エンターテインメント・ウェブマガジン
2024年はベンソン・ブーンにとって“ビューティフル”な一年となり、世界最大のヒット曲を生み出した。
ブーンの「Beautiful Things」が2024年の【IFPIグローバル・シングル・アワード】を受賞し、全デジタル・フォーマットを通じて世界で最も成功した楽曲となった。同曲は、世界中の各種売上チャートでトップまたはそれに近い順位を維持し、彼の名声を確立することとなった。
2024年1月にリリースされた「Beautiful Things」は、IFPIのグローバル・シングル・チャートで1位を獲得した。ブーンにとって初のトップ10入りとなり、【ビルボード・ミュージック・アワード】、【MTVビデオ・ミュージック・アワード】、【MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード】での受賞も果たした。
米ワシントン州モンロー出身の21歳のブーンは、2025年の【グラミー賞】で<最優秀新人賞>にノミネートされ、授賞式で「Beautiful Things」を披露。同曲は、全英・オーストラリアの公式チャートでも1位を獲得し、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”では最高2位を記録した。
IFPIが現地時間2月20日に発表したデータによると、「Beautiful Things」の2024年の年間グローバル・ストリーミング再生相当数は21.1億回に達した。これは有料サブスクリプション、広告付きプラットフォーム、単曲のダウンロードを含む数値となる。
IFPIのCEO、ヴィクトリア・オークリーは、「私たちはベンソン・ブーンに【IFPIグローバル・シングル・アワード】を授与できることを大変嬉しく思います。彼は世界的にブレイクを果たしたアーティストであり、本当に素晴らしい世界的ヒットを生み出しました。 ベンソン、彼のチーム、ワーナー・レコードの皆さん、この素晴らしい功績におめでとうございます」とコメントした。
ブーンが音楽に目覚めたのは、友人から『バトル・オブ・ザ・バンド』への参加を誘われたことがきっかけだった。その後、『アメリカン・アイドル』のオーディションに参加し、審査員からスタンディング・オベーションを受けるも、最終的に辞退。違う道を選び、イマジン・ドラゴンズのリードボーカル、ダン・レイノルズがワーナー・レコードの傘下で創立した<Night Street Records>に所属することになった。そして、今や世界の頂点に立つアーティストとなった。
IFPIのグローバル・シングル・チャートでは、新星アーティストが上位を占め、ブーンに続いて、サブリナ・カーペンターの「Espresso」 とテディ・スウィムズの「Lose Control」 がそれぞれ2位、3位につけている。また、トップ10のうち9曲が米国アーティストによるもので、アイルランドのホージアの「Too Sweet」(6位) がその独占を阻止した。
なお、【IFPI グローバル・レコーディング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー】に選ばれたテイラー・スウィフトが、「Cruel Summer」で9位にチャートイン。この曲は2019年のアルバム『ラヴァー』の収録曲だが、彼女の記録的な【The Eras Tour】によって再び注目を集めた。
◎2024年【IFPIグローバル・シングル・チャート】TOP10
※括弧内は年間グローバル・ストリーミング再生相当数
1位「Beautiful Things」ベンソン・ブーン(21.1億回)
2位「Espresso」サブリナ・カーペンター(17.9億回)
3位「Lose Control」テディ・スウィムズ(17億回)
4位「BIRDS OF A FEATHER」ビリー・アイリッシュ(15.2億回)
5位「A Bar Song (Tipsy)」シャブージー(15.1億回)
6位「Too Sweet」ホージア(13.5億回)
7位「I Had Some Help (feat. Morgan Wallen)」ポスト・マローン(13.3億回)
8位「Not Like Us」ケンドリック・ラマー(12.8億回)
9位「Cruel Summer」テイラー・スウィフト(11.7億回)
10位「Stick Season」ノア・カーン(11.4億回)
J-POP2025年2月22日
2025年2月19日公開(集計期間:2025年2月10日~2月16日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」が首位を獲得した。本作は2024年 … 続きを読む
洋楽2025年2月22日
今週の洋楽まとめニュースは、テイラー・スウィフトに関する話題から。 テイラー・スウィフトが、今年も2024年の【IFPI グローバル・レコーディング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー】に選ばれた。3年連続、通算5度目の快挙だ。 この栄冠 … 続きを読む
J-POP2025年2月22日
ammoが、最新作「身体一つ、恐怖断つ。」を本日配信リリースした。 全国ツアー中の合間をぬって急遽制作された本楽曲は、彼らの現在地を表した一曲となっており、前に進む為のammoからの人生応援歌となっている。これまで文学的で小説的と評され … 続きを読む
J-POP2025年2月22日
ammoがメジャー1stアルバム『SONG LIE』を携えた全国ツアー【Don’t Cry No Tour】の、小規模ライブハウスを中心とした“百ノ位編”東京公演が1月16日に高田馬場CLUB PHASEにて開催された。同ツア … 続きを読む
J-POP2025年2月21日
櫻坂46が、2ndアルバム『Addiction』を4月30日に発売する。 櫻坂46がアルバムをリリースするのは1stアルバム『As you know?』以来約3年ぶり。ティザー映像も公開され、初回生産限定盤 TYPE-Aには昨年6月に実 … 続きを読む