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ビヨンセが、米GQの最新特集でメール取材に応じ、自身のウイスキー・ブランドSirDavisを立ち上げた経緯や、アルバム『カウボーイ・カーター』に影響を与えた音楽、最近見たお気に入りの映画やリピートしているアルバムについて語った。
最近インスパイアされた映画や音楽について尋ねられたビヨンセは、“現在活躍している女性シンガーソングライター全員”が大好きで尊敬していると答え、レイ、ヴィクトリア・モネ、サシャ・キーブル、クロイ&ハリー、レネー・ラップなどの名前を挙げた。また、「ドーチーとグロリアが大好きで、ヒューストン出身のザット・メキシカン・OTについて知ったばかりですが、彼は最高!」と2023年にリリースした「Johnny Dang」が米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で65位を記録し、ブレイクした米テキサス州ベイシティ出身のラッパーについて語った。
さらに、彼女はサブリナ・カーペンターにとって初のHot 100首位となったヒット曲「Please Please Please」も気に入っていると語り、「ジ・セイクリッド・ソウルズやチャペル・ローンも才能があり面白い」と付け加えた。また、アルバム『カウボーイ・カーター』の収録曲「II MOST WANTED」でタッグを組んだマイリー・サイラスにも魅了されているという。コラボに登場する「I’ll be your backseat baby, drivin’ you crazy」という歌詞に触れながら、「私のバックシート・ベイビーに夢中……私はスマイラー(マイリーのファン総称)ですから」と述べた。
今年3月、マイリーは、自身の名付け親であるドリー・パートンをはじめとするスターたちをフィーチャーした、ビヨンセのカントリー・アルバムに参加できたことに感謝の意を示した。アルバムのジャケットをインスタグラムに投稿した彼女は、「私はビヨンセに会う&一緒に仕事をする機会を得るずっと前から、彼女のことが大好きでした」と述べ、「彼女のそばで創作活動をしたことで、私の尊敬の念はさらに深まりました」と続けた。「ありがとう、ビヨンセ。あなたはすべてで、それ以上でもあります。愛しています。この曲を特別なものにするために時間を費やしてくれた皆さんに心から感謝したいです」と締めくくっていた。
女性ポップスターの楽曲を聴いていない時、ビヨンセは、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、そして伝説的なソウル・レーベルのスタックスの名盤を楽しんでいるそうだ。さらには、オーティス・レディング、アイザック・ヘイズ、サム&デイヴを輩出した米メンフィスの同レーベルの2024年のドキュメンタリー『Stax: Soulsville U.S.A.』を鑑賞しているという。
彼女が今年見たお気に入りの映画は、マヤ・ホーク、アヨ・エデビリ、トニー・ヘイル、エイミー・ポーラー、ルイス・ブラックらが声優を務める『インサイド・ヘッド2』で、“素晴らしいと思う”とコメントしている。また、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』や、米シカゴのサウスサイドの生活を描いたリナ・ウェイスのロングラン・ドラマ『The Chi』を見ていると付け加えた。
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