エンターテインメント・ウェブマガジン
横浜アリーナを満員にするという目標を掲げ、菅波栄純(THE BACK HORN)や田仲圭太(TOPICS.LAB、ex.SCRAMBLES)などが手掛ける青春パンクを歌い叫び続けている女性アイドルグループ・BLUEGOATS(ブルーゴーツ)が、5月31日(土)横浜・Naked Loft Yokohamaにて音楽インタビュアー&ライター・平賀哲雄と共に【BLUEGOATSとアイドルを語る会】を開催した。
<飛躍の2025年:ワンマン、競馬観戦、ギュウ農フェスetc.語る>
【BLUEGOATSとアイドルを語る会】は、昼からメンバー(ほんま・かいな、ダイナマイト・マリン、チャンチー、ソンソナ)もファンもライターもステージ上でお酒を飲み交わしながら、BLUEGOATSの魅力を語り合うことを目的としたトークイベント。みんなで乾杯すると、飛躍モードで活動している2025年前半を振り返るべく、まずはメンバーへの公開インタビューが行われた。そこで印象的だったメンバーの発言を紹介したい。
ソンソナ「YouTubeで「2025年は飛躍の年にする」と宣言していたんですけど、大きなアイドルイベントに出られるチャンスが巡ってきていたりして。実際に立たせていただくステージが広くなって、そこで初めて私たちのライブを観た人たちが「BLUEGOATS、めっちゃよかった!」ってSNSに書いてくれたり、知らない人たちの目にも届いていることを実感しています。
あと、5月2日に5thワンマンライブ【青春謳歌】があって。個人的には3年前にデビューした会場でもある新宿ロフトだったんですけど、緊張して記憶が全然ない3年前のライブに比べて、今回はすっごい自信に満ち溢れていたんですよね。「今、私、格好良いかも」と思いながらステージに立っていたんですよ(笑)。それがすごく嬉しかったんです。だから「今日ここにみんなと集まってライブができてよかった!」と思えて……私的にはそれも大きい出来事でした!」
マリン「新宿ロフトでのワンマンは、ファンのみんなの笑顔と涙にすごく救われたというか……いろんな感情になっている人たちが目の前にいて「ちゃんと届いている。よかったな」と思えたライブでもありつつ、その一方で「客席後方の人たちも含めて、もっと全員を引き込むにはどうしたらいいんだろう?」と考えさせられるライブでもありました。私、他のアーティストのワンマンライブを観に行ったとき、どうしても入り込めない瞬間があって。ワンマンってどうしても身内感が出ちゃうじゃないですか。だからこそ、BLUEGOATSでは初めて観た人にももっと刺さるようなライブをしたいなと思っています。」
かいな「YouTubeでギャンブル企画をよくやっているんですけど、その流れで今年の3月に初めて競馬観戦イベントをやったんですね。私が事務所から借りたお金とYouTube生配信でファンからスパチャで集めた計23万3440円を賭けるっていう。そんな活動もしているからギャンブルきっかけで私たちを知ってくれた人も本当に多いんですよ。で、その人たちはアイドルのライブに行ったことがなかったりするので、競馬のイベントに来てもらってからライブも観てもらうようなこともしているんですけど、意外と親和性があって。そこからファンになってくれた人が増えている年でもありますね。
あと、4月に【ギュウ農フェス in ZEPP シン・ジュク 絶対彼女!】で、いろんな有名アイドルグループも出ている中で大トリを務めさせてもらって。いろいろ考えて臨んだライブではあったんですけど、結果的に客席に飛び込んで歌っていて(笑)。Zepp Shinjukuって意外とステージと客席に距離があるんですよ。で、事前にギュウゾウさん(電撃ネットワーク/ギュウ農フェス主催者)に「飛び込んでいいですか?」って確認も取っていなかったんです。でも「Zepp出禁になっても別にいっか」と思って(笑)。それでダイブしたら「あれが衝撃的で最後までライブ観たんですけど、よかったです」みたいな初見さんの声も多かったので、驚かせられてよかったし、ちゃんと観てもらえるきっかけになれてよかったなって。それで「やっぱりひとつひとつのライブを本当に命懸けでやらないとな」と思えたライブでもあったので、出れてよかったです。」
<「東京タワー」「君の唄で生きていたい」「誰もあなたを笑わない」「夢で逢えたら」思い入れの強い1曲を語る>
また、この公開インタビューでは、メンバー1人1曲ずつ思い入れの強いBLUEGOATSの楽曲を発表してもらい、それらの解説をしながらスクリーンで全曲動画上映および音源爆音再生するコーナーもあった。
ソンソナ「私は「東京タワー」を選ばせてもらいました! 最近のBLUEGOATSは「あなたと私でBLUEGOATS」と掲げていて、ライブでみんなと一緒に歌うスタイルが定着しているんですけど、その大きな一歩になった曲が「東京タワー」だと私は思っていて。ライブの雰囲気を変えることって私たちも難しいし、ファンの人たちもそれを一緒に楽しむのって大変だったと思うんですけど……でも、BLUEGOATSの未来のことを一緒に考えてくれて、今では「アイワナビー!」ってサビをみんなで一緒に歌ってくれるようになったんですよね。そうやって共に変わっていった中での象徴的な曲が「東京タワー」なんですよ。
あと、めちゃくちゃ個人的な話なんですけど、私はライブ中のMCや煽りに苦手意識があって。どうしても「何か良いことを言わないと!」と思っちゃって、言いたいことがあるのに言えなかったりしていたんですけど、2024年6月28日の下北沢。そこで「東京タワー」を披露したとき。一緒に歌えるけど、私もお客さんもちょっと恥ずかしがって大きい声で歌えなくて、まだひとつ壁があった時期だったんですけど、その日は私の中で「同じ曲を一緒に歌って、忘れられない瞬間にしたい!」という想いがハジけて、気付いたら「一緒に歌おう!」って叫んでいたんですよ。そしたら、みんながいつも以上に「アイワナビー!」って応えてくれた気がして……その瞬間が忘れられなくて。その体験がきっかけで「別に良いことを言おうとしなくても、恥ずかしがらずに自分の感情をぶつければいい。それが大切なんだな」と気付かせてもらえたんですよね。
そんな私にとっても、BLUEGOATSにとっても大きなきっかけになった歌。BLUEGOATSで「東京タワー」聴いてください!
◎BLUEGOATS「東京タワー」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=fLGEu4nLfX8
マリン「私が選んだのは「君の唄で生きていたい」という曲です。新宿ロフトでのワンマン翌日に後夜祭をやったんですけど、そのときにファンの人たちと歌った「君の唄で生きていたい」がすごく印象に残っていて。この曲ってすごくパワフルだし、強くなれる曲なんですけど、初めて人の笑顔に泣かされて「笑顔ってスゴいな」と思ったんですよね。で、実はその後夜祭の前にワンマンの反省会をしていたんですよ。そこで「良いライブだったけど、もっと出来ることあるよね」という話になって、ライブにちゃんと向き合っているからこそそれが悔しくて……私は泣いてしまったんですよ。で、そのあとの後夜祭で「君の唄で生きていたい」を歌ったときに、みんながすっごい大きな声で笑顔で歌ってくれて、その笑顔を見たときに私も笑っていたんですけど、自然とバァーっと涙が出てきてしまって。それがすごく印象に残って、めっちゃ好きになった「君の唄で生きていたい」。ぜひ聴いてください。」
◎BLUEGOATS「君の唄で生きていたい」LIVE MV
https://www.youtube.com/watch?v=AgfFrcFhGiQ
チャンチー「私は「誰もあなたを笑わない」を選びました。なんで選んだかと言うと、私って小学生の頃とか中学生の頃とか高校生の頃って本当に仲の良い人以外には、すごく猫をかぶってずっとおちゃらけている人間に見せていたんですよ。だから「いつも悩み事なさそうでいいよね」とか「あなたはラクに生きてそうでいいね」みたいなことをよく言われていたんです。で、アイドル活動をしていて、大学を退学しなきゃいけなくなったときに……退学する前からも担任の先生に目をつけられていたんですけど、私がアイドルをやっていることに対して「現実を見ろ」みたいな否定的なことしか言われなくて。友達とかいろんな人からもアイドル活動を否定され続けて。で、退学するときに大学でいちばん偉い人と親も一緒に面談させられたんですけど、YouTube(アオヤギチャンネル)を全部観られていて、AV実況をやっていたことも指摘されたり(笑)、ある動画のめっちゃ些細な言葉でさえも「こんな言葉を発して恥ずかしくないのか」と言われたりして。
それで、私は怒るという感情があんまり湧かないんですけど、初めて「これが怒るという感情か」と思った発言があって。「あんたはこんな奴らとつるんで何しているんだよ」と言われたんです。それが本当に悔しくて泣いていたら「なんで泣いてんの?」ってすっごい笑われたんですね。要するにバカにされたんです。そのときのことを「誰もあなたを笑わない」を聴いて思い出して。だからこそ、私はこの曲を歌う度に「誰もあなたを笑わない」って本気で思うんですよ。そんな私にとっても特別な1曲になっている、BLUEGOATSで「誰もあなたを笑わない」聴いてください!」
◎BLUEGOATS「誰もあなたを笑わない」DEAD OR ALIVE @ SHIBUYA CYCLONE(2025.03.02)
https://www.youtube.com/watch?v=mm4lrNOxRDs
かいな「私の好きなアイドルが卒業して「もうアイドルやりません」って言ったんです。さよならステイチューンの大崎瑠衣ちゃんなんですけど、私はその子がローカルアイドルだったときから好きで、10年ぐらい活動していて私も追っていたんですけど、ついに卒業してしまって。そのタイミングでBLUEGOATSの「夢で逢えたら」のデモが上がってきて、仮歌も入っていたんですけど、それを1回聴いたときに「これは私の歌だ」と思って。めっちゃキャッチーだったから1回で覚えられて、そこで初めて「キャッチー」の意味を知ったというか。ライブでも初めて来た人に「あいしてるの曲、いいね」って言われて、そのサビのド頭でこの5文字がいちばん印象に残る感じが良いなと思って。
それぐらいキャッチーだし、自分の想いもすごく乗っかった曲だし、前のめりで「聴け!聴け!聴け!」という気持ちで初めてライブができた曲でもあるんですよね。なので、私の中でいちばん思い入れがあるし、思い出深い曲でもあるので、今回選ばせてもらいました。それでは聴いてください。BLUEGOATSで「夢で逢えたら」!
◎BLUEGOATS「夢で逢えたら」
https://www.youtube.com/watch?v=9sEZc_lEYwo
<BLUEGOATSの為に上京した人から文部科学大臣を目指す人まで──【BLUEGOATSをファンと語り合う会】>
ここまではメンバーメインで語ってもらっていたが、このイベントは【語る会】ということで、後半は客席のファンもステージに招き入れてトークライブ。BLUEGOATSを好きになったきっかけ、 BLUEGOATSとの思い出、今後のBLUEGOATSに期待することなどをメンバーと共に伺い、ファンそれぞれの思い入れある1曲も爆音で流していった。その中でで印象的だった発言もダイジェスト的に紹介していきたい。
ファンA「去年の4月に4マンライブがあったんですよ。それに友達から誘われて。正直、目当てのグループは別だったんですけど、そのときのBLUEGOATSのライブが、まず「GOOD LUCK!!」で格好良いじゃんと思って。それで普通に良いなと思って観ていたら「エンドロール」の前にチャンチーのMCがあって、脱退した過去のメンバーについて話し始めたんです。それで「こんなダークな話をするアイドルがいるんだ?」というのが最初の衝撃で、そのあとに流れた「エンドロール」がすごく転調の多い長い曲だったから「この曲、そもそも1曲なんだろうか。実は気付かないうちに次の曲に入っているのかな?」と思ったりして。でも、暗い曲調が徐々に明るくなっていって〆たときに「格好良いところと、きっと裏ではいろいろあるんだろうなと思わせる二面性がスゴいな」と思って感動したんです。それでもっとこのグループのことを知りたいなと思って、気付いたらファンになっていました。
かいな「マツコが来るようになった頃は、フロアが今の感じじゃなくって。みんな恥ずかしがりつつ、ちょっとずつ歌うみたいな感じだったんですけど、マツコが他のアイドルの界隈から来てくれたこともあって、いろんなアイドルのフロアの感じを分かっていたというか。それでBLUEGOATSのフロアを先導していろんな雰囲気をつくってくれたんですよ。あと、noteでBLUEGOATSについて5万字ぐらい書いてくれて! BLUEGOATSのフロアの作り方もそうですし、他の人に広めるパワーもそうですし、見返りなしに「BLUEGOATSを広めたい!」と思って動いてくれているのが、いつも嬉しいなと思っています。ありがとう!」
ファンA「こんなに良い場だとは……。人生で今がピークかもしれないです(笑)。」
◎BLUEGOATS「エンドロール」
https://www.youtube.com/watch?v=60QfTm74AQI
ファンB「BLUEGOATSを知ったきっかけは、アオヤギチャンネル(BLUEGOATS公式YouTubeチャンネル)の競艇動画がたまたまオススメで上がってきたんですよ。それを観ようと思ったのは、サムネのマリンちゃんが可愛かったからなんです。とは言え、その動画を観ていく中で、ずっと目が離れなかったのがチャンチーで。」
マリン「おい(笑)!」
ファンB「すみません(笑)。で、より「このグループ、好きだな」と思ったのが、動画のいちばん最後に流れてきた「交差点」だったんですよ。すごく良い曲だなと思って。なので、チャンチーのことは特別な推しという気持ちはあるんですけど、BLUEGOATS全体が好きというのはもちろんあって。それがなければ、そもそも僕は兵庫に住んでいたんですけど、BLUEGOATSの為に上京していないんですよ。その話が好きな曲の話にも繋がるんですけど、背中を押された曲が2曲あって。それが「君の唄で生きていたい」と「Hello world!」。で、ちなみに「Hello world!」の中に「誰かの言った正解より 僕らの間違い」という一説があって、それがいちばん心の中にギュッと来たというか。
みんなは「兵庫で前の仕事をやっていたほうが正解」と言うんですけど、「みんなから言われた正解だけを選ぶのが本当に正解なのか? 自分が楽しみたいことって何だろう?」と考えたときに、ここにいるメンバーもファンも含めた全員のBLUEGOATSがやっぱり好きで、そこで過ごしている時間がいちばん楽しい。今この瞬間だけかもしれないですけど、それを精一杯楽しみたい。だから、僕の人生ごとBLUEGOATSに賭けたいと思ったんです。そういうフレーズが「君の唄で生きていたい」の中にあって、僕の背中を押してくれたんですよね。行動に移したのは僕ですけど、BLUEGOATSにはそれだけのパワーがあるんですよ。なので、この先、これ以上に誰かを推すことはないんじゃないかと思うぐらい、すごく好きな……みんなです! ファンも含めて、運営さんも含めて、いつもいつもありがとうございます」
メンバー一同「うれしい!」
◎BLUEGOATS「Hello world!」
https://www.youtube.com/watch?v=Ry7up1hINgY
ファンC「自分はマリンさん推しなんですけど、本当に尊敬すべき存在だと思っています。もちろんアイドルとして尊敬している方は多いと思うんですけど、僕はクリエイターとしてもすごく尊敬しているんですよ。彼女の作詞がめちゃくちゃ好きで、詞のひとつひとつがかなり練られているので、それが音楽に乗って、皆さんが歌うと本当にすごく良い曲になるんですよ。どれもライブでは盛り上がる曲になっていますし。
で、今回、リクエストした1曲を流してくれるということで、自分は「トーキョーブルー」を選ばせていただいたんですけど、ひとつエピソードがありまして。とあるバンドとの対バンのときに、BLUEGOATSがトリだったんですけど、そのバンドの方たちがこの「トーキョーブルー」を聴いて「泣きそうになっちゃったよ」と言っていたんです。それで「あ、対バン相手の人ですら感動する曲なんだ」と思って。この曲のマリンさんの歌詞に「淡い期待とギター背負って」というフレーズがあるんですけど、そのバンドの方たちも「淡い期待とギター背負って」東京に出てきたんじゃないかな。だから、自分の人生と重なって泣きそうになっちゃったのかな。って勝手に想像したりして。それぐらい良い曲なので、ぜひ流してほしいです。BLUEGOATSで「トーキョーブルー」。」
◎BLUEGOATS「トーキョーブルー」Official Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=DOk_BNHzqmQ
ファンD「インスタに私服姿を公開する企画があって、チャンチーさんの写真が毎日のように流れてきたんですよ。「この人、誰だろう。モデルさんかな?」とずっと思っていたんです。それで調べてみたらYouTube(アオヤギチャンネル)に辿り着いたんですね。で、観てみたらふざけたことしかやっていなかったんで、そういう芸能人の人たちなんだろうなと思っていて。なので、最初の3,4か月は歌を歌っていることも知らなかったんです。でも、ある日「BLUEGOATS」で検索してみたら「え、歌ってる」と思って(笑)。それで聴いてみて「良いな!」と思いつつ、それからしばらくしてライブに行ってみたら、そのときはまだお客さんが見入っている感じで、それゆえに地蔵スタイルだったんです。今のノリとは違っていて。でも、何か分からないんですけど、惹かれるものがあって通い始めたんです。
で、1年越しぐらいでウチの嫁も誘い入れることができて、今は夫婦で現場に行っているんですけど、実は先日の新宿ロフトのワンマンで平賀さんと肩を組ませて頂いたおばちゃんがその嫁なんです」
平賀「おぉー! そのくだり、ライブレポートでも書かせて頂きましたよ(笑)。俺のオカンかと一瞬見間違えたマダム。肩を組み返させていただきました!」
一同「(爆笑)」
◎<ライブレポート>BLUEGOATS「おまえらに私の人生、見せてやろう!」純度100%青春パンクアイドルが人生を歌い叫び続けた夜
https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/149179
ファンD「それがBLUEGOATSの良さだと思うんですよ。まったく見ず知らずの人が並んでいて、曲が始まった瞬間に肩を組み始める。それで「イヤだ」っていう人はほぼいないと思うので、そういう雰囲気がBLUEGOATSの良さなんですよね!」「私が選んだ1曲は「夢で逢えたら」。これ、学校の音楽の教科書に載せてもいいと思うんですよ。私、文部科学大臣になりますんで! 絶対に載せますんで! それが私の今の夢であります」
◎BLUEGOATS「夢で逢えたら」
https://www.youtube.com/watch?v=9sEZc_lEYwo
ファンE「友達から「BLUEGOATS、良いよ」ってしつこくLINEでオススメされていて。ただ、俺は別のアイドルを好きだったんで、スルーしていたんです。でも、YouTube(アオヤギチャンネル)だけチェックしてみたんですね。そしたら、みんな、めっちゃ楽しく動画をつくっていて。個人的に思い出に残っているのは、バキ童さん(春とヒコーキ)とのコラボとか、ソナちゃんの刺青ドッキリとか。そんな感じでYouTubeを観ているうちに「ライブも観てみるか」と思って、一昨年の6月ぐらいかな。下北沢MOSAiCまで観に行ったら「すごく良いグループだな」と思ってファンになっていきました。
で、流してほしい1曲なんですけど、ソナちゃんが歌詞を仕上げるまで閉じ込められて書いた(笑)BLUEGOATSで「パンクエール」を。」
◎BLUEGOATS「パンクエール」Official Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=we4GRd4hnkY
ファンF「僕もYouTubeきっかけなんですけど、真冬の湖に飛び込む動画がありまして、かいなさんが放送禁止用語を言い放っていたんですよ。それで「こんなアイドルがいるのか」と思って興味を持って。で、YouTubeを観続けていたら、そのうちギャンブルをやり出しまして。自分もギャンブルを結構やるんですけど、「自分とおんなじぐらいクズだな」と思って。それでファンになりました(笑)。ぶっ飛んでいるところが好きなんですよね。
元々はバンド系のライブばっかり行っているライブジャンキーでして。だから、アイドルを全然聴いたことがなかったんですけど、BLUEGOATSは格好良いからライブに行き始めて。そこで聴いてきた曲の中でも「TOMORROW」はめちゃくちゃ短い曲なんですけど、すべてが詰まっているなと思ってめちゃくちゃ好きなんです!」
◎BLUEGOATS「TOMORROW」
※音源リリースされていないので、運営から借りて爆音再生
ファンG「元々は地上アイドルが好きで、その子のオンラインチェキ会にお金をまぁまぁ注ぎ込んだんですけど、ZOOM特典会みたいなやつで話したら本当に塩対応で「ちょっと泣いちゃおうかな」と思うぐらいだったんですよ(笑)。それで「俺はどうしたらいいんだろう?」と思っていた時期にBLUEGOATSのYouTubeと出会って、それこそバキ童とのコラボを観て「すっげぇ面白ぇじゃん!」と、IQが著しく下がったんです(笑)。で、地元の友達を連れてライブにべろんべろんになりながら行ったら、チャンチーが靴をぺっとするシーンがあったんですよ。」
チャンチー「いや、違うんですよ! さっき話していた「エンドロール」で靴を脱ぐ振りを入れたんですよ。で、靴をステージ前方に脱ぎ捨てたら、この人が勝手に直し始めて!「え? とんでもない奴がいる!」って(笑)。」
ファンG「いや、僕は良かれと思ってやったんですよ! それが振り付けのひとつとは思っていないから、間違って脱げちゃったのかなと思って、ちゃんと揃えて置き直したんです(笑)。それから動画を観たり、歌を聴いたりしながら「やっぱり良いなぁ」と思って。で、本当にBLUEGOATSにハマったきっかけは自分の誕生日だったんです。「俺、誕生日だ!」みたいなツイートに対してマリンがリプ返してくれたり、かいながライブで行動に示してくれたりして「もう抜けらんないよ!」と思って。今はクレジットカードの請求がBLUEGOATSしかないような状況になっています(笑)。
◎BLUEGOATS「嘘ひとつ言えたなら」
https://www.youtube.com/watch?v=N5nj9apIILc
<メンバー4人+ありさマネージャーのエンディングトーク>
こうしてメンバーもファンもBLUEGOATSへの熱い想いを語り合い、それぞれに思い入れある曲を流して盛り上がりきったところで、プロデューサーの三川氏から粋な計らいで、まだどこにも公開されていない未発表曲を2曲ほどワンコーラスずつ爆音再生し、イベントはエンディングトークへ。
チャンチー「今日は自分で話していて気付いたこともあったし、みんなから学べたことや再確認できたことがすごくたくさんあって、改めてみんなに支えられているし、今この瞬間をみんなと大事にしたいなと思わせてもらいました。これからは今日確認できたようにひとりひとりとちゃんと向き合いながら、ひとつひとつのライブやこういうイベントも大事にしながら、目標の横浜アリーナまでステップアップしていきたいなと思います! 本当にありがとうございました!」
マリン「まずは今日集まってくれたみんな、本当にありがとうございます。みんなのお話を聞いて、自分たちに負けないぐらいBLUEGOATSやBLUEGOATSの曲のことをすごく愛してくれているんだなと思って、それがすごく嬉しかったです。ここにいる全員、そして、ここに来れなかった人も全員連れてこのまま突き進んでいきたいと思います。今後もよろしくお願いします!」
ありさマネージャー(※三川プロデューサーからステージに送り出された)「ファンの方の気持ちがすごく伝わってきて、BLUEGOATSってすごく愛されているんだなと思って嬉しかったです。メンバーの4人も自分たちのグループへの愛に溢れていて。大人にやらされているとかじゃなくて、自分たちがやりたいからやっている、ここにいたいから頑張っているのがいつも伝わってくるので、これからも全力で支えたいなと思っています」
ソンソナ「ファンのみんなから生の声というか、BLUEGOATSへの想いを直接伝えてくれてすごく嬉しかったです! 2025年、この先も本当に楽しみです! 新しい景色をみんなと見ていきたいし、みんなと楽しんでいきたいし、みんなと一緒に過ごせることが本当にしあわせです。これからもBLUEGOATSと一緒に青春していきましょう! よろしくお願いします! 今日はありがとー!」
かいな「最近、よく「ギャンブル飽きたよ」とか「ギャンブルやんないほうが良いんじゃない?」とか言われるんですけど、私は自分がどれだけ傷つこうが、誰のことを傷つけても、もう止まりません。私はもうガンダムに乗りましたので……と言われてもよく分かんないかもしれないけど(笑)、突き進むと決めましたので! 進んでいくのみなので、皆さん、何も心配せず、とにかく期待だけしていてほしいなと思います。その期待もプレッシャーも全部受け止めて、私は何を言われても倒れませんので、圧かけまくってほしいなと思います。期待していて下さい、2025年。お願いします!」
取材&テキスト:平賀哲雄
J-POP2025年6月22日
SUPER BEAVERが、2025年6月25日21時に新曲「主人公」のミュージックビデオをYouTubeプレミア公開する。 6月22日に配信リリースされた新曲「主人公」は、フジテレビ系『めざましテレビ』2025年度テーマソングとして、 … 続きを読む
J-POP2025年6月22日
yutoriが、TVアニメ『ウィッチウォッチ』第2クールのエンディングテーマを担当する。 本アニメの原作は、集英社『週刊少年ジャンプ』で連載中の篠原健太による同名漫画。魔女となるべく修行中の若月ニコと、同居することになった幼馴染で鬼の力 … 続きを読む
J-POP2025年6月22日
はしメロが、TVアニメ『ウィッチウォッチ』第2クールのオープニングテーマを担当する。 本アニメの原作は、集英社『週刊少年ジャンプ』で連載中の篠原健太による同名漫画。魔女となるべく修行中の若月ニコと、同居することになった幼馴染で鬼の力を持 … 続きを読む
J-POP2025年6月22日
女王蜂が、2025年8月8日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)にて単独公演【蜂月蜂日~08~】を開催する。 毎年“蜂月蜂日”に開催されている女王蜂の単独公演が、今年も決定。オフィシャルファンクラブ「CLUB OF qb」では、 … 続きを読む
J-POP2025年6月22日
ねぐせ。が、新曲「織姫とBABY feat. 汐れいら」のミュージックビデオを公開した。 新曲「織姫とBABY feat. 汐れいら」は、初のゲストミュージシャンとして汐れいらを招き、“織姫”と“彦星”の七夕物語と、現実の男女模様を織り … 続きを読む