ウィル・アイ・アムがファレルのブランド“i am OTHER”を告訴

　ウィル・アイ・アムが、ファレル・ウィリアムスのブランド“i am OTHER”をめぐり訴訟を起こした。ローリング・ストーン誌が入手した公式法廷文書によると、ウィル・アイ・アムは、ファレルが使用しているロゴが自身の“I AM”トレードマークの商品と「紛らわしいほど酷似する」と述べている。同文書には「そのマークの登録は……“I AM”マークと“WILL I.AM”マークの価値を希薄にしそうだ」とある。

　ウィル・アイ・アムはまた、“I AM”のフレーズに著作権を所有していることを主張しており、ファレルのブランド“i am OTHER”は彼のそのフレーズの所有権をダイレクトに「希薄化」させるとしている。

　一方、この訴訟の知らせに失望しているというファレルは、「自分は物事を徹底的に話し合うのが好きな人間で、実際、何度もそういうことをしてきた。こんな扱われ方をして驚いているし、ウィルの主張が最終的には俺と同様にメリットが無く、ばかげたことであることに気付くと確信しているよ」と、ローリング・ストーン誌に声明を寄せている。

　今年4月にソロ・アルバム『＃ウィルパワー』をリリースしたウィル・アイ・アム。ラッパー兼プロデューサーである彼は、6月26日にも米トーク・ライブ番組『ジミー・キンメル・ライブ！』にて、マイリー・サイラスと共に「ウィ・キャント・ストップ」と「フォール・ダウン」を披露している。