エンターテインメント・ウェブマガジン
バッド・バニーが、プライドとトロピカルな雰囲気が漂うアルバム『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』をリリースしてから3か月後、米ワシントンD.C.の米NPR本社を訪れ、『Tiny Desk』シリーズに初出演を果たした。
7人のミュージシャンに囲まれ、クアトロやコンガも加わったこの約35分間のパフォーマンスは、ホリデー・ソング「Pitorro de Coco」から始まった。バッド・バニーは「こんなにたくさんの人がいるなんて知らなかったよ…しかもプエルトリコ人までいるなんて……次の曲は、どれだけの人がプエルトリコに行ったことがあるかわからないけど、僕がそこに連れて行ってあげるよ」と語り、力強いペレオ・ナンバー「Voy A Llevarte Pa PR」を、陽気なプエルトリコの民族音楽であるプレナ調にアレンジして披露した。
コーヒーを飲みながらミュージシャンたちとリラックスした雰囲気でやりとりし、ファンとも親密に交流する中、バッド・バニー(本名:ベニート・マルティネス・オカシオ)は「Kloufrens」をボレロ調でパフォーマンス。その際、小さな学習机に座っていたことについて冗談を言い、「誰がこの机を選んだのか知らないけど……あ、僕か。もう後悔してるよ」と笑いを誘った。
続いて彼が演奏したのは、夢の中で思いついたという切ない楽曲「Lo Que Le Paso A Hawaii」。「この曲のせいで眠れなくなったから、起きて全部書き上げたんだ。書き終えたらやっと眠れたよ」と語り、『Tiny Desk』出演直前にホワイトハウスの前でリハーサルをしたと明かした。
「次の曲は、曲というより事実そのもの。映画でもなんでもない、ただの真実……僕の物語は、みんなと同じようなところから来ていると思う。自分たちの音楽と文化を世界に届けられることを誇りに思っている」と語った後は、エネルギッシュなサルサ曲「La Mudanza」を披露し、それぞれのミュージシャンが情熱的なソロを見せた。
心温まる話とユーモアを交えながら、最後にはアルバムのタイトル曲「DTMF」の即興で短いグランドフィナーレを飾り、ミュージシャンたちと共にスペイン語で「俺はプエルトリコ出身だ!」というお馴染みのフレーズを力強く叫んだ。
1月5日の「三賢者の日」にリリースされたこの全17曲のアルバムは、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得し、同ラテン・アルバム・チャート“Top Latin Albums”で12週連続1位を記録中だ。また、タイトル曲「DTMF」は同ラテン・ソング・チャート“Hot Latin Songs”および“ラテン・ストリーミング・チャート“Latin Streaming Songs”で1位、「Baile Inolvidable」はトロピカル・エアプレイ・チャート“Tropical Airplay”で首位を獲得した。
洋楽2025年6月5日
ヒップホップ/ネオ・ソウルの時代を築いたアイコン的ラッパー、コモンが約10年ぶりとなる来日公演を開催する。 コモンは1972年、シカゴ生まれのラッパー/ミュージシャン/俳優/作家/活動家。1992年にコモン・センス名義でアルバム『Can … 続きを読む
J-POP2025年6月5日
2025年6月4日公開(集計期間:2025年5月26日~6月1日)の総合アルバム・チャート“Hot Albums”で、SEVENTEENの『HAPPY BURSTDAY』が総合首位を獲得した。 Billboard JAPANでは当週より … 続きを読む
洋楽2025年6月5日
ジャズ・ヒップホップのパイオニア、ディゲブル・プラネッツが来日公演を開催する。 グラミー賞を受賞した名曲「Rebirth Of Slick (Cool Like Dat)」で1993年にデビューしたディゲブル・プラネッツ。デビューアルバ … 続きを読む
洋楽2025年6月5日
グラミー賞を5度受賞し、80~90年代のR&Bシーンを席巻した伝説的ソングライティング&プロデュース・デュオ、ジャム&ルイスの再来日が決まった。 2024年、ビルボードライブで開催された初の来日公演は、全公演即完売。プリ … 続きを読む
J-POP2025年6月5日
畑芽育と大橋和也(なにわ男子)のW主演映画『君がトクベツ』の新たな場面写真が公開された。 2025年6月20日に全国公開される本映画。原作は幸田もも子の最新作で、イケメン嫌いの“陰キャ女子”と、国民的アイドルのまさかの出会いと恋愛模様を … 続きを読む