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現地時間2026年4月下旬に報じられた予測どおり、映画『Michael/マイケル』の公開を受け、故マイケル・ジャクソンは国内ストリーミングの自己最高週間記録を大幅に塗り替えた。ルミネイトのデータによると、キング・オブ・ポップのソロ・カタログは米国内で4月24日から30日の週に合計1億3,750万回のオンデマンド公式ストリーミング再生を記録し前週比146%増、これまでの自己最高記録の2倍以上を達成した。
この9桁の再生回数に至る前週も、マイケルのソロ・カタログは5,590万回という新たな自己記録を打ち立てていた。また『マイケル』公開以前の最高記録は、「Thriller」の毎年恒例のハロウィン人気に後押しされた2019年10月25日から31日の週に記録した5,370万回だった。
2009年に死去したマイケルの伝記映画は彼の1966年から1988年までの生涯を描き、兄弟とともに歩んだジャクソン5やジャクソンズでの活動も取り上げている。そのため、両グループのカタログも大幅な伸びを見せており、ジャクソン5の楽曲は集計週に1,010万回のストリーミング再生を記録し、前週の430万回から135%増となった。ジャクソンズも前週の210万回から57%増の490万回に急伸した。
このストリーミングの爆発的増加により、マイケルは今週の米ビルボード各チャートに複数登場することとなった。まず、ストリーミング、デジタル・ソング・セールス、ラジオ・エアプレイ、アルバム・セールスを総合してアーティストの人気を示す“Billboard Artist 100”チャートでは、29位から一気に3位へと急上昇した。
また、代表作の『スリラー』が前週比425%増となる45,000アルバム換算ユニットを記録し、総合アルバム・チャート“Billboard 200”に7位で再登場した。これは40周年記念盤の再発を受けて同じ7位を記録した2022年12月以来の最高位となる。その40周年を除けば、『スリラー』がより上位にランクインしたのは1984年6月2日付の6位が最後であり、その直前まで1983年から1984年にかけて37週にわたって1位を維持していた。これはBillboard 200の歴史において、単独アーティストのアルバムによる最多週数の首位記録として現在も破られていない。
楽曲面では、『スリラー』の名曲「Billie Jean」がカタログ中最多ストリーミング曲(940万回)の地位を守り、総合ソング・チャート“Hot 100”にも38位で返り咲いた。1983年のチャート・デビュー以来、この象徴的なチャート1位曲は通算26週目のランクインとなる。
『スリラー』以外では、さらに2枚のアルバムがBillboard 200のTOP40入りを果たした。2004年のベスト盤『ナンバー・ワンズ』が37,000アルバム換算ユニットで20位から12位に上昇し、伝記映画のオフィシャル・サウンドトラックである『Michael: Songs From the Motion Picture』が37位に初登場した。後者によりマイケルのTOP40入りアルバムは通算18作目となり、2017年の『スクリーム』(33位)以来の快挙となった。
R&B分野でもマイケルは存在感を発揮し、50位制の“Hot R&B/Hip-Hop Songs”チャートに10曲が同時にランクインした。「Billie Jean」が5位でトップに立ち、以下「Beat It」(9位)、「Human Nature」(10位)、「Don’t Stop ‘til You Get Enough」(11位)、「Rock With You」(13位)、「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」(17位)、「The Way You Make Me Feel」(20位)、「Smooth Criminal」(22位)、「Remember the Time」(23位)、「Dirty Diana」(24位)、「Man in the Mirror」(25位)と続く。特筆すべきは、「Human Nature」と「P.Y.T.」がそれぞれ従来の最高位である27位と46位を上回り、自己最高位を更新したことだ。
こうしたカタログ全体の盛り上がりは、『マイケル』の記録的な興行成績とも連動している。アントワーン・フークア監督、マイケルの甥であるジャファー・ジャクソンが主演を務めた同作は、米国・カナダでの初週末興行収入が9,700万ドル(約151億円)、全世界では2億1,880万ドル(約342億円)に達し、いずれも伝記映画としての歴代最高オープニング記録を樹立した。日本では6月12日に全国公開予定だ。
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