KISS、『地獄のロック・ファイアー』50周年記念盤発売決定 初来日公演実況録音盤を収録

2026年9月18日 / 11:15

 KISSが、1976年の代表作『地獄のロック・ファイアー』リリース50周年を記念して、最新ボックス・セットを発売する。

 4CD+Blu-rayオーディオ『地獄のロック・ファイアー – 50周年記念スーパー・デラックス・エディション』、1CD『地獄のロック・ファイアー – エディ・クレイマー2026ミックス』の日本盤はSHM-CD仕様で2026年11月6日に発売となる。

 今回のリリースには、同アルバムのオリジナル・プロデューサー兼エンジニアだったエディ・クレイマーによる新ミックスに加え、未発表のデモ音源、ライブ音源が収録されている他、様々なコレクター向けアイテムを同梱。お蔵入りした初来日公演の幻の実況録音盤『ロックン・ロール・パーティ・イン・トウキョウ(ライヴ・イン・ジャパン1977)』も、エディ・クレイマーの手によって半世紀ぶりに甦り、収録される。

 KISSの代表作の一つに数えられる本アルバムで、バンドは伝説的プロデューサー兼エンジニアのエディ・クレイマー(『アライヴ!~地獄の狂獣』の他、ジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリンを担当』)を起用。無観客の劇場内で行われたバンドの生演奏をレコーディングすることにより、劇場ならではの臨場感を持つ唯一無二のスタジオ・アルバム体験が形となった。

 本アルバムは、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で最高11位を記録。全米レコード協会(RIAA)から公式にプラチナ認定を受け、収録曲である「悪魔のドクター・ラヴ」と「ハード・ラック・ウーマン」の2曲が米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でトップ20入りを果たした多くのファンにとってKISSを知るきっかけとなった作品でもあり、そのジャケット・アートワークは、KISSのアルバム・ジャケット・デザイン史上最高傑作の一つとして広く評価されている。装飾を排したストレートで正直かつ妥協のないロックへと回帰し、彼らの卓越したソングライティングとレコーディング能力が発揮されている本作は、KISSの創造性が絶頂にあった時期を象徴するバンドの真骨頂と言える一枚だ。

 ボックス・セットはCD4枚組+Blu-rayオーディオのセットで、未発表トラックや別ミックスも収録。まず冒頭に収録されているのが、本アルバムの1976年オリジナル・ステレオ・ミックスを今回バーニー・グランドマンが新たにリマスタリングしたもの。また、この不朽の名盤に最新の高音質プロダクションを施した新しいステレオ・ミックス・バージョンをファンは長年待ち望んでいたが、それが今回、遂に実現している。ファンが今回体験することになるのは、オリジナルのアナログ・マルチトラック・テープからエディ・クレイマーが新たにミックスし直した、最新のアルバム・ステレオ・ミックスだ。さらに今回のリリースでは、22曲の未発表デモ、別ミックス、アウトテイクといった蔵出し音源を発掘。そのハイライトと言えるのが、最終的にアルバム収録曲へと発展したジーン・シモンズのデモ9曲や、ファンが音源化を待ち焦がれていた未完成のインストゥルメンタル曲「クイーン・フォー・ア・デイ」等だ。

 アルバムの発売に伴い、KISSは1977年3月から4月にかけて、バンド史上初の来日公演を開催。当時、東京・日本武道館で開催された全4公演から、今回は音源を選び抜き、オリジナルのアナログ・マルチトラック・テープを基に、約50年前に同公演を録音したエディ・クレイマー本人が新たにミックスを行っている。日本では初来日公演後に発売がアナウンスされたことがある、当時『ロックン・ロール・パーティ・イン・トウキョウ』と題されたこの初来日公演のライブ・アルバムは、名盤『アライヴII』のリリースに取って代わられる形でお蔵入り。1977年10月にリリースされたライブ・アルバム『アライヴII』には初来日公演のライブ音源も一部収録された。それが半世紀ぶりにエディ・クレイマーの手によって甦り、今回のボックス・セットに収録されている。

 “KISSコレクターズ・アイテム”として、未公開写真や歴史的重要写真、貴重な関連アイテム画像をはじめ、KISS史家のケン・シャープによるライナーノーツ(ポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エディ・クレイマー、ピーター・クリスへの新規インタビューを含む)を掲載した全104頁のハードカバー本に加え、トレーディングカード・セット、ポスター、光沢仕上げのフォトプリント、アルバム・ジャケットを模したモビール飾り、マグネット・セット、エナメル・ピンバッジなど、数多くのコレクターズ・アイテムを同梱。Blu-rayオーディオ・ディスクには、1976年のオリジナル・ミックスを基にデヴィッド・フランジオーニが新たに手掛けたドルビーアトモスおよび5.1chサラウンド・リミックス音源と、エディ・クレイマーによる最新2026アルバム・ミックス、そして両ヴァージョンを高解像度で聴き比べできるそれぞれのハイレゾ・ステレオ・ミックスが収録されている。

 『地獄のロック・ファイアー』50周年記念盤は、海外ではLP6枚組(180g重量盤・ブラック)+Blu-rayオーディオのボックス・セット、KISSの公式サイトKISSOnline限定のデラックス1LPゾートロープ仕様ピクチャー・ソーブレード・ダイカット・ディスク・エディションのほか、プレミアム1 LPカラー盤エディションもリリース。『地獄のロック・ファイアー(エディ・クレイマー 2026 Mix)』は、海外では2種の形態でリリースされる。1種目は180g重量盤(ブラック)の1LP、2種目が1CDで、いずれも『地獄のロック・ファイアー』のオリジナル・ジャケットを基に、50周年記念ミックスに相応しく、色をゴールド、レッド、ブラックに変換した独自のアートワークをあしらっている。

 なお、4 CDと同内容のスーパー・デラックス・デジタル版も配信。1976年オリジナル・アルバム・ステレオ・ミックス2026リマスター音源は、HRA 192/24および96/24、スタンダード・デジタル、ドルビーアトモスで提供される。

 海外では10月16日に「情炎!ミスター・スピード」最新エディ・クレイマー2026ミックスを収録した7インチ・シングルもリリースされ、B面 に「情炎!ミスター・スピード」未発表インストゥルメンタル・デモを収録予定となる。

 11月の『地獄のロック・ファイアー』公式50周年記念に先立ち、KISSOnlineでは、貴重なアーカイブ資料、今回リリースされるアルバムのプリセーブ・キャンペーン、そして本作の軌跡を掘り下げる特集など、追加コンテンツを公開予定。ファンはKISS Onlineに登録することでアクセス可能だ。

◎リリース情報
アルバム『地獄のロック・ファイアー – 50周年記念スーパー・デラックス・エディション』
2026/11/6 RELEASE
<4CD+Blu-rayオーディオ>
UICY-80778 53,900円 (tax incl.)

アルバム『地獄のロック・ファイアー – エディ・クレイマー2026ミックス』
2026/11/6 RELEASE
UICY-16543 3,300円 (tax incl.)


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