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UNISON SQUARE GARDEN/TenTwentyの斎藤宏介(Gt./Vo.)が、FM802でDJを務めるレギュラープログラム『802 PSY TONE RADIO』の番組イベントを、10月3日、JR 大阪駅・大阪ステーションシティ5F「時空(とき)の広場」にて開催。当日のオフィシャルレポートが到着した。
斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/TenTwenty)がDJを務めるFM802『802 PSY TONE RADIO』が、今年3月の初回に続き、早くも第2弾となる番組イベント【JR 西日本 presents 大阪ステーションシティ 15 周年記念 802 PSY TONE RADIO in 大阪駅】を開催した。今回は、井上花月(Laura day romance)、三原健司(フレデリック)、山内総一郎とともにトーク、そしてアコースティックライブを繰り広げ、訪れた番組リスナーと大阪駅上の大空間でスペシャルな時間を分かち合った。
この日、何度も繰り返す「大阪、元気かーい!」の呼びかけで、斎藤が待つ舞台へご機嫌に現れた山内は、「番組が1年以上続くってすごいことなんですよ!」と称え、夕暮れを迎える会場には、「夏の終わりを歌ったせつない曲がどうにも好きで……」(斎藤)と「点描の唄(feat.井上苑子)」(Mrs.GREEN APPLE)を投下。2人のハーモニーも叙情的で、会場の外灯がともり始めるセンチメンタルな時刻の1曲は、じんわりと心に広がった。
イベントの幕開けはホスト・斎藤宏介のスモールトークでスタート。そして駅のアナウンスもうまく笑いにしながら、「気持ちいいですね。ビールが飲みたくなるというか……」と形容する、秋風吹く会場に似合うリラックスしたサウンドから、徐々に熱を上げる「No More」(TenTwenty)の弾き語りを経て、次は斎藤とのトーク&ゲスト単独ライブから成る、三原と山内のパートへ。
まずはマンスリーゲストとして番組にも出演した三原が登壇。関西出身の彼は、大阪駅近くだったという専門学校時代のエピソードのほか、フレデリックの赤頭隆児と斎藤が参加する CRAB CLUB(カニ座生まれが集まりカニを食べる会)などについて斎藤とたっぷりと語った。またマイクトラブルの際は、斎藤が「一緒に使う(笑)?」と三原に提案し、仲のよさを感じるひと幕も。さらに「あまり一人で弾き語りをやることはないんですよ」(三原)と明かす、貴重なライブでは「オドループ」や「オンリーワンダー」などフレデリックの3曲を披露。通常よりもゆっくりしたテンポながら、列車の走行音が入り交じり、いつもとはひと味違う焦燥感も生まれ、緩急十分のボーカルが時に突き抜けて聴く者の耳を奪った。
続いて斎藤、三原が敬愛する山内が、「大阪駅の上でやる日が来るとは思ってなかった」と口にして登場。斎藤とは「来週、楽器屋行く約束してますからね」(斎藤)というほどの仲で、2人のユニット・山斎についても「3歳(3周年)だからお祝いしたい」(山内)、「(オリジナル)曲作りたいと思ってるんすよ」(斎藤)と話を弾ませた。その後、山内がまさに階下を表すように「旅にでる」や、自身のソロプロジェクト・A-UNの新曲「あやかし音頭」をさすがのギタープレイと伸びやかな歌で届け、ラストには「今日、大阪城ホールが埋まるくらいの応募数やったらしいよ!」と情報も盛り込みつつ、耳に残るフレーズも高らかに、遊び心あふれる曲「BANBANZAI!!」で全員にバンザイポーズをキメさせ、一体感も抜群となった。
ブレイク後、続くセッションタイムは斎藤×井上から。早稲田大学の音楽サークル出身という共通項がある2人は、「地獄の生活(笑)」(井上)、「鬼の形相してスティック持ってる人がいる場所が……(笑)」(斎藤)と、今だから笑える大学時代の思い出話に花を咲かせたら、井上の可憐な歌声が彩る「素敵すぎる」(Laura day romance)と、「(高校時代に)歌ってほしいと言われてユニゾンのことを好きになった曲です」と井上が添える「MR. アンディ」(UNISON SQUARE GARDEN)を。リズミカルなナンバーをオーディエンスは足をトントンと動かしながら楽しみ、どこか甘酸っぱいひと時を過ごした。ちなみに曲後には「ユニゾンの曲をこんな完璧に歌える人、初めてかも」(斎藤)、「うれしー!」(井上)という会話も……。
次のタッグは斎藤×三原組。「楽しかったなあ」と先刻の弾き語りをしみじみ振り返る三原に、「まだ終わってないから(笑)!」と斎藤がツッコミを入れ、息ぴったりのコンビネーションでカバーするのは、UAの名曲「悲しみジョニー」。斎藤がかき鳴らすギターにも、三原が絞り出す声にも哀愁が漂い、互いに高め合うようにして行き着くサビでは、情熱がほとばしって人々の目と耳を釘づけに。会場の集中を高め、バトンは山内へ。
この日、何度も繰り返す「大阪、元気かーい!」の呼びかけで、斎藤が待つ舞台へご機嫌に現れた山内は、「番組が1年以上続くってすごいことなんですよ!」と称え、夕暮れを迎える会場には、「夏の終わりを歌ったせつない曲がどうにも好きで……」(斎藤)と「点描の唄(feat.井上苑子)」(Mrs.GREEN APPLE)を投下。2人のハーモニーも叙情的で、会場の外灯がともり始めるセンチメンタルな時刻の1曲は、じんわりと心に広がった。
ついに迎えたフィナーレは、斎藤が「みんなー、また来て!」とゲストを呼び戻し、4人並んでのステージ。ここでも彼らのムードはアットホームで、三原が「総さん、いつも以上にテキトーにしゃべってますよね(笑)?」と、山内をイジったかと思えば、最後の曲紹介の段でも「今日にぴったりな曲です」(斎藤)、「お客さんにぴったりじゃないですか?」(山内)、「めちゃテキトーじゃないですか(笑)!」(井上)と見事な連携プレーを見せた。そして斎藤が「(番組は)ゲストに来るみなさんが肩肘張らなくて……。(中略)それでいいですよね?」とリスナーに問いかけて賛同の拍手を得ると、4人で奏でる「やさしさに包まれたなら」(荒井由実)で大詰めへ。4 つのボーカルと斎藤&山内のギターが織り成す、ハートウォーミングな調べは、駅の喧騒もエッセンスに変えて曲名どおり、やさしくてやわらかな音世界。番組同様にほっこりと親密な音像と空気感で、あとにも先にもない特別な2時間強は締めくくられた。
なお、今回の模様は10月24日のFM802『802 PSY TONE RADIO』でオンエア。radikoのタイムフリーでは、10月31日まで聴取可能となっている。
TEXT:服田昌子
写真提供:FM802
PHOTO:松本いづみ
◎番組情報
FM802『802 PSY TONE RADIO』
毎週土曜日 23:00~24:00
https://funky802.com/site/blog/1623
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