YOSHIKI 初の米ソロライブでX JAPAN名曲披露 TOSHIとの思い出語る

　9月25日 約8年ぶりのソロ作品『YOSHIKI CLASSICAL』をリリースするYOSHIKI（X JAPAN）。アメリカ国内で初のソロパフォーマンスを敢行した。

　現地時間で8月26日、グラミー・ミュージアムにて【An Evening with Yoshiki】なるイベントを実施。事前に「アメリカ国内で初のソロ・パフォーマンスをこのような名誉ある会場でさせていただけることを光栄に思います」と語っていた彼は、グラミー副会長であるScott Goldmanによる紹介を経て登場すると、桜が映し出されたビジョンの前で、まず1998年にリリースしたX JAPANのシングル曲「THE LAST SONG」を披露する。

　続いて「この曲を人前で演奏するのは初めてです！」と言いつつも、力強く「Golden Globe Theme」をプレイ。MCでは「4歳からピアノをはじめて、10歳にはドラムセットを買ってもらいました。父は生前クラシックしか聞かない人だったんです。そんな父が亡くなったことの悲しみをぬぐってくれたのが音楽でした」と語り、さらに「初パフォーマンスは小学生のころ、ボーカリストとしてスタートしました！　でも同級生のTOSHIに歌わせたら一番上手で……」とX JAPANメンバーとの思い出話も。

　また、TwitterやFacebookで世界中のファンから演奏してほしい曲のリクエストを募り、「Forever Love」「I.V.」「Rosa」の3曲を即興でお届け。「Art of Live」では、その場で録音したキーボード演奏をループさせ、そこへ自らピアノを重ね、多重演奏を作り出すというパフォーマンスも披露。最後は「僕にとってとても大切な曲です」と、なんと「Endless Rain」をプレイしてみせた。