エンターテインメント・ウェブマガジン
故エルヴィス・プレスリーの初セッションから70周年に合わせ、『メンフィス』が5CD/2LP/デジタルで2024年8月9日にリリースされることが発表された。収録曲は全111曲、うち88曲はマット・ロス・スパングがオーバーダブを取り除いた新リミックス音源となる。
今回発売される『メンフィス』はこの夏で70周年を迎えるサン・スタジオでのごく初期のセッションから、グレイスランドのジャングル・ルームで行われた最後のレコーディングまで、111曲にわたりプレスリーの姿をとらえている。
1969年にアメリカン・サウンドで創造的に生まれ変わり、1973年にスタックスで個人的な悩みを克服し、1974年にミッドサウス・コロシアムで彼史上最も華やかで魅力的なショウを行うまでの歩みの中で、エルヴィスにとって故郷でもミューズでもあったブラフ・シティ(メンフィス)は、彼の芸術性というドラマティックなアーク(物語の横糸)において極めて重要な役割を果たしてきた。エルヴィスの権威として名を知られるエルンスト・ヨルゲンセンがプロデュースを手がけ、レアなアーカイブ音源や、【グラミー賞】受賞歴のある音楽歴史家ロバート・ゴードンが書き下ろしたライナーノーツが収められている。
サン時代の音源を除き、『メンフィス』収録曲はすべて、【グラミー賞】を4回受賞したマット・ロス・スパングがオーバーダブを削ぎ落とし、エルヴィスがスタジオで聴いた生音だけが聞こえる状態にしたのち、新たにミキシングが施されている。彼の造詣深い仕事によって、エルヴィスのザ・メンフィス・ボーイズとの直感的なケミストリーから、彼がスタックスでのセッションでバッキング・シンガーの声を軸にボーカル・フレージングを繊細に組み立てていく様子、あるいはジャングル・ルームで行われた最後のセッションであらわにした喜びなど、多くの新たな発見を生み出している。それら全体を通じて、エルヴィスの隣で彼に聞こえている通りの音を聞いているような感覚を味わうことができる。
◎リリース情報
アルバム『メンフィス』
2024/8/9 RELEASE
https://SonyMusicJapan.lnk.to/ElvisPresley_mmhs
洋楽2025年12月16日
エミネムと50セントによる新たなコラボ曲を“辛抱強く待っている”ファンにとって、来年朗報が訪れるかもしれない。2026年公開予定の映画『ストリートファイター』リブート版に出演する50セントが、先週末、同作のサウンドトラックにエミネムを迎え … 続きを読む
J-POP2025年12月16日
Kroiが、ニューEP『Polyester (Custom Deluxe)』を配信リリースした。 本EPは、2019年にKroiがインディーズでリリースした『Polyester – EP』を再録した作品となっており、ライブでも根強い人気 … 続きを読む
洋楽2025年12月16日
ビリー・アイリッシュが、今週相次いだ悲惨な銃撃事件を受け、銃規制の必要性を訴えている。現地時間2025年12月14日、彼女は犠牲者へ追悼の意を表すとともに、投票の重要性をフォロワーに呼びかける投稿を行った。 ビリーは、インスタグラム・ス … 続きを読む
洋楽2025年12月16日
ポール・マッカートニーが、週末に起きたロブ・ライナー夫妻の衝撃的な死を受けて深い悲しみを示している。 映画監督ライナーと妻でプロデューサーのミシェル・シンガー・ライナーが米ロサンゼルスの自宅で死亡しているのが発見された翌日の現地時間20 … 続きを読む
J-POP2025年12月16日
野外ロックフェス【METROCK2026】の開催が決定した。 2026年のメトロックは、【EXPO 2025 大阪・関西万博】開催期間中の諸事情を考慮して2025年は実施を見送った大阪公演も復活し、東京・大阪の2都市での“完全体メトロッ … 続きを読む