦前、多くの映画に娘役として出演したほか、歌手としても活動した。
戦後、進駐軍のキャンプで歌ったが、結核を患い、療養生活を送った。その後、大阪で喜劇俳優として活動していたところを、劇作家で東宝の重役も務めた菊田一夫氏に見いだされ上京。1961年、芸術座で初演された菊田氏作・演出の「放浪記」で、主人公の作家林芙美子役に抜てきされた。
貧しさの中でたくましく生きる芙美子役は最大の当たり役となり、でんぐり返しが話題に。2009年5月に健康への配慮から公演を中止するまで、計2017回を数えた。代役を立てずに主演し続けた舞台としては、山本安英さんの「夕鶴」(1037回)を抜いて、記録を更新中だった。
テレビでは「3時のあなた」の司会や、ドラマ「時間ですよ」のおかみさん役で人気を集め、NHK紅白歌合戦の司会も3回務めた。アイドルらとの幅広い交友や面倒見の良さから、芸能界の「お母さん」と慕われた。
舞台の代表作としてほかに「おもろい女」「雪まろげ」など。05年に文化勲章、09年に国民栄誉賞が贈られた。
ドラマ2025年11月29日
timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第9話が、28日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む
ドラマ2025年11月29日
「コーチ」(テレビ東京系)の第7話が、28日に放送された。 本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても … 続きを読む
映画2025年11月28日
映画『どうしようもない10⼈』が、2026年2⽉21⽇(⼟)から都内・新宿Kʼs cinemaで公開されることが決定した。 本作の舞台は、⽇本が3つに分断され、荒廃した未来世界=ワイルドタウン。⾷うに困る時代に、1⽇1粒で満腹になる“マ … 続きを読む
ドラマ2025年11月27日
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。 脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む
ドラマ2025年11月26日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む