楽音「mosi mosi?」、日韓中心にバイラルヒット拡大中

2026年5月10日 / 14:00

 SNSを中心にインフルエンサーやシンガー、モデルとして活動している楽音(読み方:ささね)の初オリジナル楽曲「mosi mosi?」がバイラルヒットを起こしています。彼女以外のインフルエンサーに加え、IVE 、M!LK 、NCT WISH、TWICEなど多くのアーティストも同曲を使用したダンス動画を投稿。ビルボードジャパン急上昇ソング・チャート“JAPAN Hot Shot Songs” (集計期間:2026年4月27日~5月3日)では13位に登場、世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した“Global Japan Songs Excl. Japan” (集計期間:2026年4月24日~4月30日)では初登場トップ100入りするなど、いま国内外で注目を集めている1曲です。

 人気急上昇中の同曲ですが、ストリーミングのデータにはどのような傾向が見られるでしょうか。LUMINATEが運営するデータサービス「CONNECT」を用いて、「mosi mosi?」のエリア別ストリーミング数推移と、国/地域別ストリーミング・シェアを調査しました。調査期間はリリース日の2026年4月22日から5月5日までです。

 まず初めにストリーミング数の推移です。リリース当日からすでに1日14万回超の再生回数を記録しており、楽音をはじめ同曲を用いた投稿がリリース前から多く見られたことから、事前から注目度が高かったこと、彼女の影響力の大きさがうかがえます。そして、グラフから明らかなように、東アジア地域をメインに右肩上がりで推移しており、他のインフルエンサーやアーティストも巻き込んだバイラルにより、ショート動画からストリーミングへの流入が続いていると推測できます。もちろん同曲が持つリズムや「電波 電波」「けんぱ けんぱ」といった繰り返しの歌詞、かわいらしいチップチューンのサウンドなど、楽曲としてのキャッチーさと使いやすさも人気拡大の大きな要因でしょう。

 次に、実際にどんな国/地域で聴かれているのかを見てみましょう。国/地域別ストリーミング・シェアを見てみると、日本が48.7%と約半数を占め、続いて韓国が38.8%と迫っています。同曲を使ったSNS投稿について、インフルエンサー、アーティストともに韓国発が多いことにも納得がいきます。なお楽音は、4月下旬にTikTok上で同曲の韓国語バージョンも披露しています。その他、アメリカ(3位/3.4%)、インド(4位/1.3%)が続いており、TikTokといったグローバルなプラットフォームを通じた広がりもうかがえます。アメリカでの人気上昇を足がかりに、さらなるグローバルヒットへと発展する可能性も秘めていると言えるでしょう。

 現在もバイラルの勢いが増しつつある「mosi mosi?」。早くも2曲目「otukare」の告知をした彼女ですが、アジア発のアーティストとして、今後どのようなヒットの軌跡を辿るのか期待が集まります。

※本記事は、ビルボードジャパンとルミネイトのメールマガジンにて配信された内容を加筆・修正したものです。世界の音楽データを分析できるツール「CONNECT」の詳細およびメールマガジンの登録は下記ページをご確認ください。
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