【米ビルボード・ソング・チャート】アレックス・ウォーレン「オーディナリー」通算6週目のNo.1、ドレイク新曲が2位デビュー

2025年7月15日 / 10:00

 今週の米ビルボード・ソング・チャートは、アレックス・ウォーレンの「オーディナリー」が通算6週目の首位を獲得。TOP10には、2位にドレイクの新曲「What Did I Miss?」が初登場。6位には、Netflixのアニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』のサウンドトラックから、HUNTR/X(ハントリックス)の「Golden」が前週の23位からジャンプアップして、架空のアーティストとしてTOP10入りを果たしている。モーガン・ウォーレンは、今週もTOP10に3曲を同時にランクインさせて、最多記録を更新した。

 通算6週目の首位を獲得したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」は、今週の集計期間(2025年7月4日~7月10日)に公式ストリーミング再生回数が1,910万回(前週比5%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が7,300万回(前週比5%増加)、週間セールスは6,000(前週比9%減少)をそれぞれ記録した。

 ラジオの週間オーディエンス・インプレッション数が7,000万回を上回ったのは、シャブージーの「ア・バー・ソング(ティプシー)」(今週5位)が昨年11月に達成して以来で、今週のエアプレイ・チャート(総合)では4週目の首位を獲得。アダルト・ポップ・エアプレイ・チャートで7週目、ポップ・エアプレイ・チャートでは5週目の首位をキープしている。

 ストリーミング・ソング・チャートでは先週の2位から4位に、デジタル・ソング・セールス・チャートでは1位から2位にそれぞれランクダウンしたが、今年のソング・オブ・ザ・サマー・チャートでは7週目(7週連続)の首位を獲得した。

 続いて今週2位には、7月5日にリリースされたドレイクの新曲「What Did I Miss?」がデビュー。初週は公式ストリーミング再生回数が2,260万回、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が360万回、セールスは6,000をそれぞれ記録している。

 「What Did I Miss?」が今週2位にランクインしたことで、ドレイクはTOP10入りした曲数を通算81曲目に更新し、67年の歴史を持つソング・チャート“Hot 100”における最多記録をさらに更新した。

・81曲:ドレイク
・59曲:テイラー・スウィフト
・38曲:マドンナ
・35曲:ザ・ビートルズ
・32曲:リアーナ
・30曲:マイケル・ジャクソン
・29曲:エルトン・ジョン
・28曲:マライア・キャリー
・28曲:スティーヴィー・ワンダー
・27曲:ジャネット・ジャクソン
・26曲:ジャスティン・ビーバー
・26曲:リル・ウェイン
・25曲:エルヴィス・プレスリー(1958年以前の記録は含まれない)

 「What Did I Miss?」は、今週のストリーミング・ソング・チャートで1位に初登場して、同チャートでの首位獲得総数を通算21曲目に更新した。この記録も歴代最多記録となる。また、デジタル・ソング・セールス・チャートでも通算15曲目の首位を獲得して、テイラー・スウィフト(29曲)、ニッキー・ミナージュ(17曲)に続く史上3番目、男性アーティストとしては最多記録を更新した。

 その他、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとラップ・ソング・チャートでもそれぞれ1位に初登場して、両チャートの首位獲得総数をそれぞれ31週目に更新。どちらも史上最多記録を保持している。

 今週のTOP10には、6位にHUNTR/X(ハントリックス)の「Golden」がランクインした。この曲は、2025年6月20日にNetflixで配信されたアニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』のサウンドトラックに収録されたタイトルで、本作は今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で2位に上昇し、2025年のチャートではサウンドトラックとしての最高位を更新した。

 サウンドトラックの発売日と同日の2025年6月20日にNetflixで配信された『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』は、アメリカのNetflixにおける映画チャートで2位にランクインしている。

 映画のヒットを受けて前週の23位からジャンプアップした「Golden」は、今週の集計期間に公式ストリーミング再生回数が1,880万回(前週比39%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が95万回、セールスは3,000をそれぞれ記録した。

 HUNTR/Xは、『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』に登場するルミ、ミラ、ゾーイの3人で構成されたガールズグループで、実際のボーカルはイジェ、オードリー・ヌナ、レイ・アミの3人が担当している。

 架空のアーティストとしてTOP10入りしたのは以下に続く6組目で、2010年以降では初の快挙となる。

・HUNTR/X(2025年)
・ハンナ・モンタナ(2009年)
・ザ・ハイツ(1992年)
・パートリッジ・ファミリー(1970年代)
・アーチーズ(1960~70年代)
・アルビンとチップマンクス(1950年代)

 5月31日付で1位に初登場したモーガン・ウォーレンの「ホワット・アイ・ウォント feat. テイト・マクレー」は、先週の2位から今週3位に順位を下げたが、カントリー・ソング・チャートでは8週目の首位をキープしている。

 モーガン・ウォーレンは、「ホワット・アイ・ウォント」の他にも4位に「ジャスト・イン・ケース」(前週3位/最高2位)、8位に「アイム・ザ・プロブレム」(前週5位/最高2位)の3曲をTOP10にランクインさせていて、同時(同週)に3曲以上をTOP10にランクインさせた回数を通算10週目(2025年は8週目)に更新した。

 TOP10に3曲以上を同時(同週)にランクインさせた回数としては、以下に続く4番目のタイ記録となる。

・19週間:ドレイク
・15週間:50セント
・11週間:ジャスティン・ビーバー
・10週間:ザ・ビートルズ
・10週間:ケンドリック・ラマー
・10週間:モーガン・ウォーレン

 同じ年(1年間)で3曲以上をTOP10にランクインさせた回数では、以下に続く5番目のタイ記録を達成している。

・13週間:50セント(2005年)
・12週間:ドレイク(2018年)
・10週間:ザ・ビートルズ(1964年)
・9週間:T-ペイン(2007年)
・8週間:サブリナ・カーペンター(2024年)
・8週間:モーガン・ウォーレン(2025年)

 また、モーガン・ウォーレンはカントリー・ソング・チャートでも今週5曲をTOP10にランクインさせている。同チャートに初めてTOP10入りしたのは2021年1月で、5曲以上をランクインさせたのは今週で通算29週目となる。この栄誉を達成したことがある他のアーティストは、テイラー・スウィフト(2023年)、ザック・ブライアン(2023年)、ビヨンセ(2024年)の3組がいるが、いずれも1週間限りの記録だった。

 先週4位にランクインしていたシャブージーの「ア・バー・ソング(ティプシー)」(2024年に史上最長の19週間首位獲得)は今週5位に、3月1日付から5月24日付まで13週連続で首位を獲得したケンドリック・ラマー&シザの「Luther」は6位から7位に、それぞれワンランクダウンした。

 昨年の年間チャートを制したテディ・スウィムズの「ルーズ・コントロール」も、先週の8位から今週9位に順位を下げたが、TOP10の滞在週を通算69週目、Hot 100のチャートイン総週は99週目に、それぞれ史上最長記録を更新している。

 今年の1月から2月に通算5週間首位を獲得したレディー・ガガ&ブルーノ・マーズの「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」も、先週の9位から10位にワンランクダウンした。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは7月17日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「オーディナリー」アレックス・ウォーレン
2位「What Did I Miss?」ドレイク
3位「ホワット・アイ・ウォント」モーガン・ウォーレン feat. テイト・マクレー
4位「ジャスト・イン・ケース」モーガン・ウォーレン
5位「ア・バー・ソング(ティプシー)」シャブージー
6位「Golden」HUNTR/X
7位「Luther」ケンドリック・ラマー feat. シザ
8位「アイム・ザ・プロブレム」モーガン・ウォーレン
9位「ルーズ・コントロール」テディ・スウィムズ
10位「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」レディー・ガガ&ブルーノ・マーズ


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