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ハリー・スタイルズが最近取り入れているライフスタイルの変化について振り返った。現地時間2026年2月14日に公開された英サンデー・タイムズ・マガジンの新しいインタビューで、32歳のポップ・スターはイタリアへの愛情、多忙な時期を経た後にペースを落としていること、叔父になった経験、マラソンへの挑戦などについて語った。
【グラミー賞】受賞作となった3rdアルバム『ハリーズ・ハウス』から約4年後の1月初旬に、ハリーは音楽活動への復帰をほのめかした。4作目となるアルバム『Kiss All the Time. Disco, Occasionally』は3月6日にリリース予定で、その後には大規模なグローバル・レジデンシー・ツアーが控えている。期待を高めるため、元ワン・ダイレクションのメンバーである彼はアルバムの先行シングル「Aperture」を発表し、2月初旬に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位デビューを果たした。
2023年に【ラブ・オン・ツアー】を終えて以降、ハリーはおおむね公の場から距離を置き、世界各地の主要マラソン大会に参加したり、昨年5月にはローマで教皇レオ14世の発表の場に姿を見せたりする程度に活動を限定してきた。『ハリーズ・ハウス』を支えた2年間のツアーを終えた後について、彼はサンデー・タイムズ・マガジンに対し、「少し立ち止まって、自分の人生のほかの部分に目を向けるタイミングだと思いました」と語った。
「As It Was」のヒットで知られる彼は、2024年の夏をイタリアで過ごしたことにも触れ、「自分にとって転換点のような時期でした。仕事を止めて、しばらく一つの場所に落ち着いて暮らす時間でした。その生活や新しい環境に慣れていく感覚がありました」と説明した。ローマでの時間は、ペースを落とすことの大切さを教えてくれたという。「イタリアがこれほど自分にとって大切な存在になったのは、何もかもが速く進み、常に動き続ける生活に慣れていたからです。でもカフェで座ってコーヒーを飲みながら、“前にこうして座ってコーヒーを飲んだのはいつだっただろう、そもそもそんなことがあっただろうか”と思ったんです」と彼は語る。
そして、「いま自分がしていること、その瞬間にいること自体の楽しさに気づきました。ローマの人たちはそれが本当に上手で、それが彼らの特長です。彼らが教えてくれたペースはとても特別でした」と続けた。
同じ頃、姉のジェマに子どもが生まれた。ハリーは、「成長していく姪をそばで見守れることで、何が本当に大切かがはっきり見えるようになりました。自分がいたい場所はそこだと強く感じました」と語っている。
彼はまた、SNSとの距離の取り方も変えたという。「例えばインスタグラムをもうスマートフォンに入れていません。これから戻っていく世界との関係が、ずっと健全になったと感じています」と彼は話している。
そしてハリーはランニングへの愛情についても触れた。20代前半に始めた習慣で、30歳を目前にマラソンへ挑戦したい思いが強まったという。「30歳の誕生日に近づくにつれて、もう一度走り始めるのはどんどん難しくなると思いました。今ならより良い向き合い方ができると分かっていました。一人で過ごす時間が多かった時期に、構造やリズムを与えてくれる健全なはけ口になりました。難しいことでも一人でできると教えてくれましたし、完璧さや一番であることが目的ではありませんでした。それでも大きな達成感がありました」と彼は振り返っている。
ハリーは2025年3月【東京マラソン】に出場し、3時間24分で42.195kmを完走して上位グループに入った。同年の【ベルリン・マラソン】にもSted Sarandosという偽名で参加し、2時間59分を記録している。
『Kiss All the Time. Disco, Occasionally』はハリーにとって4作目のソロ・アルバムとなる。2017年のセルフタイトル作『ハリー・スタイルズ』、2019年の『ファイン・ライン』、2022年の『ハリーズ・ハウス』に続く作品で、これらはいずれも米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場首位を記録した。『ハリーズ・ハウス』は【グラミー賞】で<年間最優秀アルバム>も受賞し、「As It Was」はHot 100で15週首位を記録するヒットとなった。
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