パール・ジャム、新作からの新曲をプレミア公開

　パール・ジャムが9月18日、SiriusXMラジオ局やiTunes、およびYouTube公式チャンネルにあげたミュージック・ビデオ（”Sirens” (Official Music Video) – Pearl Jam）にて、ニューアルバム『ライトニング・ボルト』からの2ndシングル「サイレンズ」をプレミア公開した。

　1stシングル「マインド・ユア・マナーズ」のハードなサウンドと異なり、ほろ苦いラブソングとなっている同曲。フロントマンのエディ・ヴェダーによるバリトン・ボイスと、マイク・マクレディの哀愁を帯びたギターに導かれ、やがてバンド・サウンドが膨らむと最後はヴェダーの“the fear goes away”という歌詞が繰り返され、エンディングを迎える。

　8月に公開された「マインド・ユア・マナーズ」と同じく、ダニー・クリンチ監督による「サイレンズ」のミュージック・ビデオでは、コントラストの強いライティングにて同曲を演奏するバンドの姿を映し出している。

　今回の『ライトニング・ボルト』をはじめ、パール・ジャムの複数作品に関わってきたプロデューサーのブレンダン・オブライエンは先日、ビルボードに対し、ヴェダーは“このレコードで魂を込めて歌っている”と話しており、特に「サイレンズ」については“彼らがこれまでに書いた中でベスト・ソングのひとつ”としていた。

　10月15日に全米リリースを控えたニューアルバム『ライトニング・ボルト』に先立ち、新曲「サイレンズ」を公開したパール・ジャム。来月からは、11日のピッツバーグを皮切りに北米アリーナ・ツアーを開始する予定だ。