【第66回グラミー賞】シザ、“高熱を出したときの夢みたいな”華々しい一夜を振り返り3部門での受賞に感謝

2024年2月7日 / 15:45

 現地時間2024年2月4日に行われた【第66回グラミー賞】で3部門での受賞を果たしたシザが、次の日の夜にインスタグラムを更新し、授賞式での“高熱を出したときの夢みたいな”華々しい一夜を振り返りながら自身の成功と称賛に不可欠な役割を果たした人々に感謝の意を表した。

 授賞式での写真や動画を数点公開した彼女は、「何もないところからこのアルバムを一緒に作り上げてくれたすべての人にありがとう。私の楽曲を聴いてくれた人、何度も何度もチャートで急上昇させてくれてありがとう。部屋、会話、そして夢にも思わなかったようなステージに立たせてくれてありがとう。上からの唯一の道は、より高いところに向かっています」と綴った。

 今年の【グラミー賞】で最多の9ノミネートを受けていた彼女は、<最優秀R&B楽曲>(「Snooze」)、<最優秀プログレッシブ・R&B・アルバム>(『SOS』)、<最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)>(フィービー・ブリジャーズとの「Ghost in the Machine」)の3部門で受賞した。

 米ハリウッド・リポーターに対し彼女は、「昨晩にまだいる感じなので、まだ何も感じていません。あまり今日って感じがしないんです。でも、今日が(2月)5日であることにとても感謝しているし、ホッとしています。(2月)4日は生き延びました。全国放送で大失敗することもなく、本当に感謝しています」と述べ、「もし私が何も受賞していなかったとしても、何かひとつでも受賞していなかったとしても、ただ昨晩を生き延びられたことだけでもとても感謝していたと思います。だから、最も親しい友人の一人であるリゾが私に賞を贈ってくれて、さらに2つほど賞を持って帰れるなんて、本当にすごいです。高熱を出したときの夢みたいな感じです、要は」と話していた。

 米ビルボードは、シザが<最優秀アルバム>部門でテイラー・スウィフトの『ミッドナイツ』に敗れたことを、この夜の【グラミー賞】における最大の冷遇のひとつに挙げた。このことについて思うところはあるかと聞かれた彼女は、「意外とないですね。3つ受賞できて感謝しています。ゼロのまま終わっていたかもしれないのにそうではなかったのでありがたいです。両親に見てもらえましたし、テレビの生放送で大失敗しませんでしたし、そこがとても怖かったんですよ。とても大きな恐怖に立ち向かったので、全部上手くいって純粋に嬉しいです。そしてみんなよかったなって思うんです」と答えている。

 シザの<最優秀R&B楽曲>受賞のプレゼンターとして、リゾが珍しく公の場に登場し、二人は温かい抱擁を交わした。受賞スピーチでシザは、10年ほど前に二人で小さなツアーを行っていた頃を回想し、その後業界のスーパースターとして二人がどれだけ成長したかについて語った。

 現在ダンサーから訴訟を起こされており、表舞台から遠ざかっているリゾだが、シザの好意に応えるべく、2月5日に心のこもった投稿で友人を祝福した。「私の美しい友人であるソラーナを祝福したい。彼女は何百万人もの人々を感動させるアルバムを作り、深く感じることを恐れない多くの女性のための声を生み出した。“SOS”は、成長、悲しみ、罪の告白、そしてグッドな日々さえも難なく示す楽曲からなる輝かしい独白です)」と彼女は綴り、「昨夜も言ったけど、もう一度言います。私たちはあなたを必要としています、シザ、あなたは世代のアーティストであり、唯一無二の声であり、時代を超えた詩人です。あなたが【グラミー賞】のステージで花を咲かせたことはとても嬉しいけれど、本当のトロフィーはあなたの才能です。だからこそ、私たちはあなたに感謝します。あなたを誇りに思うし、深く愛しているよ!SIZZO SUPREMACY (シゾ至上主義)@sza」と続けた。

◎番組情報
『第66回グラミー賞授賞式(R)』(字幕版)
2024年3月16日(土)17:45~、WOWOWライブにて放送
※WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信中(2024年5月4日(土)23:59まで)


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