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RIP SLYME主催イベント「真夏のWOW」で個性派アーティストが豪華共演

7月21日(月)、新木場STUDIO COASTでRIP SLYME主催イベント「真夏のWOW」が開催された。

梅雨明け宣言がなされる中、一足先に夏を楽しもうと集まった観客たちの熱気に包まれるCOAST。なかなか一堂に会すことがない組み合わせで行なわれる本イベントは、会場外に設けられたグッズ売り場にも長蛇の列ができていた。トップバッターを飾ったのはTEAM G-SHOCK。ダンス、マイクパフォーマンス、BMX(バイクパフォーマンス)が開演と同時に立て続けに放たれ、観客たちを盛り上げる。

2番手に登場したのはAPOTHEKE。「APOTHEKEの音楽は非常に中毒性が高いです。是非音楽と共にダンスしてください!」のアナウンスで登場し、「Super Gays」で会場を一気にダンスフロアへと変貌させ、続く「Rose」ではそのセクシーな歌声をたっぷりと聴かせる。「RIP SLYMEさん、呼んでくれてありがとう。今日は楽しんでいって」と話すと、中毒性の高い「Macho Woman」を披露。サビの“マッチョ マッチョ”の繰り返しに合わせて、フロアもマッチョポーズのダンスが起こる。続く「Paradise」では、ダンサーに扮してRIP SLYMEのSUが登場。SUだとわかるやいなや、大歓声が会場を包んだ。その熱気のまま、突入した「King Warking」はSUが腰をくねらせるセクシーなダンスで客を煽りつつ、ラップ参加も。

続いて、3番手の登場となったのがOKAMOTO’S。「真夏のWOW! こっからガンガン盛り上がるけどいけるのか!?」と煽りながら登場し、「SEXY BODY」と「Let’s Go!Hurry Up!」を立て続けに披露すると、フロアは大盛り上がり。「たっぷり楽しんで、俺たちと踊ろうぜ」とヴォーカルのオカモト・ショウが話して、「Beek」をクールに決める。そして、「Beek」の曲中でDuft Punkの「Get Lucky」をカヴァーすると、ロックなフロアがダンスフロアに早変わり! 「Walk This Way」の途中では、RIP SLYMEの人気曲「楽園ベイベー」もカヴァー。最後は8月に出るコラボレーションアルバムからRIP SLYMEとのコラボ曲である「Wanna?」。オカモトショウが「ライヴで1回もやってないけどやってもいいかい?」と話すと、RIP SLYMEのメンバーが登場。OKAMOTO’SとRIP SLYMEの化学反応を一早く体感したオーディエンスは、ステージ終了後も興奮冷めやらぬ様子だった。

いよいよイベント中盤を迎え、4番手にスチャダラパーが登場! 「MORE FUN-KEN-WORD」「Under The Sun」を立て続けにドロップし、熟練のスキルと安定感で観客の注目を一気に集める。観客のことを「RIP SLYMEに育てられた、HIP HOP慣れしたお客様」とご満悦な様子。「RIPが若手だと思ってたら、今じゃ全然若手じゃないんだよね? それよりも若手じゃないスチャダラパーです」と会場の笑いを誘うシーンも。また、「LET IT FLOW AGAIN」を歌い終えると、映画『アナと雪の女王』の「Let it go」を口ずさんでみたり。「次の曲は20年経っても色褪せない曲です」との紹介から「今夜はブギー・バック」のイントロが流れると、観客は大盛り上がりで、手を左右に振りながら会場が一体となる。最後は夏らしく「サマージャム」をスペシャルヴァージョンで歌い上げ、アツいステージを締めくくった。

5番手はRHYMESTER。「RIP SLYMEとの関係性を知らない人?」との問いかけに思っていた以上の反応があると、「ヤバイ、結構いるぞ!!」と笑いつつ、先輩と後輩であることを明かし、RIP SLYMEメンバーとのプライベートな話へ。そんな公私ともに親交の深いRIP SLYMEのRYO-Zのリクエストで「POP LIFE」を普段歌わない3番まで披露すれば、「真夏のWOWということで、夏といえばこの曲で盛り上がりましょう!」と「フラッシュバック、夏。」を懐かしい90年代のスペシャルヴァージョンで。「これはRMYMESTERの曲だけど、出した時周りはみんな自分の曲だと思ったらしいんですよ」と語る「ONCE AGAIN」を、最後は観客1人1人に語りかけるように演奏した。

トリ前を飾るのは真心ブラザーズ。「突風」「高い空」を立て続けに演奏すると、それまでのダンスフロアが一変してロックな雰囲気に包まれた。ギターの桜井秀俊は「今日の音楽はどのグループのものも関係なく心に響きました。呼んでくれてありがとう。RIP SLYME最高!」と語る。そして、新曲「I’M SO GREAT!」をアッパーに奏でたあとは「RIPが夏のフェスに呼んだってことはあの曲やれってことだよね?」と名曲「ENDLESS SUMMER NUDE」。「時間が余ってるので、どか~んやります!!」と告げると歓声が上がり、”どかんと一発~”の大合唱となった。

そして、メインアクトのRIP SLYMEが登場! 今か今かと待ちわびるファンの前に登場したメンバーは大歓声で迎えられた。最新ヴァージョンの「楽園ベイベー」などで熱狂する中、RYO-Zが「せっかく拭いてもらった眼鏡がもう曇ってしまいましたよー! みなさん蒸れてますか?」と熱気に包まれたフロアをさらに煽る。先日40歳の誕生日を迎えたRYO-Z。フロアからはハッピーバースデーの温かい拍手が贈られた。「普段見ることが出来ないパフォーマンスを!」と真心ブラザーズからYO-KINGをゲストに迎えて「光る音」を披露。さらに、スチャダラパーを呼び込んでの「レッツゴー7~8匹」も4年ぶりにパフォーマンスしてみせる。「SLY」、新曲「いつまでも」で盛り上げつつ、ラストに「熱帯夜」のイントロが流れると、悲鳴にも似た歓声とともに、この日一番のコール&レスポンスが沸き起こった。アンコールでは、「Super Shooter」「HOTTER THAN JULY」「JOINT」を披露。「本当に楽しかったです!! また来年も会いましょう!!!!」とファンとの固い約束を交わし、「真夏のWOW」は幕を閉じた。

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