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新進気鋭のシンガーソングライター トム・オデールを前に2週連続2位と涙を呑んできたイマジン・ドラゴンズ「イッツ・タイム」がついに今週、国内洋楽チャートNo.1の座に躍り出た。
デビューアルバム『ナイト・ヴィジョンズ』国内盤の7月17日リリースを受け、エアプレイチャート3位まで上昇。スケール感溢れるサウンドと一度聴いたら思わず口ずさんでしまうキャッチーなメロディーは普段ロックを耳にしない音楽ファンの耳にも馴染みやすく、各局パワープレイの獲得に繋がったとみられる。米国では、50週連続チャートインの超ロングヒットを記録した同曲に続き、2ndシングル「レディオアクティヴ」が目下絶好調の彼ら。こちらの曲では、先日の来日時は和太鼓を使用したことで話題をさらったのも記憶に新しい、男臭さ全開の“太鼓パフォーマンス”で全米を魅了中。来月には【SUMMER SONIC 2013】での再来日も控えており、2013年世界的ロックバンドへと急成長を遂げた彼らの快進撃はしばらく続きそうだ。
そして惜しくも首位の座を譲ったトム・オデールも、ただいま来日中。今週末に控える【FUJI ROCK FESTIVAL’13】のパフォーマンスが話題を呼び首位奪還、というシナリオも十分ありえる。また、先週チャート急上昇を果たした“ハワイのビーチ・ボーイズ”ことデュークス・オブ・サーフの「ワイキキ」が、12週連続TOP5入りし2週連続3位に停滞中だったダフト・パンクを一気に追い抜き3位まで登りつめているのも注目だ。
今週末を皮切りにいよいよ本格的な夏フェスシーズン到来。海外アーティストの来日ラッシュが国内洋楽チャートにどのような影響を及ぼすか、来日時のパフォーマンス内容やその評判などをふまえながら注目するのもチャートの楽しみ方のひとつと言えるだろう。
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