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リゾは、LGBTQ+コミュニティのメンバー、特に黒人トランスジェンダーの女性たちのより良い未来を夢見ている。現地時間2025年5月31日に【WeHo Pride】の【アウトラウド・ミュージック・フェスティバル】でパフォーマンスを行った彼女は、社会で最も弱い立場にある人たちに魂のこもった「Over the Rainbow」のカバーを捧げ、インスタグラムに心からのメッセージを投稿した。
リゾは米ウェストハリウッドのステージに立った翌日、プライド月間の初日にこのカバーの映像を投稿し、「今月が始まるにあたり、かれらを抹殺しようとした体制と闘った黒人トランスジェンダーの女性たち、そして有色人種のトランスジェンダーの女性たちがいなければ、プライドは存在しなかったことを思い起こしましょう」と添えた。
「その闘いを称え、私たちは身体の自主性と解放の権利を脅かすまさにその体制に対して立ち向かい続けなければなりません。全員が自由になるまで、私たちは自由ではない。愛しているよ」と彼女はキャプションで続けた。
動画では、リゾがキラキラと輝く赤いコート、切りっぱなしにされたYittyTシャツ、デニムのショートパンツを着用し、長い髪を風になびかせている。「まだ大変な状況だよね?」と彼女は観客に語りかけ、「でも、いつかこのマザファッキン虹の向こうに、ビッチ、私たちが存在するために戦う必要のない場所を見ることを願っています。これはあなたたちのために」と続けた。
そこでリゾは1939年の映画『オズの魔法使い』でジュディ・ガーランドが歌った「Over the Rainbow」をジャズ風にアレンジして歌い始めた。この楽曲は、その後数十年をかけてLGBTQコミュニティのアンセムとして親しまれてきた。
リゾは、キム・ペトラス、フランキー・グランデなどとともに、【アウトラウド】のラインナップに登場した数十組のアーティストのうちの一人だった。6月1日のラインナップは、レミ・ウルフがヘッドライナーを務め、ハニー・ディジョン、パリス・ヒルトン、レベッカ・ブラックなどが登場した。
リゾのメッセージは、LGBTQ+コミュニティにとって特に困難な年に発信された。トランプ米大統領は、就任後最初の数か月を同性愛者、トランスジェンダー、ノンバイナリーの人々の保護を撤廃するために費やしてきた。GLAADは、トランプ大統領の2期目の就任後100日間に、LGBTQ+の権利に対する少なくとも225件の“攻撃”を記録している。
この歌手兼フルート奏者は、LGBTQのファンへの支持を長年公言しており、2023年には自身のブランドYittyから、ジェンダーを肯定するシェイプウェアのラインを発表した。当時彼女は、「あなたは、あなたらしく感じるに値します。自分の肌で心地よく感じるに値します」と綴っていた。
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