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【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】(WIM)の日本版実施に伴い展開されている、独自の観点から“音楽業界における女性”にフォーカスしたインタビュー連載『わたしたちと音楽』。Vol.58となる今回は、5月21、22日に京都で初開催される【MUSIC AWARDS JAPAN】のPRを担当する、Vegas PR Groupの代表として国内外のプロジェクトを手がける、ローレン・ローズ・コーカーが登場した。
日本の音楽界で長年キャリアを築く中で、業界のジェンダーギャップにも直面してきた彼女。自ら起業する道を選んだ背景については、「大きな会社ではどうしてもリスク管理が優先され、実験的なことがしにくい。私はもっと軽やかに新しいことに挑戦したかったし、自分がトップに立って人を率いてみたかった。そこで、自分の会社を立ち上げることを決意しました」と語る。
管理職に就きたいと思う女性が少ないという指摘については、「確かに責任も重くてプレッシャーもある。でも、自分で決断をして進んでいく過程には大きなやりがいがあります」と説明する。そして、若い女性たちに伝えたいこととして、「“失敗してもいい”“間違えてもいい”ということ。すべてを完璧に準備してから動き出そうとするのではなく、まずやってみる。そういう気持ちで挑戦できる環境が必要だと思います」と率直に語った。
また、これまで海外発信が難しかった日本の音楽が、ストリーミング・サービスの普及により、リアルタイムで世界中に届く時代になった。「やっとここまで来た」とローレンは語り、「今ようやく、配信を前提とした世界的な展開が可能になり、日本の音楽業界が新しいステージに進もうとしている。それは私にとっても大きな希望です」と話した。【MUSIC AWARDS JAPAN】は、YouTubeで世界配信が予定されている。
インタビュー全文は特集ページより確認できる。ビルボード・ジャパンのApple Music、SpotifyとYouTubeでは、このインタビューがポッドキャストとして配信中だ。また、【ビルボード・ジャパン・ウィメン・イン・ミュージック】の特設サイトでは、これまでのインタビューやプレイリストなどをまとめて見ることができる。
2007年からアメリカで開催されている【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】は、音楽業界に貢献した女性を表彰するアワードで、2023年版は3月に実施された。日本では、インタビューやライブ、トークイベントといった複数のコンテンツから成るプロジェクトとして2022年秋にローンチした。
Photo:Yu Inohara
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