<ライブレポート>SEKAI NO OWARI、6年ぶりロッキン凱旋【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025】

2025年10月6日 / 20:00

 SEKAI NO OWARIが、9月13日に開催された【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025】(以下、RIJF)に出演した。

 SEKAI NO OWARIがRIJFに出演するのは、2019年以来6年ぶり。会場が蘇我に移ってからは初めての出演となる。今回はメインステージである<LOTUS STAGE>の初日のトリを務めた。

 紫色のライトが不穏に揺らめくなか、バンドロゴがステージ背面に大きく映し出される。「Habit」のイントロが鳴り響くと、Fukaseが「久しぶりだロッキン!」と大胆不敵に歌い始める。2番のAメロでは、マイクを客席に向け「歌える?」と煽り、オーディエンスは大合唱。まるまる歌わせると、シニカルな笑みを浮かべた。

 続く「Dropout」では、まるでEDMフェスのようなハイエナジーな盛り上がりを見せる。さらに、パラパラと小雨が降るなかで披露された「RAIN」では、その優しいメロディーにオーディエンスは自然と体を揺らす。「(ビジョンに)歌詞が出てるから次の曲は歌えるんじゃないかと思うんだけど。一緒に歌ってくれたら嬉しいです」と「RPG」のタイトルを叫ぶと、客席からは割れんばかりの歓声が。サビでは壮大なシンガロングが会場全体を包み込み、メンバーたちも「いいね!」と満足げな様子を見せた。

 「この曲をフェスでやるのはこれが最後なんじゃないかな」と前置きし、「次の曲は俺が友達と作った曲。俺の悪友が突然曲を送ってきて。聴いてみたらすごくいい曲だった。でもそいつがどんなに経ってもその曲を完成させないから、俺が曲にしました。本当はフェスのバックステージで会いたかったな」と語った後、披露されたのは「琥珀」。遠くにいる誰かを想うように、スタンドマイクで優しく歌い上げる姿が印象的だった。

 MCでは、Nakajinが2010年のRIJF初出演時の思い出を振り返る。初出演は<WING TENT>という比較的小さなステージだったが、当時のバンドにとっては大きく感じたという。それから15年経ったことに感慨深げな顔をしながら「今、一番大きいステージに立てて嬉しい!」と、改めてオーディエンスへ感謝を伝えた。

 ライブ終盤は、Nakajinのギターリフが印象的な最新曲「図鑑」からスタート。間髪入れずに「最高到達点」へと突入し、青を基調とした爽やかな照明がステージを彩る。そして「2010年に出たときにおそらくやっただろう曲をやります」(Fukase)と披露されたのは、インディーズ1stアルバム『EARTH』収録曲の「虹色の戦争」。色褪せない名曲の披露に、会場は大きな盛り上がりを見せた。

 「時間がないからこのままアンコールやります!」と、本編の勢いそのままにラストソング「Dragon Night」へ。ドロップでは地面が揺れるほどのジャンプの波が巻き起こり、最後はサビの大合唱。歌って踊って、最高の大団円でロッキン初日を締めくくった。

 RIJFは9月13日、14日、15日、20日、21日の2週間にわたって開催され、5日間合計で30万人を動員した。

Photo: ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025

◎公演情報
【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025】
2025年9月13日(土)14日(日)15日(月・祝)/20日(土)21日(日)
千葉・千葉市蘇我スポーツ公園
<セットリスト(SEKAI NO OWARI)>
1. Habit
2. Dropout
3. 眠り姫
4. RAIN
5. RPG
6. Witch
7. 琥珀
8. 図鑑
9. 最高到達点
10. 虹色の戦争
11. Dragon Night


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