【米ビルボード・アルバム・チャート】21サヴェージ『アメリカン・ドリーム』2週連続1位、グリーン・デイ初登場4位

2024年1月29日 / 10:00

 21サヴェージの『アメリカン・ドリーム』が2週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 先週1位に初登場した『アメリカン・ドリーム』は、今週の集計期間(2024年1月19日~1月25日)にアルバム・ストリーミングが77,000(40%減少)、アルバム・セールスが1,000(72%減少)をそれぞれ記録して、合計78,000ユニット(40%減少)を獲得。週間ストリーミングは全15曲で1億316万回を記録した。

 Billboard 200で首位を獲得した4作中、2週目の首位を獲得したのは『アイ・アム>アイ・ワズ』以来約6年ぶり、2作目のタイトルで、現時点での自己最長記録となる。

2週『アイ・アム>アイ・ワズ』(2018年)
1週『Savage Mode II with メトロ・ブーミン』(2020年)
1週『ハー・ロス with ドレイク』(2022年)
2週『アメリカン・ドリーム』(2024年)

 モーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』(63,000ユニット / 4%増加)は先週の3位から2位、ドレイクの 『フォー・オール・ザ・ドッグス』(53,000ユニット / 1%増加)も4位から3位にそれぞれワンランクアップして、今週4位にはグリーン・デイのニュー・アルバム『セーヴィアーズ』が初登場した。

 『セーヴィアーズ』は、2020年2月に発表した前作『ファザー・オブ・オール…』以来約4年ぶり、通算14作目のスタジオ・アルバムで、以下に続く12作目のTOP10入りを果たした。

2位『ドゥーキー』(1994年)
2位『インソムニアック』(1995年)
10位『ニムロッド』(1997年)
4位『ウォーニング』(2000年)
1位『アメリカン・イディオット』(2004年)
8位『ブレット・イン・ア・バイブル』(2005年)
1位『21世紀のブレイクダウン』(2009年)
2位『ウノ!』(2012年)
9位『ドス!』(2012年)
1位『レボリューション・レディオ』(2016年)
4位『ファザー・オブ・オール…』(2020年)
4位『セーヴィアーズ』(2024年)

 グリーン・デイの作品が初めてBillboard 200にランクインしたのは、『ドゥーキー』が127位にデビューした1994年2月19日付で、約1年後の1995年1月28日付で最高2位まで上り詰めた。

『セーヴィアーズ』の初動ユニットは49,000で、その内訳はアルバム・セールスが39,000(今週のトップ・セールス)、アルバム・ストリーミングが9,500(全15曲で1,225万回)、トラックによるユニットは500だった。

 本作からは、リード・シングルの「アメリカン・ドリーム・イズ・キリング・ミー」がオルタナティブ・エアプレイ・チャートで2位を記録して、通算25曲目のTOP10入りを果たしている。

 ノア・カハンの『スティック・シーズン』(48,000ユニット / 7%増加)は6位から5位、テイラー・スウィフトの『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』(47,000ユニット / 6%減少)は5位から6位に順位を入れ替えて、シザの『SOS』(41,000ユニット / 1%減少)は9位から7位に上昇した。

 ニッキー・ミナージュの『ピンク・フライデー2』(39,000ユニット / 11%減少)は7位から8位に順位を下げて、ザック・ブライアンの『ザック・ブライアン』(38,000ユニット / 4%増加)は先週の12位から9位にTOP10復帰した。10位は、テイラー・スウィフトの『ラヴァー』(38,000ユニット / 2%減少)が同位をキープしている。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは2月2日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『アメリカン・ドリーム』21サヴェージ
2位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォレン
3位『フォー・オール・ザ・ドッグス』ドレイク
4位『セーヴィアーズ』グリーン・デイ
5位『スティック・シーズン』ノア・カハン
6位『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』テイラー・スウィフト
7位『SOS』シザ
8位『ピンク・フライデー2』ニッキー・ミナージュ
9位『ザック・ブライアン』ザック・ブライアン
10位『ラヴァー』テイラー・スウィフト


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