幸子プロ元社長が文書で反論 「人間性まで疑われた」と憤る

2012年4月9日 / 16:54

 歌手小林幸子の事務所幸子プロモーションをめぐる騒動について、渦中の関根良江元社長が9日、文書で反論した。

 それによると、4月7日付で、小林の代理人から配布された説明文は、解任に至る経緯についての事実に誤りがあるとし「昨年の秋から突然、経営者として批判を受けるようになり、今年の2月に退任を勧告されたのです」と、一方的だったことを明かした。

 その上で「33年間、小林さんと苦楽を共にし、頑張ってきた事を思い起こすと、解任されるのは耐え難く、また、今後の小林さんにとっても私にとっても解任という事態は避けるべきであり、話し合い、納得した上で辞任し、円滑に経営を引き継ごうと考えました」(原文抜粋)とある。

 だが、感情的にならないようにと、小林側が代理人を立てたので、関根さん側も弁護士を立てたという。

 その中で、関根さんの辞任を条件に慰労金を支払うとの提案があったが、その支払い方法にも条件が付けられた。それは、33年間パートナー関係だった関根さんの、人間性までも疑う内容だったそうだ。

 関根さんは「自分の潔白を主張するためには、解任もやむを得ない覚悟」で今回の反論に至ったという。


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