山本耕史が片腕の剣豪を熱演 「教科書のような生き方をした人物」

2012年7月13日 / 15:56

 BS時代劇「薄桜記」の初回完成試写会に登場した(左から)高橋和也、柴本幸、山本耕史、長塚京三、ジェームス三木氏 (c)KYODONEWS

 BS時代劇「薄桜記」の初回完成試写会が6月29日、東京都内で行われ、出演の山本耕史、柴本幸、高橋和也、長塚京三、脚本家のジェームス三木氏が登場した。

 本作は、片腕を失った悲運の剣豪・丹下典膳が、運命に翻弄(ほんろう)されながらも、妻への愛を貫き、武士にとって“義”とは何かを探し求める姿を描く。典膳はやがて吉良上野介の用心棒となり、赤穂浪士たちと向き合う立場となることから“裏忠臣蔵”ともいえる作品。

 プロデューサーから「今、一番殺陣がうまい俳優」と賞賛された山本は、「片腕の役なので、カメラの位置に合わせて、(無いほうの)左腕の位置を変えるのが大変。殺陣をしている右腕よりも実は左腕の方が動いていました」と撮影での苦労を明かした。

 また、演じた典膳という人物については、「教科書のような生き方をした人物なのでは」と分析し、「演じている山本耕史が勉強させてもらっています」と感慨深げに語った。

 ドラマは7月13日からBSプレミアムで毎週金曜日午後8時から放送。


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