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マドンナが1987年に発表した『トゥルー・ブルー』収録のシングル「La Isla Bonita」のミュージック・ビデオが、YouTubeで10億再生を突破した。
フラメンコ・ギター、マラカス、ラテン・パーカッションをフィーチャーしたこの楽曲のMVは、映画(『ペット・セメタリー2』、『サイコーで、最高のクリスマス』)やTV界で活躍するメアリー・ランバートが監督した。他にも、ジャネット・ジャクソン(「Control」)、スティング(「We’ll Be Together」)、ユーリズミックス(「Would I Lie to You?」)のMVを手掛けたことで知られている。
YouTubeによると、この「La Isla Bonita」がマドンナにとって初めて10憶再生を記録したMVだという。1980年代から1990年代にかけてミュージック・ビデオの芸術性をほぼ独力で定義してきた彼女は、「Like a Virgin」、「Like a Prayer」、「Material Girl」、「Papa Don’t Preach」、「Open Your Heart」、「Vogue」、「Erotica」、「Justify My Love」、「Express Yourself」など、数え切れないほどの象徴的なMVを発表してきた。
マドンナはMVで、ハンサムなストリート・ミュージシャンに恋心を抱く献身的なカトリックの若い女性と、セクシーなフラメンコ・ダンサーという対照的な2つの役を演じている。美しい夕日を背景に、一筋の涙を流しながら窓越しにギタリストを憧れの眼差しで見つめる、マドンナ演じる貞淑な女性の姿が映し出される。次のシーンでは、その雰囲気が一変。ブロンドのショートヘアにシンプルな白いドレスという装いから、赤褐色の長い髪と火照ったような赤いフリルのドレスへと衣装を変え、キャンドルが灯る部屋の中で情熱的に踊りながら、頻繁にコラボレーションしている作曲家/プロデューサーのパトリック・レナード、そしてブルース・ガイチと共作したこの楽曲を歌い上げる。
MVの中盤では、通りでパーティーが始まり、父親たちが子どもたちと踊る中、フラメンコ・ダンサーとしてのマドンナもラテン・バンドの演奏に合わせて踊るカップルに加わる。この作品は、抑圧されたカトリックの信仰と官能や欲望という対立するイメージのせめぎ合いを描いた、マドンナの数あるMVのひとつでもある。
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