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現地時間2024年4月12日~14日にかけて、米カリフォルニア州インディオにて野外音楽フェスティバル【コーチェラ・バレー・ミュージック&アート・フェスティバル2024】のウィークエンド1が、ヘッドライナーにラナ・デル・レイ、タイラー・ザ・クリエイター、ドージャ・キャットを迎えて開催された。ここでは、2日目の<Coachella Stage>で再集結したノー・ダウトのBillboard JAPAN特派員による現地レポートをお届けする。
今年のラインナップが解禁された際、リユニオン枠として発表されたノー・ダウト。メンバーのグウェン・ステファニーが2004年からソロ活動を始動したことで、ノー・ダウトしてのライブは激減し解散宣言はしていないものの、直近のライブは2015年9月の【カーブー・フェスティバル】まで遡る。そんな9年ぶりのステージとしてバンドの地元であるアナハイムから車で2時間の【コーチェラ】を選んだのは多くのファンにとって納得できるものだろう。
幸運にもこれまで何度かノー・ダウトのライブに参加したことのある筆者は、花道やBステージを使うと予想し、花道近くの位置を確保した。周囲には初めてノー・ダウトを観ることを楽しみしている若いファンや、登場するのを今かと待つ親子のファンもいた。ほぼ予定時間に暗転すると、両脇のスクリーンに左からトム・デュモント、グウェン・ステファニー、トニー・カナル、エイドリアン・ヤングのシルエットが映し出された。「ヘラ・グッド」のイントロのドラムと特徴的なベースラインと共にBステージから4人が登場する演出に意表を突かれたファンも多かっただろう。ノー・ダウトの特徴と言えるチェック柄にスパンコールがあしらわれた、独特なカットの衣装を着たグウェンが「コーチェラー、2024!ここにいるみんな、1人残らず全員が私と一緒にジャンプして!」と言うと、観客は一斉に縦揺れした。
メイン・ステージに戻ると、もうすぐ発売30周年となる『トラジック・キングダム』から「サンデー・モーニング」が2曲目、2000年リリースの『リターン・オブ・サターン』から「エックス・ガールフレンド」が3曲目に続いた。グウェンがMCで「コーチェラー、2024!ノスタルジックというか、一緒に歌おうっていう空気感を感じます。トニー、トム、ガブリエル、エイドリアン、スティーヴン、これが私の人生です」と話すと、トーク・トークのカバー曲「イッツ・マイ・ライフ」に突入。「ディファレント・ピープル」や「トータル・ヘイト ’95」といった往年の曲を挟み、トロンボーンのスティーヴン・ブラッドリーが「バスウォーター」のイントロを奏でるとゲストのオリヴィア・ロドリゴが登場。歌い出しの低音が難しい曲だが、オリヴィアとグウェンの2人で交互に歌って盛り上げた。
バンド・メンバーが「ワン・ステップ・ビヨンド」を演奏した後、衣装替えしたグウェンがBステージに再び登場し、「シンプル・カインド・オブ・ライフ」を熱唱。メイン・ステージに戻ると、コーラス部分を観客が合唱した「アンダーニース・イット・オール」、グウェンが「オールド・スクールな曲」と紹介した「ハッピー・ナウ?」や「ニュー」と続いた。
そして、MCで「今日メイクしている時に、こう考えてたの。今、本当にこんなことが起きているんだ。私は確実にみんなと未来にいる。次の曲はカリフォルニア州アナハイムにあるビーコン・ストリートで書いた。みんなが判断することかもしれないけど、私はこの曲はこれまで以上に今日的な意味を帯びていると思う」とグウェンが述べると、「ジャスト・ア・ガール」の特徴的なギターのメロディーが。イントロではグウェンが腕立て伏せを披露する一幕も。男性オーディエンスだけで「アイム・ジャスト・ア・ガール」と歌うと、女性オーディエンスだけで歌う際、グウェンがステージ右手の照明に上に。観ているこちらはヒヤッとするが、以前と変わらず盛り上げ方が上手い。そしてエモーショナルな「ドント・スピーク」、「スパイダーウェブス」と畳み掛け、70分強のパフォーマンスを終えた。
グウェンも他のメンバーも、ステージの端から端まで動き回ったり、全力でパフォーマンスしていて、体力も演奏も全くブランクを感じさせなかった。最近のインタビューで、ノー・ダウトの今後は未定だと話しているが、バンドが作る新しい音楽、それに伴うツアーも行って欲しいと思うほど満足度の高いライブだった。
Photo: Ashley Osborn (@ashleyosborn) / Courtesy of Coachella
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