市川亀治郎が猿之助を襲名 香川照之親子は初舞台

2012年6月5日 / 15:09

 東京・新橋演舞場の「六月大歌舞伎」が5日、初日を迎え、市川亀治郎が四代目市川猿之助を襲名した。俳優の香川照之が九代目市川中車を、香川の長男政明君が五代目市川団子をそれぞれ襲名し、親子そろって歌舞伎の初舞台を踏んだ。

 病気療養のため舞台から遠ざかっていた香川の父、三代目猿之助も二代目市川猿翁を襲名して「口上」に登場、約8年ぶりとなる舞台に立った。

 香川は昼の部の最初の演目「小栗栖の長兵衛」で主役の長兵衛を演じ、歌舞伎俳優としてデビュー。幕切れには客席から「中車!」「沢瀉屋!」と声が掛かり、大きな拍手が送られた。口上では、襲名の4人が顔をそろえた。

 新猿之助は「歌舞伎のために命を捨てる覚悟です」。香川は「生涯かけて精進し、九代目中車を名乗る責任を果たしたい」ときっぱり宣言。また政明君が「猿翁のおじいさまよりずっと立派な俳優になることが私の夢です」と話すと、客席から笑いと拍手が起きた。

 新猿之助は昼の部では「義経千本桜 川連法眼館」で先代のおはこ、宙乗りを披露するほか、夜の部ではスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」に主演する。

 東京での襲名披露は7月下旬までで、その後、大阪、名古屋、福岡で公演し、来年12月の京都・南座まで続く。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「ガッツリSFに突入してびっくりした」

ドラマ2025年11月26日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top