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ジェイムス・ブレイクが、カニエ・ウェストことイェーの最新アルバム『ブリー』における自身のプロデューサー・クレジットの削除を求めた。
ブレイクは先週末、SNSプラットフォームVaultの自身のアカウントで、同アルバムを締めくくる楽曲「This One Here」にAIが使用されている可能性についてのファンからの指摘に反応。その中で、自身の制作した要素が最終版に十分反映されていないとの認識を示した。
「彼のフリースタイルからボーカルのピッチ調整し、トラックを構築した自分の要素は一部残っているが、新たなボーカル・テイクなどが大幅に加えられている」と説明し、「それ以外の部分では、自分が手がけた本来のプロダクションの核となる部分はほとんど失われている。オリジナル版は、作品の方向性そのものがまったく異なるものだった」と述べた。
さらに、「ファンのことはうれしく思っているけれど、現時点ではプロデューサー・クレジットから外してほしいと依頼している。ほかの人の仕事に対して自分の名前を載せたくないし、このバージョンは自分がイェーと一緒に作ったものではないから」と続けた。
彼はまた、この件がイェー個人に対するものではないことも明確にした。近年、イェーは反ユダヤ的なヘイト・スピーチで批判を受けてきたが、その後謝罪している。「個人的な問題ではない」とブレイクは述べ、この要請はあくまでクリエイティブ面に関するものだと説明した。「最終的な仕上がりに自分が関与できない作品に、自分の名前がクレジットされることは望まないと感じるようになっただけ」と彼は述べている。
なお、米ビルボードは、イェー側の代理人にコメントを求めている。
「This One Here」の初期バージョンは、2022年9月に、【ロンドン・ファッション・ウィーク】後のナイトクラブ・イベントでブレイクによって初披露されていた。ブレイクとイェーはこれ以前にも共作しており、2024年にタイ・ダラー・サインとのコラボ・アルバム『ヴァルチャーズ』に収録された「Talking」でもタッグを組んでいる。
イェーは、現地時間3月28日に度重なる延期の末に『ブリー』をリリースした。当初は前日の公開が予定されていた。本作は、2022年の『ドンダ 2』以来となるソロ・アルバムとなる。一方ブレイクは、3月13日にアルバム『トライイング・タイムズ』をインディーでリリースしている。
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