Ito(PEOPLE 1)×中島颯太(FANTASTICS)が初対談、互いに共鳴したライブへの想い「その人の人生を変えられるくらいの熱量を届けたい」

2024年4月21日 / 23:00

 4月29日大阪城ホールにて開催されるFM802恒例ライブイベント【REQUESTAGE】。今年は、ASIAN KUNG-FU GENERATION、THE ORAL CIGARETTES、Vaundy、PEOPLE 1、FANTASTICSの5組が出演する。

 そして本イベントを前に、出演アーティストによる対談企画『REQUESTALK』がFM802でオンエアされた。Billboard JAPANでは、その貴重な対談を紹介する。今回は、PEOPLE 1からIto(Vo./Gt.)、そしてFANTASTICSから中島颯太(Vo.)が登場。初対面とは思えないほど終始和やかな雰囲気のなかで、お互いの印象や、ライブに対する想いなどを語った。

――はじめましての『REQUESTALK』お互いの印象とは

Ito:せっかくなんで、ちょっと馴れ馴れしいですけど。颯太君とお呼びしてもいいですか。

中島:もう、全然、颯ちゃんでも!

Ito:そんなこと、いいんすか!? じゃあ、せっかくなんで颯ちゃんで。

中島:僕、逆に何てお呼びしたら? Itoさんでいいですか。

Ito:OKです! さて、今回本当に初めましてですが、PEOPLE 1の印象は?

中島:ライブがかっこいいなって思います! 実は昔から聴いていて、「113号室」が出た当時も、聴いていました。

Ito:すごい! あざっす。

中島:1曲1曲の世界観が変わるのが本当にすごいなと思って。ライブの演出とか、曲の中でも照明入れるところと入れないところがあったり、あの作り方もすごいなって。あとは、ライブ中のItoさんと今のItoさんのこのギャップもかっこいいなって思います!

Ito:ありがとうございます! 僕も、スタッフさんに颯ちゃんを紹介された時、すごい優しくて、すごいナイスガイだって言われてたんですよ。ダンスボーカルグループの方とお話しする機会も、初めてですが、その前情報もあって、緊張せず、素の状態でしゃべれるから、すごいよかったと思います。

中島:うれしいです! 最初“EXILE TRIBE”ってどんな感じの人だろうって思われる方が多いですね。でも、本当にただの大阪人みたいな感じです(笑)

――Itoが中島の野望に触発「僕もやりたいこと、ちゃんと考えよう。」

Ito:僕は聞かれて困っちゃう質問になりますが……

中島:不安ですね……

Ito:颯ちゃんは今、役者やラジオの仕事もあるし、当然FANTASTICSとしての仕事もあるなかで、まだ、やれてない、野望はありますか?

中島:たくさんあります! 僕がまだ実現できてないのは、自分が作詞作曲した楽曲を、FANTASTICSでやりたいというのと、演技で言うと自分の主演作品をやりたい。あとは、趣味でやっているカメラとか、油絵もやってるんですけど、いつか、個展をやってみたいなって思います。

Ito:すごい…。そして僕と真逆過ぎて。

中島:そうなんですか。

Ito:僕は、趣味がなかなか見つからないというか、あまりないというか……。颯ちゃんは1人で行動できるタイプですか?

中島:1人でも行動はできます。散歩が好きで、音楽をひたすらヘッドホンで聴いたりとか、プライベート用にイヤモニも持ってるんですよ、僕。

Ito:すごい。僕、1人で目的を持ってどこかに行ったりするのが得意じゃないというか、今まであまりしてこなかったんで。

中島:家にいるのが好きってことですか?

Ito:家にいるというより、いつも決まった場所に行っちゃう。例えば、体を動かすために、今日ボウリングしたいなとかって思っても、なかなか行動に移せないかな。なんか新しいことを始める癖が付いてないから、それこそ、カメラとか絵とかも、すごいなと思って。いいなぁ、僕もやりたいこと、ちゃんと考えよう。

――中島が「逆にすごい…」と驚いたItoのライブ前の行動とは

中島:僕は、普段ライブとかで歌う前のルーティーンを、あまり持ってないタイプなんですが、Itoさんは、ライブ前とか必ずやることはありますか?

Ito:これがね……本当に申し訳ないんですけど、ないですね。プロ意識みたいなのは、絶対に持たなきゃいけないなと思って、最近は、本番1時間前くらいから、ちょっとずつ声を出しをしたり、ワンマンライブやイベントによって歌う時間が違うので、どうやったら、うまくピークを迎えられるのかを考えたりはします。あとは、すごく緊張していたり、本番前に何かあってテンションが低くなっていても、本番前になると、一回リセットして自分のテンションを上げていきます。僕らが楽しまないと、きっとお客さんも楽しめないし、僕らが緊張してるとお客さんも緊張しちゃうと思うので、それは意識してるかな。

中島:気持ちだけで一気に切り替えてますか? 何か見てとかじゃなく?

Ito:そうですね。楽屋出て、メンバーやサポートの人たちといるときに、“よし!”みたいな感じで切り替えるかな。日常をステージには持ち込まないようにしようと思ってる。

中島:僕の場合は、本番直前までしゃべってます。そのほうが気が楽というか。直前までお笑い芸人さんの動画見て笑っていたほうがリラックスできるとかありますけど、Itoさん(ルーティーン)何もなかったっすね。

Ito:ハハハ、ごめーん(笑)

中島:うそです、うそです(笑)。一気に切り替えるなんて、逆にすごいな、と思いました!

――ボーカリスト/フロントマンとして、2人がライブで一番大事にしていること

Ito:颯ちゃんはどうですか?

中島:僕は、ATSUSHIさんとか先輩方もそうなんですけど、ただ歌うだけじゃなく、ライブに来た人が“本当に楽しかったな、また明日から頑張れるな”って思ってもらえるように、MCも含めてですけど、その人の人生を変えれるぐらいの熱量は絶対に届けたいなって思います。そういう方が1人でもいる限り、やり続ける意味があると思っていて、それが多ければ多いほど嬉しいですね。

Ito:僕も思ったことは、ほぼ一緒だな。まだPEOPLE 1のことを知らない人とか、今回の【REQUESTAGE】でも初めて見てくれる人もたくさんいると思っていて。そういう初めましての人たちに、何か届くようなことをしたい。でも、MCでは限られているので、表情や、パフォーマンスから、少しでも何か伝わったらいいな、と。その気持ちはお互い忘れずにいきたいね。

中島:間違いないですね。

Ito:というわけで、4月29日【REQUESTAGE】で再会しましょう!

中島:楽しみですね!

Ito:「颯ちゃーん!」って言っても無視しないでね(笑)。

中島:もちろんですよ。「Itoさん!」って言います。僕、思ったより仲いい感じでいくので、引かないでくださいね(笑)。

◎イベント情報
【FM802 35th ANNIVERSARY “Be FUNKY!!” SPECIAL LIVE 紀陽銀行 presents REQUESTAGE 2024】
2024年4月29日(月・祝)大阪・大阪城ホール
OPEN 14:30 START 15:30
https://funky802.com/requestage/


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