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【SUMMER SONIC 2024 TOKYO】DAY 2、14時45分。BEACH STAGE二番手に登場したのはCVLTEだ。トップバッターのPaledusk出演時よりいささか日差しは落ち着いて来たが、それでも中々の灼熱だ。音楽性もバンドイメージもクールな印象があるCVLTEだが、この野外ステージで彼らがどのような景色を生み出すか、始まる前から期待感が高まる。
メンバーが登場すると、ライブはアップテンポな「tokyo insomnia.」からスタート。デジタルな音像がバンドサウンドと絶妙なバランスで融合し、観る側も自然と身体が揺れてしまう。そして、爽快に疾走しつつ徐々に不規則なビートが絡んでいく様が癖になる「iShadow.」、ヘヴィさも巧みに取り入れた「kill without the k.」と3月にリリースされた『DIGITAL PARANOIA 2052』の収録曲で畳み掛けていく。
猟奇的な歌詞をキャッチーに響かせる最新曲「smileY:)」の演奏後、「“笑って”っていう曲を演ったら、太陽が笑っちゃって…ちょっと今いらない…暑い…」とaviel kaei(Vo)が笑いを誘う。「Hands up!」という煽りから始まった「hellsong.(let it in)」では特にTakuya(Gt)、Fuji(Ba)、HAL(Dr)が創り上げるグルーヴが光る。そこから流れるように疾走感が素晴らしく心地よい「kuromi.」へと繋げていく。CVLTEの楽曲はコンパクトなものが多いが、その分このような形で次々と連鎖するようにプレイすることもできるというのは新しい発見だった。彼らの一つの強みと言えるだろう。
セットリストとしては早くも最終ブロックに突入するわけだが、ここで彼らはなんと2曲も新曲を投下した。1曲目はダークなスピーディーさ、そして無機質なヘヴィさを兼ね備えた楽曲で、ライブ映えも抜群だった。9月にリリース予定だという2曲目は、avielのエモーショナルな歌唱が堪能できる力強いサウンドで、ダンサブルな要素もふんだんに詰まっていた。どちらもリリースが待ち遠しくなるような、ワクワクさせてくれる楽曲だ。
「最後の曲です!これに耐えてくれてありがとうございました。Last Song!」
ラストに選ばれたのはヘヴィで屈強なグルーヴがヘドバンを誘発する「scorpion.」。ハードなサウンドではあるが、同時に心地よい浮遊感も持ち合わせた曲で、野外で聴く爽快感は格別だ。最後にavielは「暑くて気絶しそう」と英語でボヤきながらステージを去った。楽曲やメンバー全員のテクニックはもちろん、こういったところでavielが醸し出す空気感や、カリスマ性に満ちたステージングも大きなCVLTEの武器であり魅力だろう。気づいたらavielを目で追ってしまっている瞬間が多々あった。彼らの飛躍はまだまだ始まったばかりだろう。今後が楽しみで仕方ない。
Text:Haruki Saito
Photos:(c)SUMMER SONIC All Copyrights Reserved.
◎公演情報
【SUMMER SONIC 2024】
2024年8月17日(土)、18日(日)
千葉・ZOZOマリンスタジアム、幕張メッセ
大阪・万博記念公園
<CVLTEセットリスト>
1. tokyo insomnia.
2. iShadow.
3. kill without the k.
4. smileY:)
5. hellsong.(let it in)
6. 新曲
7. 新曲
8. scorpion.
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