EXILE ATSUSHIと日本を代表するピアニスト 辻井伸行が、夢の共演作品『それでも、生きてゆく』を5月1日にリリースすることが決定した。
音楽家として全く違う道を歩むも、“大変な思いをされている方々を音楽の力で励ましたい…”という同じ想いを胸に抱きながら活動してきた2人。昨年秋に、EXILE ATSUSHIが被災地への想いを込めて歌う「ふるさと」を耳にした辻井は、彼が自分と同じ想いを持って活動していることを知り、更にはその優しい歌声に感動を覚え、自身の楽曲に歌詞を書いてほしいとオファーしたことで今回の共演が実現した。
気になるコラボ作品は、東日本大震災の直後、被災者の方々へ諦めないでいただきたいという想い込めて、辻井がアメリカツアーのアンコールで即興演奏した楽曲「それでも、生きてゆく」に、ATSUSHIが新たに歌詞を書き下ろす形で制作。完成間近の同曲は“苦しさの中でも、いつか希望の光が灯る”というメッセージが込められた感動ナンバーになるようで、ミュージックビデオの制作も予定しているとのこと。
3月9日にはNHK『SONGS』（辻井伸行特集）で2人の共演ライブが放送される予定なので、こちらも是非チェックしてみてほしい。
◎EXILE ATSUSHI コメント
「辻井くんが、東日本大震災の被災された方々の気持ちを想い作られた曲なので、その想いを代弁させて頂けたらというような思いで歌詞を書き、歌わせていただきました。悲しいメロディから始まりますが、気付くと前向きなイメージに変わっている様な、そんな曲です。少しでも心を痛めている方々の癒しになればと思い、歌わせていただきました。まだまだ大変な現実もあると思いますが、引き続き応援する気持ちを忘れずに活動していきたいと想います。僕たちミュージシャンには、音楽を届ける事しか出来ませんが、一生懸命、心の癒しになる様に歌っていきたいと思っています。」— EXILE ATSUSHI
◎辻井伸行 コメント
「素晴らしい詩を作ってくれたATSUSHIさんに心から感謝しています。大変な思いをされている方々に、優しく寄り添い励ます力をもった素晴らしい詩だと思います。僕は、ATSUSHIさんの詩と歌に優しく寄り添えるように演奏しました。彼の想いが、歌からダイレクトに伝わってきて、これ以上ないというくらい集中して演奏しました。抑えた表現ながらも、刻刻と変化する二人の心の動きを演奏から感じ取っていただけると幸いです。
震災の日から丸2年が経過しようとしていますが、残念ながら、まだ大変な思いをされている方がたくさんいらっしゃいます。これからも僕はひとりの音楽家として音楽の力を信じ、諦めないで、少しでも元気になってもらいたいとの気持ちを込めて演奏を続けていきます。」— 辻井伸行
◎EXILE ATSUSHI ＆ 辻井伸行 シングル『それでも、生きてゆく』
2013/05/01 RELEASE
［SG＋DVD］
RZCD-59394/B 1,890円（tax in.）
［SG］
RZCD-59395 1,050円（tax in.）
収録曲：
＜CD＞
01.それでも、生きてゆく / EXILE ATSUSHI ＆ 辻井伸行
02.ふるさと / EXILE ATSUSHI
＜DVD＞
01.それでも、生きてゆく （Video Clip）