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半世紀前の1974年4月6日、ABBAが【ユーロビジョン・ソング・コンテスト】で「Waterloo」(邦題:「恋のウォータールー」)のパフォーマンスを披露し、勝利を掴んだ。「ウォータールー(ワーテルロー)の戦いで、ナポレオンは降伏したけれど、私も自分の運命に出会ったんだ、そんな風に」と始まる軽快なラブソングだ。
このスウェーデンの4人組が大勝利を収めてから50年が経った現地時間2024年4月6日、英ロンドンのウォータールー駅で合唱団がこの楽曲を通勤客のために披露した。(この駅も、フランスの指導者だったナポレオンが1815年に敗北した戦いにちなんで名づけられている。)また、1974年に【ユーロビジョン】が開催された英国の海岸沿いの町ブライトンでは、ファンがフラッシュモブ・ダンスとサイレントABBAディスコで記念日を盛り上げた。
【ユーロビジョン】での勝利はABBAをポップ界の頂点に押し上げ、彼らはこの歴史的音楽コンテストで優勝した中で最も成功したグループとなった。2023年大会でスウェーデンの歌手ロリーンが「Tattoo」で優勝したことから、今年の【ユーロビジョン・ファイナル】は2024年5月11日にスウェーデンのマルメで開催される。
ABBAのメロディック・ディスコ・ポップは世界中で何億枚ものレコードを売り上げた。グループの楽曲を基にした舞台ミュージカル『マンマ・ミーア!』は25年の歴史を持ち、2本の映画を生んだ。
グループのメンバーは40年間ライブ活動を行っていなかったが、2021年にカムバック・アルバム『ヴォヤージ』をリリースした。2022年に英ロンドンで開幕した大ヒット・ショー【アバ・ヴォヤージ】では、デジタル“アバ(ABBA)ターズ”によるコンサートに連日ファンが足を運んでいる。
4月6日に公開されたファンに向けた感謝のメッセージで、4人のメンバーは、自分たちの楽曲が世代を超えて受け継がれ、“いまだに世界中で響いている”ことを知り、“少しめまいがするが、深く謙虚な気持ちになる”と述べた。
アグネタ・フォルツコグ、ビョルン・ウルヴァース、ベニー・アンダーソン、アンニ=フリード・リングスタッドは、「大人になる過程で、あるいは以後の人生で発見し、好きになった音楽は、いつまでも心に残るものです。私たちも皆さんと同じ体験を分かち合ってきましたし、自分たちの音楽が皆さんの生活において持続するものとなっていることを知るのは素晴らしいことです」とコメントしている。
スウェーデンのストックホルムでは、同国の著名アーティスト、21人編成のバンド、そして大合唱団が出演する『En fest för ABBA』(ABBAのためのパーティー)と題されたトリビュート・コンサートが6日に放送されたそうだ。主催者は、北欧の音楽シーンを“永遠に ”変えたグループに敬意を表するものだと語った。このコンサートをテレビとストリーミングで生中継したスウェーデンの公共放送局SVTは、「1974年4月6日はスウェーデンの国民的音楽の日と捉えている人もいる」と述べた。
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