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歴史は繰り返すという言葉があるが、それは音楽にも当てはまる。10年以上前の楽曲が、TikTokで新たな世代のトレンドとなり、再び脚光を浴びることは少なくない。
その恩恵を受けた最新のアーティストであるキッド・カディは、2008年の楽曲「Maui Wowie」がTikTokでバズったことで、Spotifyなどのストリーミング・プラットフォームでも再生数が上昇している。
ここ最近話題となっているMaui Wowieチャレンジは、TikTokユーザーの@aaronxbrownnによって始まったとみられている。彼は横断歩道の標識にぶら下がりながら、「Going back to Honolulu just to get that / That Maui Wowie, that Maui Wowie(ホノルルに戻って手に入れるんだ/あのマウイ・ワウイを、あのマウイ・ワウイを)」という同曲からのラップを披露した。
このチャレンジには数千人が参加し、ユーザーたちはさまざまな街の標識や信号機にぶら下がる動画を投稿している。そして今週初めには、キッド・カディ本人もこのトレンドに乗っている。「イェーーー!みんな、俺の曲を投稿して楽しんで愛を示してくれてありがとう!17年経ってもこの曲はタイムレスだ」と彼はコメントを添え、地元の米クリーブランドのプログレッシブ・フィールド前で撮影した映像を公開した。あるファンは「自分のトレンドに参加するなんて、キッド・カディは本当に最高」とコメントしている。
「Maui Wowie」は、2008年7月にリリースされたキッド・カディのデビュー・ミックステープ『ザ・ボーイ・ネームド・カディ』に収録されており、プロデュースはプレイン・パットが担当した。この爽快な楽曲は米ビルボード・チャートにも返り咲き、“Hot R&B/Hip-Hop Songs”チャートで24位、“Bubbling Under Hot 100”チャートでは2位にランクインしている。
ただし、カディによる新曲のリリースにはあまり期待しない方がよさそうだ。彼は最新作「Once」のリリース後、音楽活動を一時的に離れ、他のクリエイティブな分野に挑戦する意向を明らかにしていた。彼は当時、「次のキッド・カディのアルバムまでは、しばらく時間がかかると思う」と語り、「だから、みんなにモチベーションを与え、元気づけるような作品を残しておきたかった。今年の初めにスタジオで気ままに作った曲なんだ」と説明していた。
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