チャペル・ローン、受賞スピーチで“お金を持っている人は誰であれ、手放す義務がある”と発言

2026年1月29日 / 15:00

 チャペル・ローンはキャリアを通じてLGBTQコミュニティを擁護してきたが、現地時間2026年1月27日にWe Are Moving the Needle主催で開催された【レゾネーター・アワード】において、その活動が評価された。

 ハートのナンシー・ウィルソンから<ハーモナイザー賞>を受け取った後、Z世代ポップ・スターのチャペルは、紙に書いたスピーチを読み上げながら観客に語りかけた。「私はいい人だって言われると居心地が悪くなるんです」と率直に切り出し、「たぶんキリスト教的な罪悪感とか、そういうものが関係しているのかもしれませんが、本当に尊敬している人たちから、いい人だとか、いいことをしていると言ってもらえるのはうれしいです」と続けた。

 さらに彼女は、「私が何をすべきか分かるのは、周りの人たちがいいことをしているのを見ているからですし、レプリゼンテーション(代表されること)や、医療費や家賃のための資金を必要としているトランスジェンダーの人たちの声に耳を傾けているからです。アーティストとして、そしてお金を持っている人は誰であれ、それを手放すのは一種の義務だと思っています。与えること以外に調和と呼べるものが何なのか、正直よく分かりません」と続けた。

 <ハーモナイザー賞>は毎年、音楽を通じて社会的変化を育んでいるアーティストに贈られるもので、チャペルは2024年にブレイクしたアルバム『ザ・ライズ・アンド・フォール・オブ・ア・ミッドウェスト・プリンセス』で一躍注目を集めて以降、さまざまな形でその役割を果たしてきた。ステージ上でLGBTQの権利について繰り返し発言してきたことに加え、2024年の【ガバナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバル】出演時には、ホワイトハウスからの出演要請を公に辞退したことでも話題となった。また、ライブではドラァグ・パフォーマーを起用することも多く、2025年の【Visions of Damsels & Other Dangerous Things Tour】では、チケット1枚につき1ドルを支援を必要とするゲイおよびトランスジェンダーの若者を支援する団体に寄付している。

 フレッド・アーミセンが司会を務めた今年の【レゾネーター・アワード】では、ほかにもチャカ・カーン、セイント・ヴィンセント、ハイム、エイミー・アレンが表彰された。チャペルの長年の友人であるオリヴィア・ロドリゴも来場しており、レイヴェイの姿も見られた。


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