【ビルボード 2025年上半期ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20】柊マグネタイト「テトリス」が首位獲得、DECO*27「モニタリング」が2位に続く(コメントあり)

2025年6月6日 / 04:00

 2025年上半期Billboard JAPAN“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”で、柊マグネタイト「テトリス」が首位を獲得した。

 「テトリス」は、柊マグネタイトが2024年11月8日に投稿した楽曲で、重音テトをボーカルとして起用している。落ち物パズルゲーム『テトリス』をテーマにしており、ゲーム内で使われているロシア民謡「コロブチカ」のメロディーをサンプリングしている。中毒性のあるメロディーと深みのある歌詞、そして“回り続ける重音テト”のミュージック・ビデオは国内外で大きな話題を呼び、多数の二次創作やミームを生み出した。また、ネクストブレイク楽曲を抽出した上半期“Heatseekers Songs”チャートでも首位を獲得し、上半期2冠の快挙を達成した。

 続いて、DECO*27「モニタリング」は僅差で2位につけている。ドアスコープを覗き込む初音ミクを起点に物語が始まるミュージック・ビデオが印象的で、リスナーに向かって投げかけるような歌詞もさまざまな考察を巡らせている。また、オリジナルにインスピレーションを受けた、さまざまなキャラクターが主役となった二次創作動画が次々と誕生しており、上半期UGCソングチャート“Top User Generated Songs”で1位を獲得した。

 そして、2024年年間チャートで2位を獲得していたサツキ「メズマライザー」は3位に。曲名が「催眠術をかける人」「魅了するもの」という意味を持つ本楽曲は、2025年もリスナーを強く惹きつけている。4位には、ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ「み む かゥ わ ナ イ ス ト ラ イ」がチャートイン。同楽曲は、ボカロPの子牛と南ノ南が、ゲームで下位になる榊みむを「みむかわ、ナイストライ!」と励ましていたことが元ネタになっているという。

 5位には、2024年年間チャートを制した吉田夜世「オーバーライド」がチャートイン。ポイントの内訳を見ると二次創作ポイントが3位で、タイトル通りで新しい二次創作動画が次々と“オーバーライド”しているようだ。続いて、ミームやパロディ要素を多数取り入れたDECO*27「テレパシ」は6位につけており、雨良 Amala「ダイダイダイダイダイキライ」は10週の集計で7位に続いている。

 “中毒性”や“ミーム化”が印象的な2025年上半期チャート。これらの傾向は、現代ネット文化や社会の気分を色濃く映し出しているとも言えるだろう。ますます目まぐるしくなっている現代社会とトレンド、下半期にはどのような変化が現れるのか、引き続き注目していきたい。

Text by ian li

◎柊マグネタイト コメント
「テトリス」が両チャート1位をいただけて本当に嬉しいです!ロシア民謡「コロブチカ」をもとに自分なりの感情を重ねて作ったこの曲が多くの方に届いたことを、とてもありがたく思います。
(※“Heatseekers Songs”と共通のコメントとなっています)

【ビルボード 2025年上半期“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”】
1位「テトリス」柊マグネタイト
2位「モニタリング」DECO*27
3位「メズマライザー」サツキ
4位「み む かゥ わ ナ イ ス ト ラ イ」ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ
5位「オーバーライド」吉田夜世
6位「テレパシ」DECO*27
7位「ダイダイダイダイダイキライ」雨良 Amala
8位「キャンディークッキーチョコレート」はろける
9位「花弁、それにまつわる音声」あばらや
10位「のだ」大漠波新
11位「きゅうくらりん」いよわ
12位「フォニイ」ツミキ
13位「アンノウン・マザーグース」wowaka
14位「ラビットホール」DECO*27
15位「熱異常」いよわ
16位「雑魚」柊マグネタイト
17位「イガク」原口沙輔
18位「混沌ブギ」jon-YAKITORY
19位「マーシャル・マキシマイザー」柊マグネタイト
20位「(ム)責任集合体」マサラダ ※

集計期間:2024年11月25日(月)~2025年5月25日(日)

※「(ム)」の正式表記は〇にム。特殊記号のため「(ム)」と表記される場合がございます。


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