ゴスペラーズ 生歌に宮崎あおいも感動「映画のシーンが蘇ってきた」

　全国公開を間近に控える映画『きいろいゾウ』のプレミアイベントが、1月29日 ディファ有明にて行われ、主題歌を歌うゴスペラーズが生ライブを披露した。

　会場には、5000人以上にのぼる応募者の中から当選した約200人の観客で埋め尽くされ、夫婦役を演じた宮崎あおい、向井理をはじめ、濱田龍臣、本田望結、廣木隆一ら、キャスト陣が登壇すると場内からは大歓声が。「映画の現場は、こんなにわきあいあいでなかった」と監督が笑いながらコメントするほど、舞台では仲の良い掛け合いが展開されていった。

　新曲「氷の花」で主題歌を担当するゴスペラーズの生ライブでは、その歌声によって会場中が“優しい”雰囲気で満たされ、直に触れた宮崎あおいも「生で聴いて本当に感動した。鳥肌が立って映画のシーンが蘇ってきた」と感動しきり。

　また、本物のゾウ“ランディ”も登場し、イベントは大賑わいの内に幕を下ろした。

◎ゴスペラーズ コメント
・村上てつや
「映画はファンタジックな設定なのでどんな感じかと思ったら1分で入りこんだ。ふたりの苦しい時間が表現されていたけれどそれで物語に入っていけた」
・安岡 優
「映画の主題歌<氷の花>は愛の距離感を考えながら作った。今までにない世界観を作りたかった」
黒沢 薫
「結婚してからの恋愛という、映画の設定にはあこがれるけれど、痛みが伝わってくるシーンは胸が痛かった」

◎出演キャスト トークコメント
・宮崎あおい
（撮影前後のお互いの印象を聞かれ）「（イベントや取材では）向井さんが、ムコさんのように色々引き受けてくれる。頼りにしています。頑張ってください（笑）」
「お気に入りのシーンは、ムコさんと2人で「GoodnightBaby」を歌うシーン。観てみてください」
・向井理
「（近所に住んでいる老夫婦の）アレチさんとセイカさんのふたりが好き。ああいうふたりの形もいいなと感じられるし、そういう風にに皆さんにも感じてもらえる作品だと思う」
・濱田龍臣
「ムコさんが、「GoodnightBaby」歌うシーンは、格好よくて好きでした」
・本田望結
「（ツマの幼少時代を演じた）自分の出番は少ないけれど、それ以外にも全部見て欲しいです」
・監督
「現場は会話なく撮影していたから（笑）食事のシーンが楽しかった。どこからどうやって食べるのか見ているのが」

◎シングル『氷の花』
2013/01/30 RELEASE
［初回生産限定盤（CD＋DVD（ミュージックビデオ集を収録したDVD））］
KSCL-2188～9　3,000円（tax in.）
［通常盤］
KSCL-2190　1,020円（tax in.）

◎映画『きいろいゾウ』
2月2日（土） 新宿ピカデリーほか、全国ロードショー
（C）2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会