GLAY 地元で凱旋野外ライブ「函館で演奏できる幸せを噛み締めてやってます」

2013年7月29日 / 14:20

 7月27日と28日、2日間にわたりGLAYが地元 函館・緑の島野外特設ステージにて、スペシャルライブ【GLAY Special Live 2013 in HAKODATE GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.1】を開催した。

 灰色の雲に覆われた中、開かれた初日。空はどんよりしていたのものの、ライブは「グロリアス」から華々しくスタートし、本公演のテーマ曲である「Eternally」、新旧のアルバムの世界を凝縮したメドレーなど、たっぷりお届け。中にはHISASHIによるギターソロコーナー、結成当初に作った「CRAZY DANCE」のお披露目も組み込みながら、メンバーは「また新しい歴史を作ろうぜ」「最高に幸せです」とファンへのメッセージもたびたび口にした。

 初日の興奮も冷めやらぬ中、2日目は「HOWEVER」からしっとりとスタート。セットリストは前日から内容を変え、アルバムメドレーではメジャーデビュー作『SPEED POP』や最新作『JUSTICE』『GUILTY』からの楽曲がピックアップされた。また、天候に関しては中盤まではかろうじて霧雨程度に収まっていたものの、次第に雨脚が強まり、いつしか土砂降りに。しかし、TERUが「GLAY人生の中で初めてです」とびしょ濡れになりながら「サバイバル」を熱唱すれば、TAKUROも「逆境になればなるほど燃えるバンドGLAYです」と悪天候に関わらず、メンバーのボルテージは増すばかり。ファンも雨に濡れながら演奏を味わい、「ピーク果てしなく ソウル限りなく」では大合唱が湧き起こった。

 アンコールでは、TERUが「こうやって函館で演奏できる幸せを噛み締めてやってます」「こういう光景を観せられると2回目もやりたいよね」と早くも次回開催への意欲を語るなど、大雨にみまわれながらも大盛況をおさめた函館ライブ。フィナーレは約6分にわたり、花火が打ち上げられ、感動的な空気に包まれたまま幕が下ろされた。

◎セットリスト【GLAY Special Live 2013 in HAKODATE GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.1】
<初日>
2013.07.27(土) at 函館・緑の島野外特設ステージ
01.グロリアス
02.口唇
03.『pure soul』メドレー
(「YOU MAY DREAM」「ビリビリクラッシュメン」「FRIEDCHICKEN & BEER」)
04.SOUL LOVE
05.『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』メドレー
(「Way of Difference」「girlish MOON」「Father & Son」)
06.またここであいましょう
07.『灰とダイヤモンド』メドレー
(「真夏の扉」「LADY CLOSE」「ひどくありふれたホワイトノイズをくれ」)
08.TWO BELL SILENCE
09.『BEAT out!』メドレー
(「More than Love」「Yes, Summerdays」「原色の空<Cloudy Sky>」)
10.生きてく強さ
11.DARK RIVER
12.『BELOVED』メドレー
(「GROOVY TOUR」「RHAPSODY」「Lovers change fighters, cool」)
13.a Boy~ずっと忘れない~
14.『GLAY』メドレー
(「シキナ」「風にひとり」「Chelsea」)
15.Satellite of love
16.HISASHI Solo
17.『THE FRUSTRATED』メドレー
(「HIGHCOMMUNICATIONS」「Runaway Runaway」)
18.BEAUTIFUL DREAMER
19.Ruby’s Blanket
20.Bible
21.Eternally

En1.函館メドレー
(「Cynical」「CRAZY DANCE」)
En2.彼女の“Modern…”
En3.誘惑
En4.ACID HEAD

<2日目>
2013.07.28(日) at 函館・緑の島野外特設ステージ
01.HOWEVER
02.生きてく強さ
03.『BEAT out!』メドレー
(「More than Love」「Yes, Summerdays」「原色の空<Cloudy Sky>」)
04.グロリアス
05.『JUSTICE & GUILTY』メドレー
(「WHO KILLED MY DIVA」「華よ嵐よ」「everKrack」)
06.JUSTICE [FROM] GUILTY
07.『HEAVY GAUGE』メドレー
(「HEAVY GAUGE」「ここではない、どこかへ」「Winter,again」)
08.サバイバル
09.『BELOVED』メドレー
(「GROOVY TOUR」「RHAPSODY」「Lovers change fighters, cool」)
10.春を愛する人
11.『SPEED POP』メドレー
(「HAPPY SWING」「JUNK ART」「REGRET」「Freeze My Love」)
12.彼女の“Modern…”
13.『LOVE IS BEAUTIFUL』メドレー
(「SCREAM」「ANSWER」「AMERICAN INNOVATION」)
14.ROCK’N’ROLL SWINDLE
15.TWO BELL SILENCE
16.DARK RIVER
17.HISASHI Solo
18.『ONE LOVE』メドレー
(「嫉妬」「THINK ABOUT MY DAUGHTER」「VIVA VIVA VIVA」)
19.GLOBAL COMMUNICATION
20.ピーク果てしなく ソウル限りなく
20.Bible
21.Eternally

En1.函館メドレー
(「Cynical」「CRAZY DANCE」)
En2.誘惑
En3.SHUTTER SPEEDSのテーマ
En4.ACID HEAD


音楽ニュースMUSIC NEWS

<インタビュー>シーア×パリス・ヒルトンが語る、コラボ曲「Fame Won't Love You」と名声よりも大切なもの

洋楽2024年4月27日

 パリス・ヒルトンとシーアほど名声について語れる権威者はほぼいないだろう。両者とも、長年にわたって世界的な知名度を誇ってきた。 シーアはその音楽、ソングライティング、そして唯一無二の歌声で、ヒルトンは2000年代半ばのパーティー・ガールとし … 続きを読む

テイラー最新作がSpotify史上初10億再生、ザ・ウィークエンド米ビルボードHot 100入りが100曲超え、フォートナイトのバーチャル・フェス:今週の洋楽まとめニュース

J-POP2024年4月27日

 今週の洋楽まとめニュースは、テイラー・スウィフトに関する話題から。  テイラー・スウィフトの最新作『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)が、Spotify史上初めて1週間で10億ストリーミングを突破したアルバムとなり、 … 続きを読む

Ado、7月から初の全国アリーナツアーへ

J-POP2024年4月27日

 Adoが、2024年7月から初の全国アリーナツアー【Ado JAPAN TOUR 2024 『モナ・リザの横顔』】を開催する。  初の世界ツアー、そして女性ソロアーティスト初となる国立競技場での単独ライブをソールドアウトさせたAdo。全国 … 続きを読む

lynch. 、『FIERCE-EP』6/26発売決定 ツアーも2024年7月からスタート

J-POP2024年4月26日

 lynch.の新作『FIERCE-EP』が6月26日に発売されることが決定した。  本作は前作『REBORN』以来1年3か月振りのリリースとなる。アーティストビジュアルも本日公開となった。  タイトルにもある“FIERCE”は直訳すると激 … 続きを読む

折坂悠太、ニューアルバム『呪文』6月リリース&全国8都市で【呪文ツアー】

J-POP2024年4月26日

 折坂悠太が、2024年6月26日にニューアルバム『呪文』をリリースする。  2年8か月ぶり、4枚目のアルバムとなる今作は、内省的なコンセプトを持った前作『心理』と比べ、風通しの良いサウンドスケープ、日常を反芻し、今の現在地を見定めるような … 続きを読む

Willfriends

page top