役所広司「日刊スポーツ映画大賞」で助演男優賞 「みんなに支えられてここまできました」

2017年12月29日 / 14:05

 (左から)妻夫木聡、役所広司、満島真之介

 「第30回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」授賞式が28日、東京都内で行われ、助演男優賞を受賞した役所広司、助演女優賞を受賞した尾野真千子をはじめ、各賞に輝いた蒼井優、菅田将暉、浜辺美波ほかが登壇した。

 映画『関ヶ原』と『三度目の殺人』で助演男優賞に輝いた役所は「作品に出られたことだけでも十分幸せなのに、おまけにこんな素晴らしい賞を頂き本当にありがとうございます」と喜びのスピーチを。

 「映画の中の俳優の力というのは、ほんの一部。俳優の下手な芝居を、監督、スタッフ、共演者の皆さんが支えて、上手に見せてくれるものだと思っています。僕はみんなに支えられてここまできました。感謝しています」としみじみ語った。

 高視聴率を記録したTBS系ドラマ「陸王」では主演した役所。「助演ならではの楽しさもある?」と聞かれると、「やっているときは一緒です。シーンごと、一生懸命やるだけです」とスタンスは変わらないと説明した。

 また『関ヶ原』では、これまでのイメージとはやや異なる徳川家康像を体現したが、「エネルギッシュでしたね。岡田(准一)くん演じる(石田)三成との対比で、ちょっと脂ぎったギトっとした嫌らしさを出せたらなと思いながらやっていました」と笑顔で振り返った。

 前年、同賞を受賞した妻夫木聡も盾のプレゼンターとして登壇した。「僕にとって役所さんは、俳優界の父のような存在。こうやって一緒の壇上に立っているだけでも誇らしいです。役所さんはいつまでたっても越えられない山です」と語った。

 『三度目の殺人』で共演した満島真之介は、花束プレゼンターとして登壇すると、「自分の父親とそんなに年齢が変わらない。こんなお父さんがいたら良かったなと常に思いながら共演させてもらいました」とちゃめっ気たっぷりに祝福した。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」最終回 連続不審死事件の犯人が明らかに 「週刊誌の印象が変わった」「『週刊千石』の面々に会えないのは寂しい」

ドラマ2025年12月24日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」最終話で“衝撃の事実”が判明 「タイトルをくつがえす展開」「沙織が最後まで強くてMVP」

ドラマ2025年12月24日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「樹(草なぎ剛)の優しさが全部包んでいった」「陸くんのその後が気になった」

ドラマ2025年12月23日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む

天海祐希が「劇場版キントリ」出演の2人に生取り調べ! 佐々木蔵之介「天海さんはいつも頼もしい」石丸幹二「撮影が終わったとき、発熱」『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベント

映画2025年12月23日

 12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

Willfriends

page top