【ディズニープラス連載vol.1】名監督があぶりだすザ・ビートルズ解散の歩みとその裏側――『ザ・ビートルズ: Let It Be』

2024年7月16日 / 17:00

 ディズニープラスでは、ザ・ビートルズのルーフトップ・コンサートなど音楽史の1ページを映し出す『ザ・ビートルズ:Get Back』、エド・シーランの人生を追った『エド・シーラン:The Sum of It All』、BTSの10年間の軌跡を収めた『BTS Monuments: Beyond The Star』など音楽ドキュメンタリー作品が充実している。

 さらに、テイラー・スウィフトの記録的ワールドツアーを収めた『Taylor Swift | The Eras Tour (Taylor’s Version)』、エルトン・ジョンの最後の北米公演『エルトン・ジョン・ライヴ:Farewell from Dodger Stadium』、プロモーション来日が記憶に新しいビリー・アイリッシュの2ndアルバムのライブ演奏とアニメーションが融合する『ハピアー・ザン・エヴァー:L.A.へのラブレター』など、コンサートフィルムも配信されており、音楽ファン必見のラインナップは見逃せない。

 ディズニープラスで独占配信中のジャンル豊かで高品質の音楽作品の中からピックアップし、全4回にわたって紹介していく連載がスタート。今回ご紹介するのは、ザ・ビートルズの解散までの歩みを描いた『ザ・ビートルズ: Let It Be』だ。

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 本作は、ザ・ビートルズにとって最後のライブ・パフォーマンスとなった「ルーフトップ・コンサート」と、それに先立ち行われたレコーディング・セッション(「ゲットバック・セッション」)の模様を収録した、マイケル・リンゼイ=ホッグ監督によるドキュメンタリー作品。オリジナルは1970年に公開され、数多くの賞を獲得したものの、諸般の事情により50年以上もの間、日の目を見ることがなかった。が、今回『ロード・オブ・ザ・リング』などで知られる監督ピーター・ジャクソンの入念な修復(ノイズ除去などAI技術を駆使)を経てついに公式配信となった。

 メンバー同士が言い争うなど不穏なシーンも中にはあるため、公開当時はかなりセンセーショナルに受け止められた本作だが、同じくジャクソン監督によるトータル6時間に及ぶドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』が2022年に配信されたことにより、実は「ゲットバック・セッション」の最中にも和気藹々とした瞬間が、何度も訪れていたことが判明。それにより本作の受け止められ方も大きく変わった。そういう意味では『ザ・ビートルズ:Get Back』という布石があったからこそ、本作が受け入れられる土壌が形成されたと言っても過言ではなく、冒頭でリンゼイ=ホッグ監督とジャクソン監督による対談が見られるのは非常に意義深いものがある。

◎作品情報
『ザ・ビートルズ: Let It Be』
ディズニープラス「スター」で独占配信中
監督:マイケル・リンゼイ=ホッグ
出演:ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、ビリー・プレストン(特別出演)
© 2024 Apple Corps Ltd. All Rights Reserved.
© 2024 Apple Films Ltd.
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 ディズニープラスでは、ほかにも下記作品を配信中。あなたの“見たい”が見つかるかも!?
ザ・ビートルズ:Get Back
ビーチ・ボーイズ:ポップ・ミュージック・レボリューション
Disney MY MUSIC STORY YOSHIKI
QUEEN ROCK MONTREAL
マッカートニー 3,2,1

Text by 黒田隆憲


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