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今週の洋楽まとめニュースはテイラー・スウィフトに関する話題から。テイラーの映画『THE ERAS TOUR』がでコンサート/ドキュメンタリー映画として史上最高の興行収入を記録した。
米ハリウッド・リポーター誌によると、この3時間のコンサート・ドキュメンタリーは、2023年後半に期間限定で公開された後、最近中国で劇場公開されたことで、コンサートとドキュメンタリー映画の中で歴代1位となった。『THE ERAS TOUR』が昨年12月31日に公開された後、中国での興行収入が870万ドル(約12億5,000万円)に達した。これによって総興行収入は2億6,160万ドル(約375億8,000万円)を突破し、これまでの最高興行収入だった、故マイケル・ジャクソン死後の2009年に公開された『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の2億6,120万ドル(約375億2,300万円)を追い越した。
テイラー・スウィフト、コンサート映画『THE ERAS TOUR』が故マイケル・ジャクソンの歴代興行記録を更新
2023年秋に、BABYMETAL、マキシマム ザ ホルモン、YOASOBIらのアーティストが集結した大型フェス【NEX_FEST】を開催し、話題を呼んだブリング・ミー・ザ・ホライズン(BMTH)が、新曲「クール・エイド」をリリースした。
年末にキーボードのジョーダン・フィッシュの脱退を発表し、新たな体制となったBMTH。「クール・エイド」は、昨年発表された「アーメン!feat. リル・ウージー・ヴァート&ダリル・パルンボ・オブ・グラスジョー」「ダークサイド」に続き、PaleduskのDAIDAIがソングライティングとプロダクションに参加。ヘヴィーなリフと疾走感溢れる展開が際立ち、新年、そしてBMTHの新たな一章の幕開けにふさわしい楽曲に仕上がっているとのこと。同曲は今年リリース予定の新作アルバムに収録予定だ。
ブリング・ミー・ザ・ホライズン、新体制になり初めての新曲「クール・エイド」をリリース
故プリンスが1984年にオリジナル映画『パープル・レイン』とサウンドトラック・アルバムを発表してから約40年、この時代を決定づけた物語が舞台化される。
現地時間2024年1月8日に米ザ・ハリウッド・リポーターが伝えたところによると、『パープル・レイン』の舞台化が開発中で、ワールド・プレミアも予定されているという。この舞台化では、プリンスが作曲し、【ピューリッツァー賞】のファイナリストであり、現在ブロードウェイで好評を博しているドラマ『Appropriate』を上演中のブランデン・ジェイコブス=ジェンキンズが脚本を担当する。ジェイコブス=ジェンキンズの台本は、アルバート・マグノリ(オリジナル映画の監督も務めた)とウィリアム・ブリンによって書かれた『パープル・レイン』のオリジナル脚本に基づいている。2022年に『The Skin of Our Teeth』で【トニー賞】<演劇演出賞>にノミネートされたリリアナ・ブレイン=クルスが監督を務め、【トニー賞】受賞者のオリン・ウルフが製作を担当する。
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、ジャック・ハーロウの「ラヴィン・オン・ミー」が返り咲き、2週目の首位を獲得した。2023年12月2日付で1位に初登場した「ラヴィン・オン・ミー」は、翌週からホリデー・ソングが上位にランクインしたため、5週間トップの座を明け渡すことになったが、今週は集計期間がクリスマス・ウィーク以降初のチャートということで、ホリデー・ソングが一掃されて先週の9位から1位に上昇し、2週目の首位を獲得した。
また、ドージャ・キャットの新曲「アゴラ・ヒルズ」が先週の35位から上昇して10位にチャートインし、最高位更新と初のTOP10入りを果たした。
【米ビルボード・ソング・チャート】ジャック・ハーロウ「ラヴィン・オン・ミー」通算2週目首位、ドージャ・キャット「アゴラ・ヒルズ」初TOP10入り
そして、アルバム・チャートではテイラー・スウィフトの『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』が通算6週目の首位を獲得。テイラーは、今週その他にも『ミッドナイツ』が5位、『ラヴァー』が6位、『フォークロア』を10位にランクインさせていて、4枚のアルバムを同時(同週)にTOP10入りさせている。
また、今週TOP10にランクインした10作のうち8作はリパブリック・レコードからリリースされた作品で、ルミネートが電子集計をはじめた1991年5月25日付以降のチャートでは最多記録を更新した。これまでの最多記録は7作で、過去に6回TOP10に7作をランクインさせたことがあるが、8作は今週が初の記録となる。
【米ビルボード・アルバム・チャート】テイラー・スウィフト、『1989』再録版で通算6週目の1位&TOP10に4作送り込む
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