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レディー・ガガとブルーノ・マーズの「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」が3週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。
登場20週目の2025年1月11日付で1位に到達した「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」は、先週(1月18日付)、そして今週(1月25日付)で首位獲得週を3週目に更新(3週連続)。レディー・ガガにとっては、2011年に6週間を記録した「ボーン・ディス・ウェイ」に続く2番目、自身初の首位獲得曲となった2009年の「ジャスト・ダンス feat. コルビー・オドニス」と同率の記録に並んだ。
レディー・ガガ 首位獲得曲
「ジャスト・ダンス feat. コルビー・オドニス」(2009年/3週間)
「ポーカー・フェイス」(2009年/1週間)
「ボーン・ディス・ウェイ」(2011年/6週間)
「シャロウ with ブラッドリー・クーパー」(2019年/1週間)
「レイン・オン・ミー with アリアナ・グランデ」(2020年/1週間)
「ダイ・ウィズ・ア・スマイル with ブルーノ・マーズ」(2025年/3週間)
ブルーノ・マーズにとって3週間以上首位を獲得した曲は、「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」が5曲目のタイトルで、これまでには以下の9曲が首位を獲得している。
ブルーノ・マーズ 首位獲得曲
「ナッシン・オン・ユー B.o.B feat. ブルーノ・マーズ」(2010年/2週間)
「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」(2010年/4週間)
「グレネイド」 (2011年/4週間)
「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」(2012年/6週間)
「ホエン・アイ・ワズ・ユア・マン」(2013年/1週間)
「アップタウン・ファンク マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ」(2015年/14週間)
「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」(2017年/1週間)
「リーヴ・ザ・ドア・オープン(シルク・ソニック名義)」(2021年/2週間)
「ダイ・ウィズ・ア・スマイル with レディー・ガガ」(2025年/3週間)
ブルーノ・マーズは、今週でソング・チャート“Hot 100”での首位獲得総週を37週目に更新し、同37週間を記録した故マイケル・ジャクソン(ジャクソン5での記録を除く)と同率の史上8番目に記録を更新した。
97週間 マライア・キャリー
60週間 リアーナ
59週間 ザ・ビートルズ
56週間 ドレイク
50週間 ボーイズIIメン
47週間 アッシャー
46週間 ビヨンセ
37週間 マイケル・ジャクソン
37週間 ブルーノ・マーズ
「ダイ・ウィズ・ア・スマイル は、今週の集計期間(2025年1月10日から16日)に合計6,200万回のラジオ・エアプレイ(前週比と同率)、2,900万回のストリーミング(4%増加)、週間セールスは6,000(5%増加)をそれぞれ獲得。エアプレイ・チャートでは先週に続き2週目の首位を獲得して、ストリーミング・ソング・チャートでは1位から3位にダウン。デジタル・ソング・セールス・チャートでは3位をキープした。なお、ストリーミング、セールスいずれもチャートでも2週間1位を獲得している。
ブルーノ・マーズは、先週に続き今週もBLACKPINKのロゼとのコラボレーション・シングル「APT.」を5位に、2曲をTOP10に同時ランクインさせている。
「APT.」は、前週から10%増加の6,000枚を売り上げて、デジタル・ソング・セールス・チャートでは先週の2位から1位に上昇。ロゼは、これまで自身が所属するBLACKPINKとして「How You Like That」(2020年/最高2位)や、セレーナ・ゴメスとコラボレーションした「Ice Cream」など計5曲をTOP10にランクインさせているが、ソロ・アーティストとしてはセールス・チャートでの初のランクインと初の首位を獲得したことになる。また、K-POPの女性アーティストとしてもデジタル・ソング・セールス・チャートで初の首位を獲得したアーティストとなった。
ブルーノ・マーズは、セールス・チャートでの首位獲得曲数を11曲目に更新し、史上9番目の記録を達成した。なお、トップはテイラー・スウィフトでこれまで29曲が1位を獲得している。
TOP10には、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で首位を獲得したバッド・バニーの新作『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』から、以下の3曲がジャンプアップしてランクインしている。
2位「DtMF」(前週38位)
3位「BAILE INoLVIDABLE」(前週28位)
8位「NUEVAYoL」(前週27位)
今週3曲がランクインしたことで、バッド・バニーはソング・チャート“Hot 100”でのTOP10ランクイン数を15曲目に更新し、ラテン音楽を主とするアーティストとしては最多記録を達成した。また、スペイン語を主とする楽曲としては通算13曲目のTOP10入りを果たし、英語以外の言語を主とした楽曲としても最多記録をもつアーティストとなった。
『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』は、2025年1月5日(日)に17曲を収録したデジタル・ダウンロードとストリーミングが解禁され、先週(2025年1月18日付)のアルバム・チャートで2位に初登場。米ビルボード・チャートの集計期間は金曜日から木曜日までとされていて、先週のチャートではアルバム、アルバムの収録曲いずれも集計期間が2日間少ない状態でのデビューとなった(実質5日間の集計期間)。
7日間(2025年1月10日から1月16日)で集計された今週のチャートでは、3曲それぞれが以下の週間再生回数(ストリーミング)を記録している。
「DtMF」(3,490万回)
「BAILE INoLVIDABLE」(2,680万回)
「NUEVAYoL」(2,350万回)
「DtMF」は、今週のストリーミング・ソング・チャートで1位に到達し、 2018年7月に自身初のしたカーディ・Bの「アイ・ライク・イット feat. バッド・バニー&J.バルヴィン」に続く2曲目のNo.1タイトルを獲得した。
昨年7月からソング・チャート“Hot 100”史上最長記録となる通算19週間首位を獲得したシャブージーの「ア・バー・ソング(ティプシー)」は、先週の2位から4位に順位を下げたが、今週も6,320万回(前週比5%減少)の高水準を維持して、エアプレイ・チャートでは25週目の首位を獲得した。この記録は、2020年4月から10月に26週間をマークしたザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」に迫る、史上2番目の記録となる。
また、カントリー・ソング・チャートでは31週目の首位を獲得して、フロリダ・ジョージア・ライン&ビービー・レクサの「メント・トゥ・ビー」 (2017年から2018年に50週間)、サム・ハントの「ボディ・ライク・ア・バック・ロード」(2017年に34週間)に続く史上3番目の記録に到達した。
ケンドリック・ラマーの「Luther feat. シザ」は先週の7位から6位に上昇して、R&B/ヒップホップ・ソング・チャート、ラップ・ソング・チャートではそれぞれ6週目の首位を獲得。ビリー・アイリッシュの「バーズ・オブ・ア・フェザーは先週の3位から7位にランクダウンしたが、ロック&オルタナティブ・ソング・チャートとオルタナティブ・ソング・チャートではそれぞれ24週目の首位を獲得している。
昨年の年間チャートを制したテディ・スウィムズの「ルーズ・コントロール」は、先週の6位から9位、グレイシー・エイブラムスの「ザッツ・ソー・トゥルー」も8位から10位にそれぞれランクダウンした。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは1月24日以降掲載予定となります。
◎【Hot 100】トップ10
1位「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」レディー・ガガ&ブルーノ・マーズ
2位「DtMF」バッド・バニー
3位「BAILE INoLVIDABLE」バッド・バニー
4位「ア・バー・ソング(ティプシー)」シャブージー
5位「APT.」ロゼ&ブルーノ・マーズ
6位「Luther」ケンドリック・ラマー feat. シザ
7位「バーズ・オブ・ア・フェザー」ビリー・アイリッシュ
8位「NUEVAYoL」バッド・バニー
9位「ルーズ・コントロール」テディ・スウィムズ
10位「ザッツ・ソー・トゥルー」グレイシー・エイブラムス
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