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今週(2026年2月14日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、米アラバマ州ホープ・ハル出身の女性カントリー・シンガー=エラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」が自身初の首位を獲得。同時に、女性アーティスト初のHot 100、カントリー・ソング・チャート、カントリー・エアプレイ・チャートの3つのチャートで同時に1位を獲得するという快挙を達成した。TOP10には、ノア・カーンの新曲「ザ・グレイト・ディヴァイド」が6位に初登場。バッド・バニーの「DtMF」は、【第68回グラミー賞】で<最優秀アルバム>を受賞した反響を受けて10位にリエントリーを果たした。
「チュージン・テキサス」は、2026年4月10日にリリース予定のアルバム『ダンデライオン』からのリード・シングルとして2025年10月にリリースされ、翌11月初旬に39位で初登場した後、登場16週目の今週(2026年2月14日付)で1位に到達した。
今週の集計期間(2026年1月30日~2月5日)までの集計期間において、公式ストリーミング再生数が2,210万回(前週比22%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が3,440万回(前週比8%増加)、セールスは12,000(前週比98%増加)を記録した。
ストリーミング・ソング・チャートでも前週の2位から1位に浮上して、通算2週目の首位を獲得。エアプレイ・チャートでは14位から12位へ上昇し、以前2週間首位を獲得したデジタル・ソング・セールス・チャートでは3位から2位に再浮上している。
自身初の首位獲得曲となったエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」は、1958年に集計が始まったソング・チャート“Hot 100”史上1,187曲目のNo,1タイトルに輝き、カントリー・ソング・チャートと当時(同週)に首位を獲得した通算31曲目の楽曲となった。
同時に、Hot 100(初)、カントリー・ソング・チャート(通算11週目)、カントリー・エアプレイ・チャート(初)の3つのチャートで同時に1位を獲得するという快挙も達成。その他にこの3つのチャートで同時(同週)に首位を獲得したのは、2024年に7週間を記録したシャブージーの「ア・バー・ソング(ティプシー)」、2024年に1週間を記録したポスト・マローンの「アイ・ハッド・サム・ヘルプ feat. モーガン・ウォーレン」、2023年に8週間を記録したモーガン・ウォーレンの「ラスト・ナイト」の3曲のみで、女性アーティストではエラ・ラングレーが初のアーティストとなる。なお、モーガン・ウォーレンの「ラヴ・サムバディ」も2024年から2025年にかけて3つのチャートで1位を記録しているが、同時(同週)での制覇ではなかった。
「チュージン・テキサス」は、エラ・ラングレイとミランダ・ランバート、ルーク・ディック、ジョイベス・テイラーによる共作曲で、プロデューサーにはベン・ウェストもクレジットされている。Hot 100での首位獲得は、彼ら全員にとって初のNo.1タイトルで、ミランダ・ランバートは2004年10月に初めて米ビルボード・チャートにランクインして以来の快挙を達成した。
アーティストとしても数々のヒットを記録したミランダ・ランバートは、これまでカントリー・エアプレイ・チャートで15曲がTOP10入りし、そのうち7曲が首位を獲得した。アルバム・チャート“Billboard 200”では、7作がTOP10入りし、うち1作が首位を獲得している。ソング・チャート“Hot 100”では、ソングライターとしてクレジットされたモーガン・ウォーレンの「ソート・ユー・シュッド・ノウ」が2023年に最高7位を記録し、自身初のTOP10入りを果たした。
「チュージン・テキサス」の首位獲得により、制作に関わったSAWGODインプリントとTriple Tigersレーベルは、共に悲願の1位を初めて達成した。さらに、先週No.1デビューを飾ったハリー・スタイルズの「アパーチャー」にから首位が入れ替わったことで、コロムビア・レコードはアデルの「イージー・オン・ミー」からリル・ナズ・X&ジャック・ハーロウの「インダストリー・ベイビー」に入れ替わった2021年10月のチャート以来、ホリデー・ソング以外の楽曲で2作連続の首位独占を記録したことになる。
米アラバマ州ホープ・ハル出身エラ・ラングレーと、ヒューストン出身のビヨンセによる「テキサス・ホールド・エム」により、わずか2年足らずの間に「テキサス(Texas)」をタイトルに含む2つの楽曲がHot 100で1位を獲得した。アメリカの州名が首位獲得曲のタイトルに含まれているのは3州のみで、これまでに「カリフォルニア(California)」と「ジョージア(Georgia)」を冠した楽曲がそれぞれ3曲ずつ1位を記録している。
米国の州名がタイトルに含まれる1位獲得曲
()は初の首位獲得日付
・エラ・ラングレー「チュージン・テキサス」(2026年2月14日付)
・ビヨンセ「テキサス・ホールド・エム」(2024年3月2日付)
・ケイティ・ペリー feat. スヌープ・ドッグ「カリフォルニア・ガールズ」(2010年6月19日付)
・2パック feat. K-Ci & JoJo「カリフォルニア・ラヴ」(1996年7月13日付)
・イーグルス「ホテル・カリフォルニア」(1977年5月7日付)
・グラディス・ナイト&ザ・ピップス「夜汽車よ!ジョージアへ」(1973年10月27日付)
・ヴィッキー・ローレンス「ジョージアの灯は消えて」(1973年4月7日付)
・レイ・チャールズ「わが心のジョージア」(1960年11月14日付)
今週6位には、1月30日にリリースされたノア・カーンの新曲「ザ・グレイト・ディヴァイド」が初登場。自己最高位を更新するとともに、初のTOP10デビュー(初登場)を果たした。なお、これまでの最高位は2024年4月に「スティック・シーズン」が記録した9位で、TOP10入りはそれに続く2曲目となる。
「ザ・グレイト・ディヴァイド」は、初週に公式ストリーミング再生数が1,930万回、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が330万回、セールスは5,000を記録した。ロック&オルタナティブ・ソング・チャートでは初のNo.1デビューを果たし、同チャートでの首位獲得数を11曲目に更新している。
「ザ・グレイト・ディヴァイド」は、4月24日発売予定のアルバム『ザ・グレイト・ディヴァイド』からのリード・シングルで、スタジオ・アルバムとしては2022年の『スティック・シーズン』以来の新作となる。
現地時間2026年2月1日に米ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで開催された【第68回グラミー賞】で、バッド・バニーの『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』がスペイン語のアルバムとして史上初めて<最優秀アルバム>を受賞した。その反響を受けて、収録曲の「DtMF」が今週10位に再浮上している。
「DtMF」は、今週の集計期間に公式ストリーミング再生数が前週から177%増加の1,510万回に急増。ラテン・ソング・チャートでは通算46週目の首位に返り咲いた。なお、同曲は2025年1月のソング・チャート“Hot 100”で最高2位を記録している。
【第68回グラミー賞】で<最優秀新人賞>を受賞したオリヴィア・ディーンの「マン・アイ・ニード」は最高位となる2位をキープして、エアプレイ・チャートでは通算2週目の首位を獲得した(6,610万回/前週比5%増加)。また、グラミー賞での反響を受けて公式ストリーミング再生数も前週から30%増加の1,690万回に上昇している。
【第68回グラミー賞】でオリヴィア・ディーン等と<最優秀新人賞>にノミネートされ、パフォーマンスを披露したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」は、先週の7位から3位にTOP3復帰している。同曲も、その反響により公式ストリーミング再生数が前週から23%増加の1,550万回に上昇した。
1月24日付で初登場1位を記録したブルーノ・マーズの「アイ・ジャスト・マイト」は、先週の6位から今週4位に上昇。R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとR&Bソング・チャートの両チャートでは、それぞれ4週連続で首位を記録した。
昨年8月から通算8週間の首位を記録したHUNTR/Xの「Golden」は先週の4位から今週5位に、昨年10月から今年の1月まで、自己最長記録の10週間(非連続)首位を記録したテイラー・スウィフトの「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は5位から7位にそれぞれ順位を下げた。先週8位にランクインしていたソンバーの「バック・トゥ・フレンズ」(最高7位)は今週も同位をキープして、ケラーニの「フォールデッド」(最高6位)も前週に続き今週も9位にランクインしている。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは2月12日以降掲載予定となります。
◎【Hot 100】トップ10
1位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
2位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
3位「オーディナリー」アレックス・ウォーレン
4位「アイ・ジャスト・マイト」ブルーノ・マーズ
5位「Golden」HUNTR/X
6位「ザ・グレイト・ディヴァイド」ノア・カーン
7位「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」テイラー・スウィフト
8位「バック・トゥ・フレンズ」ソンバー
9位「フォールデッド」ケラーニ
10位「DtMF」バッド・バニー
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