【第79回トニー賞】ピンク、授賞式司会に決定「一生分の名誉」

2026年4月10日 / 15:45

 生粋の演劇ファンであるピンクが、【第79回トニー賞】の司会を務めることが決定した。授賞式は現地時間2026年6月7日に米ニューヨークのラジオ・シティ・ミュージック・ホールから生放送され、CBSで全米に向けて放送されるほか、Paramount+でもストリーミング配信される。放送時間は東部時間午後8時~11時/太平洋時間午後5時~8時となっている。

 ピンクは声明で、「ショービズ界で文字どおり最も懸命に働く人々を称える夜の司会を務めることは、一生分の名誉です。ブロードウェイは私の人生を形作り、自分自身のショーの作り方にも影響を与えてきました。支え合いと多様性にあふれ、才能と愛に満ちたコミュニティです。あの人たちは毎日魔法を生み出しています。世界中の人々と一緒に彼らを称えられる日が待ちきれません」とコメントを発表した。

 そして、「【トニー賞】の司会を依頼された時、真っ先に思ったのは、“娘に許可をもらわなきゃ”ということでした。私はブロードウェイに出たことがありませんし、司会を務めるにはブロードウェイ経験が必要なんじゃないかって。それが筋というものでしょう。でも娘に聞いてみたら、【トニー賞】に連れて行ってもらえると知ってとても喜んでいたので、結局司会を引き受けることにしました。本当に本当に楽しみですし、とても緊張しています。あの子は手厳しい観客なので!」と彼女は続けた。ピンクはインスタグラムでもファンにこのニュースを報告した。

 米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でのNo. 1ヒットを4曲、同アルバム・チャート“Billboard 200”で首位を獲得したアルバムを3枚擁するピンクは、【トニー賞】の司会を務める最大級のポップ・スターだ。2018年の授賞式ではジョシュ・グローバン(ピンクと同様Billboard 200でのNo. 1アルバムを3枚持つ)とサラ・バレリスが共同司会を担当した。これまでもミュージカル出身のスターが司会を務めることは多かったが、メジャーなポップ・スターが登板するケースは稀だ。レコード・セールスでも実績を持つ司会者としては、ジュリー・アンドリュース(ブロードウェイのキャスト・アルバム2作でBillboard 200首位を獲得)、ライザ・ミネリ(アンドリュースと同様にレコーディング・アカデミーから<生涯功労賞>を受賞)、シンシア・エリヴォ、オードラ・マクドナルド、レスリー・オドム・Jr.、バーナデット・ピータース、故グレゴリー・ハインズ、ヒュー・ジャックマン、クリスティン・チェノウェスらの名前が挙げられる。

 2026年【トニー賞】のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるラジ・カプール、サラ・レヴィーン=ホール、ジャック・サスマンは連名で、「比類なき才能を持つピンクを今年の【トニー賞】司会としてお迎えできることを心より嬉しく思います。力強い歌声、圧倒的なステージ上の存在感、そして揺るぎない真摯さを兼ね備えた彼女は、ライブ・パフォーマンスと演劇の精神そのものを体現しています。ブロードウェイの熱烈なファンでもある彼女は、この芸術形式への純粋な愛情を大胆な創造性とともに、世界中のオーディエンスへと届けてくれます。そしてブロードウェイ最大の夜に新鮮でダイナミックなエネルギーをもたらしてくれると確信しています!」とコメントを発表した。

 カプールは【グラミー賞】【アカデミー賞】そして近日開催予定の【アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワーズ】のエグゼクティブ・プロデューサーも兼任している。

 米CBSのスペシャル番組担当上級副社長であるマッケンジー・ミッチェルは、「ピンクは卓越したアーティストであり、その大胆な創造性は今年のCBS放映【トニー賞】の司会として理想的な選択です。彼女のダイナミックな存在感とライブ・パフォーマンスへの深いリスペクトは、今シーズンのブロードウェイの輝かしい功績を称える、力強く記憶に残る放送を作り上げてくれるでしょう」とコメントした。

 現在上演中のブロードウェイ作品でも、ピンクの楽曲は活躍している。「Raise Your Glass」は『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』で、「F–kin’ Perfect」は『&ジュリエット』でそれぞれ使用されている。

 【トニー賞】の司会を女性スターが務めるのは、今回で6年連続となる。2021年はオードラ・マクドナルド、2022年から2024年はアリアナ・デボーズ、昨年はシンシア・エリヴォがそれぞれ司会を担当した。

 ピンクのHot 100でのNo. 1ヒットは、「Lady Marmalade」(クリスティーナ・アギレラ、リル・キム、マイアとのコラボ)「So What」「Raise Your Glass」「Just Give Me a Reason」(ネイト・ルースとのコラボ)の4曲だ。Billboard 200で首位を獲得したアルバムは『ザ・トゥルース・アバウト・ラブ』『ビューティフル・トラウマ』『ハーツ・2B・ヒューマン』の3作だ。

 【トニー賞】は、アメリカン・シアター・ウィングとザ・ブロードウェイ・リーグによる合弁事業トニー・アワード・プロダクションズとの共同制作で開催される。カプールとレヴィーン=ホールはサスマンとともにエグゼクティブ・プロデューサーを務めるほか、共同ショーランナーも兼任する。パトリック・メントンとロブ・ペインが共同エグゼクティブ・プロデューサーを担当し、メントンはタレント部門の責任者も兼ねる。


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