テイラー・スウィフトを知らなかった83歳男性が「Opalite」MVに出演した経緯を語る

2026年2月27日 / 11:00

 現代において、テイラー・スウィフトの名を一度も聞いたことがない人物に出会うのはまれだ。さらに、その存在を知らないまま彼女のミュージック・ビデオに出演していたというケースは、ほとんど前例がない。だが、その条件に当てはまる人物が世界にただ一人いるとすれば、それは83歳のバリー・レイノルズだ。

 英ケント州カペル=ル=ファーン在住の祖父であるレイノルズは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した「Opalite」の豪華キャストによるMVに出演している。映像内で彼は架空のダンスコンテストの審査員を演じ、テイラーと俳優のドーナル・グリーソンに0点をつける役どころを担った。キャストにはルイス・キャパルディ、キリアン・マーフィー、ジョディ・ターナー=スミス、グレタ・リーなどの俳優やミュージシャンも名を連ねている。

 BBC Radio Kentのインタビューでレイノルズは、撮影現場での体験や、テイラーの影響力の大きさを知った経緯を振り返った。撮影前に彼は自身が出演することを孫娘のミリーとフランチェスカに伝えるまで、テイラーが誰なのかを知らなかったという。

 孫娘たちに伝えた時のことについて彼は、「彼女が誰なのか、まったく見当もつきませんでした」と述べている。もちろん2人はその知らせに“とても驚いた”様子だったそうだ。

 テイラーのことを知らなかったレイノルズは、どのようにしてMVに出演することになったのだろうか?彼自身もまたアーティストとして活動している。近隣の村でアマチュア劇団と定期的に舞台に立ち、俳優兼モデルのエージェンシーにも所属している。そのエージェンシーを通じて「Opalite」出演のオファーを得た。

 依頼を受けた後、彼は新聞でテイラーについて読み、彼女が世界的なスターであることを知ったそうだ。メガスターの存在を知らなかったにもかかわらず、レイノルズは撮影現場で彼女にニックネームを付けた。英BBCによると、ダンスの素早さにちなんで彼女を「Niftie Swiftie」と呼んでいたという。

 役柄上はテイラーのダンスに高評価を与えなかったものの、レイノルズは彼女との共演や楽曲そのものを楽しんだと語る。テイラーについて彼は、「親切で思いやりのある方です」と述べ、英BBCに対し、「今回の楽曲はとてもキャッチーでした。0点をつけておきながらですが」と語っている。


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