No.1独走中のマルーン5、早くも次のアルバム制作へ

　最新シングル「ワン・モア・ナイト」が5週連続で全米チャート“Hot 100”No.1を独走中のマルーン5。彼らにとって同曲は「メイクス・ミー・ワンダー」、「ムーヴス・ライク・ジャガー」に続く3曲目のNo.1ヒットであり、4thアルバム『オーヴァーエクスポーズド』からのリード・シングル「ペイフォン」も最高2位にランクインするなど、全米市場で今最も勢いのあるグループと言える。

　そのマルーン5が来年、オルタナティブ・ロック・バンドのネオン・トゥリーズや、アダム・ヤングによるソロ・プロジェクト、アウル・シティーを従え、全米ヘッドライナー・ツアーを行なうことになった。ネオン・トゥリーズとアウル・シティーもそれぞれ、「エヴリバディ・トークス」、「グッド・タイム」をトップ10に送り込んだばかり。注目の3組による合同北米ツアーは、2月13日のオハイオ州コロンバス公演でキック・オフし、4月6日のイリノイ州ローズモント公演まで31公演におよぶものだ。チケットは10月27日から発売される。

　なお、同ツアーのためフロントマンのアダム・レヴィーンは、務めていたNBCのオーディション番組『ザ・ヴォイス』シーズン4のコーチ役を休むことになり、すでに番組では臨時コーチとしてクリスティーナ・アギレラとシー・ロー・グリーンを選出している。また、レヴィーンのオフには他にも理由があるようで、ギタリストのジェイムズ・バレンタインがビルボードに明かしたところによると、早くも次のアルバムのための制作に取りかかっているそうだ。