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2024年に非常に多作な年を過ごしたケンドリック・ラマーは、2025年も引き続き話題を独占している。現地時間2025年2月2日に開催された【第67回グラミー賞】で「Not Like Us」が5冠を達成し、<最優秀レコード>と<最優秀楽曲>を獲得した2曲目のラップ曲となった。その1週間後、彼は【第59回NFLスーパーボウル】ハーフタイム・ショーのヘッドライナーを務め、最新アルバム『GNX』からの楽曲やその他のヒット曲とともに、この大ヒット曲を披露した。このパフォーマンスは史上最も視聴されたハーフタイム・ショーとなり、『GNX』が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で再び首位に返り咲いたほか、ケンドリックはラップ・アーティストとして史上初めて3枚のアルバムを同時にTOP10にランクインさせた。同ソング・チャート“Hot 100”では、ドレイクのディス曲である「Not Like Us」を筆頭に、TOP3を独占した。
アメリカン・フットボールと【スーパーボウル】は米国中心の現象だが、【スーパーボウル】は130か国以上で放送されており、2種のグローバル・チャート“Billboard Global 200”と“Billboard Global Excl. U.S.”でも同様に大きな盛り上がりを見せている。Global 200では「Not Like Us」が45位から20位から1位(2月8日付、15日付、22日付)と急上昇し、昨年5月のリリース以来3度目となる連続しない週での首位返り咲きを果たした。米国のデータをカウントしないGlobal Excl. U.S.では、最高3位にランクインした(9位で初登場、翌週7位に上昇、2024年7月4日に公式ミュージック・ビデオが公開された後、5位)。
今週はこのトラック自体だけでなく、世界的な舞台におけるすべてのラップ曲の記録を更新した。ルミネイトによると、「Not Like Us」は2月13日までの1週間に、米国以外の地域で188%増の6,570万再生された。これは2020年9月にグローバル・チャートが開始されて以来、ラップ曲の米国以外のストリーミング再生数としては最高記録だ。2023年9月28日までの1週間で6,490万再生を記録したドージャ・キャットの「Paint the Town Red」を上回る。
米国を含めると、「Not Like Us」は世界全体で1億1,320万再生となり、176%増加した。Global 200が始まって以来、ラップ・ヒットの中でこれまで最も多く再生されたのはエミネムの「Houdini」で、2024年6月6日までの1週間で1億2,140万再生だった。リリースから9か月を経た「Not Like Us」の最新ヒットは、その息の長さを改めて証明している。Global 200の導入以来、ラップ曲で世界的な週間ストリーミング再生数が1億回を超えたのは6回だけだが、そのうち4回は「Not Like Us」によるものだ。
「Not Like Us」の国際的な成功は稀有な現象だ。ヒップホップが世界的な輸出に苦労していることは確認されているが、特に英語が第一言語ではない国々ではケンドリックの濃密な歌詞が特徴の楽曲群が壁にぶつかることは想像に難くない。しかしこの曲の人気は広く、今週米ビルボードの地域別ヒット・チャート“Hits of the World”でアフリカ、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オセアニアなど30以上の地域でランクインした。Australia Songs(オーストラリア)と Ireland Songs(アイルランド)では1位を獲得し、他の18の地域でもTOP10入りを果たしている。
「Not Like Us」が首位を獲得する一方で、ケンドリックの他の3曲、シザをフィーチャーした「Luther」と「All the Stars」、レフティ・ガンプレイをフィーチャーした「TV Off」が、Global Excl. U.S.でTOP20入りを果たした。ケンドリックは今週の同チャートに9曲、Global 200に13曲をランクインさせている。
彼のチャート・エントリー全体を見ると、ストリーミング再生数の上昇は米国とそれ以外で異なる。「All the Stars」、「Humble.」、「Luther」、「Peekaboo」は米国での伸びが大きい一方、「Money Trees」、「Not Like Us」、「TV Off」、「Squabble Up」は海外での伸びが顕著だ。
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