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スヌープ・ドッグは、最近のラップにはもっと独創性が必要だと考えているようだ。新しいインタビューで彼はヒップホップ界には模倣者が多すぎ、トレンドを追うよりも傑出することを目指すアーティストがもっと必要だと語った。
ウェスト・コースト・ラップの伝説的人物であるスヌープとドクター・ドレーが、現地時間2024年10月18日に『The Stephen A. Smith Show』に立ち寄り、ラップの現状について率直な意見を述べた。
「オリジナルであれ」と、スヌープはアーティスト志望者に何を伝えるかと尋ねられた際に答えた。「今、世の中には模倣や物真似、似たようなサウンド、イミテーションが多すぎる。自分のプロダクション、自分のサウンドを見つけろ。自分が何者なのかを見(聴き)極め、ヒットしなくてもオリジナルであれ。自分らしくいろ」と彼は述べた。
ドクター・ドレーは、多数のプロデューサーが制作に関わっている曲やアルバムが好きではないとして、特定のコラボレーターと協力してアーティストが独自のサウンドを見つけることを望むと付け加えた。
ドレーは、「コラボレーターを見つけろ。1枚のアルバムに9人別々のプロデューサーがいるのは好きじゃない。1枚のアルバムに1人のプロデューサーという考え方が好きなんだ。俺にとっては一貫性がすべてだ。(複数のプロデューサーが関わり始めたのが)いつからなのかはわからないが、好きじゃない。プロデューサーなら、アルバム全体をプロデュースできるべきだ。それが本来あるべき姿だと思っていた。それが当初の自分のやり方だった」と述べている。
スヌープ・ドッグは、ラップ界には伝統的なプロデューサーよりもビートメーカーが溢れていると主張した。この業界について彼は、「基本が失われたと思う。今ではアーティストになるには携帯電話さえあればいい。くだらないことをすれば5分間だけ有名人になれる。そしてそれをレコードにして、2分半の楽曲で他の誰かが言ったのと同じことを歌えば、今度はホットな存在になれる」と語り、「以前は創造性や音楽性、ハーモニー、メロディを理解することが重要だったが、今ではそれすらも重要ではなくなっている」と続けた。
しかし、ドレーはいわゆるマンブル・ラップから市場に変化が起こっていると感じており、大改革をもたらす次の大スターが現れると考えている。彼は、「今起こっているマンブル・ラップから変化が起こりつつあるように感じる。誰かのガレージに、次のスヌープやドレー、あるいは次のプリンスやマイケル・ジャクソンになるような人物がいる。その人物が業界の形勢を変える何かを生み出すだろう」と述べ、「今すぐにでも起こるべきだ。今音楽業界で起こっていることはすべて、特にヒップホップはクソみたいに奇妙だから、今がその時だ。音楽性を取り戻すことになるだろう。俺はそれが起こると確信している」と断言した。
スヌープとドレーは、1993年の『ドギースタイル』以来30年以上ぶりとなるアルバムで再結成し、11月に『ミショナリー』をリリースする予定だ。
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