ビリー・アイリッシュ、スタジオでフィニアスと“誰よりも残酷な言葉”を言い合う理由を明かす

2025年7月11日 / 16:30

 ビリー・アイリッシュが、兄のフィニアスとのクリエイティブな関係について、作曲やレコーディング中は互いに“残酷な”言葉を投げかけるが、スタジオでは夢のようなコンビであると語った。

 現地時間2025年7月9日にビリーは、英ロンドンで開催されたアメリカン・エキスプレス主催のポップアップ・ストアで、キャスターのイーディス・ボウマンとの親密なQ&Aセッションに参加した。ロンドン東部のオールド・ストリートにある会場には対談を観覧したり、限定グッズを入手するために100人のファンが招待された。このポップアップは7月10日から13日まで開催されている。

 ビリーの【ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト・ツアー】の英国とアイルランド公演が、7月7日にスコットランドのグラスゴーでスタートした。この日程はロンドンのO2アリーナで6公演、マンチェスターのコープ・ライブで4公演が行われ、ダブリンの3アリーナでの2公演で7月26日に幕を閉じる。

 この対談はビリーの創作活動、特に兄のフィニアス・オコネルとの曲作りのパートナーシップに焦点を当てたものだった。兄妹は、ブレイク曲「Ocean Eyes」(2015年)から2024年のヒット曲「Birds of a Feather」に至るまで、彼女の作品すべてで密接に協力している。

 「長年にわたり兄と仕事をしてきたことで、私は良い協力者になることを余儀なくされました。それはとてもありがたいことです」と彼女は言いつつ、「でも兄妹同士では、お互いにとても正直で、容赦なく接することがあります。フィニアスとはもう友達でいられなくなる、仲違いをする、あるいは修復不可能なほど彼の気持ちを傷つけてしまうといった心配はまったくありません」と語った。

 そして、「フィニアスと私は兄妹だからこその、これまで誰よりも残酷な言葉を交わしてきました。それが私たちの関係です。私たちは、誰かが誰かを愛したどんな愛よりも深い愛情で結ばれています。だからこそ私たちの関係は特別で、他の誰かと一緒に仕事をして自分らしさを表現する必要がないのだと思います」と彼女は続けた。

 23歳の彼女は、007のテーマ曲「No Time to Die」(2020年)や、2023年の大ヒット作『バービー』の【アカデミー賞】受賞曲「What Was I Made For?」など、映画サウンドトラックの制作についても語り、「(事前にブリーフィングがあること)は世界で一番好きなことです」と、『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督や映画『007/ノー・タイム・トゥー・ダイ』のスコアを手掛けたハンス・ジマーなどとのコラボレーションについて述べた。

 彼女は、「プロンプトや課題が与えられると、フィニアスと私は本当に生き生きとします。それはちょっとしたゲームのようなものです。たとえば、バービー人形の視点から文章を書くことができるのですが、それがとても楽しいんです」と語っている。

 しかし、【グラミー賞】受賞アーティストである彼女にとって、曲作りは依然として自然な作業ではないそうだ。「作曲はとても、とても難しいと思います。正直なところ、音楽を作るのは楽しくないです。作業中はとてもイライラしますし、自分が頭が悪いと感じてしまいます。自分が伝えたいことを考えながら、それをうまく表現できない、あるいは適切なコードが見つからないといったことに直面するからです。そして今でも、兄と多くの曲を書いてきたにもかかわらず、まだ本当に難しいと感じています」と彼女は明かしている。

 対談の別の部分でビリーは、最近空港で『New Girl / ダサかわ女子と三銃士』の俳優、ジェイク・ジョンソンに会って興奮した話をした。「去年飛行機でどこかに行く時、空港に着いた瞬間にジェイク・ジョンソンが別の車から降りてきたんです。父もそこにいて、“ビリー、車から降りなさい”って言われたんですが、私は、“無理、ジェイク・ジョンソンがすぐそこにいる”って答えました。そして涙が溢れて泣き出し、父が、“あの人は一体誰なんだ?”と尋ねたので、“ジェイク・ジョンソン、世界一の俳優”って答えました」と彼女は振り返った。

 彼女は、「空港に入ってただ泣いて、友達何人かに電話して、“ジェイク・ジョンソンが同じ空港にいる!”って言いました。父は私に彼と話すよう懇願しましたが、私は断りました」と続け、「そしてこれは去年の12月のことなので、そんなに昔じゃないんですよ。結局、彼が同じ部屋にいるところを通り過ぎなければならなかったんですが、彼が私の名前を呼んで挨拶をしてくれました。最高の一日でした!」と語った。

 8月にさいたまスーパーアリーナでの来日公演が控えているビリーは、10月9日に米マイアミのカセヤ・センターを皮切りに、北米でのツアーを再開する。


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