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現地時間2025年4月14日午前、ケイティ・ペリーがブルーオリジン社のロケットに全員女性のクルーとともに乗り込み、宇宙へと飛び立った。ジェフ・ベゾスが所有する同社の米テキサス州西部の施設から、雲ひとつない青空が広がる日に完璧な離陸を見せ、宇宙旅行者たちは、マッハ3に近い速度で大気圏を突き進んだ。
米CBSは打ち上げに先立ち、発射台に近づくSUV車に座った女性たちが、集まった群衆に窓から手を振る様子を放映した。飛行開始から約3分後、クルー・モジュールがブースターから分離し、楕円錐形の機体が“カーマン・ライン”と呼ばれる、地球の大気圏と宇宙空間の境界とされる仮想の境界線上、地球から約100km上空の近い宇宙へと向かった。
女性だけのフライトにはケイティに加え、ジェフ・ベゾスの婚約者ローレン・サンチェス、米CBSモーニングスの共同アンカー、ゲイル・キング、航空宇宙エンジニアのアイシャ・ボウ、公民権運動家で【ノーベル平和賞】候補のアマンダ・グエン、プロデューサーで起業家のケリアン・フリンが参加した。CBSニュースのカメラは、ブースターからカプセルが分離する瞬間を捉え、キングの長年の親友であるオプラ・ウィンフリーが、キングの偉業達成に歓喜の涙を流す姿を捉えた。
乗組員は約3~4分間の無重力状態を経験し、その後地球への降下のためにシートベルトを締めた。CBSは宇宙から地球を見た乗組員の驚きの声が切れ切れに聞こえてくる音声と、地球に帰還し、完璧に軟着陸するブースターの映像を放送した。
8分半の時点でカプセルのパラシュートが開き砂漠にソフトランディングした際には、ノーズコーンの中から歓喜の声が聞こえた。数分後には、ブルーオリジンのスタッフが乗客の友人や家族を乗せたトラックでカプセルに駆けつけこの旅を祝った。
ベゾスがカプセルのハッチを開け、出てきたサンチェスに大きなハグとキスで挨拶した。ケイティも出てきて、娘のデイジー・ダヴに捧げるためか、小さなデイジー(ヒナギク)の花を空中に突き上げるようなしぐさをしたあと、ひざまずいて地面にキスをした。
着陸後にケイティは、「愛に超つながっている気分です。愛にすごくつながっている。この経験から、自分の中にどれだけの愛があるか、どれだけの愛を与えられるか、どれだけ愛されているか、打ち上げの日までわからないということを学んだと思います」と語った。娘のデイジーが母親が大気圏に突入する様子を誇らしげに見ていたと聞き、ケイティは持っていたデイジーの生花を掲げながら涙を浮かべた。
彼女は、「ヒナギクはありふれた花ですが、どんな環境でも育ちます。セメントの間からでも、割れ目からでも、壁の間からでも育ちます。しなやかで、パワフルで、力強く、どこにでも咲いています。花は私にとって神の微笑みであると同時に、私たちの美しい地球や、至る所にある美しい魔法を思い出させてくれるものです。私たちの周りには、ありふれたヒナギクにも(美しい魔法が存在しています)。ですからそれを本当に感謝し、思い出し、大切にし、守っていかなければなりません」と述べた。
打ち上げと帰還について、ケイティは、“最高の気分でした”と語り、「それは未知への降伏であり、信頼です。この旅は宇宙に行くことだけではありません。訓練、チーム、すべてです。ぜひ体験してほしい」と語った。評価を求められた彼女は、「10点満点」と答えた。
ケイティは自身の楽曲ではなく、過去にもカバーしたことがある「What a Wonderful World」を歌ったと述べた。この曲で「そこに集まるエネルギー」に敬意を表したという彼女は、「それは私たちについてであり、未来の女性たちのためのスペースを作り、スペースを確保し、そこに属することについてです。そして私たちがすぐそこに見るこの素晴らしい世界についてであり、それを感謝することについてです。これはすべて地球の利益のためです」と語った。
数えきれないほどの完売公演と数百万枚のシングルやアルバムの売り上げを記録したキャリアの中で、ケイティは宇宙への短い飛行は母親になることの次に素晴らしい経験だったと語った。「だからこそ、行くのが難しかったんです。私の愛情のすべてがそこにあったから。そして宇宙が私と私の家族、娘を保護し守ってくれると信じて身を委ねるしかなかったのです」と彼女は語った。
一番良かったことは?ケイティは将来、この飛行について100%曲を書くつもりだと語った。また、軌道上にいる間に、今後の【ライフタイムズ・ツアー】のセットリストを明らかにしたとも述べた。
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